メキシコで一番物価の高い町ティファナへお買い物【北米縦断・原付二種の旅 162日目】
メキシコのティファナへお土産を買いに行く
クニさんの話しを聞いてティファナへ観光で行ってみたくなったんだ。メキシコの中では最低と言われてる町なんだけど、最低っていうのは治安ではなくて、観光客があまりに多く来る為に外貨を稼ぎたくて商売っ気がすごくてメキシコらしくないってことね。
おれもティファナの町はスルーしたのだけど、宿にもうひとりいるバイクで旅する日本人もティファナの町はスルーしたから行ってみたいって。だから一緒に観光しに行く事にしたんだ。
サンディエゴのダウンタウンを少し歩いてからティファナへ向かった。国境をいとも簡単に越えるとそこはもうメキシコ。ほぼノーチェックだね。
怪しい日本語を連発するメキシコ人
すぐさまお土産屋が出て来て、「ビンボープライス。」とか「チョットコイ。」とか変な日本語で店へ誘われる。凝った呼び声も中にはあって、「ビートタケシさん。」とか「ハラキリプライス。」とか「モッテケドロボー。」とか「チビマルコチャン。」とか、もっと凄い事も言われたけど、公には口に出来ない恥ずかしさ・・。
アジアと違って、覚えた言葉を単発で使うのだけど、いったいその単語はどこから覚えたんだ?っていうくらい変なものが多かったよ。
呼び込みはかなり強引でしつこいよ。お土産を買うために、何軒ものお店で商品を見たけど、見始めるとなかなか逃がしてくれないしね。俺はそういうつもりで行ったからあんまり気にしなかったけど、ウザったい町だと思うよ。
ジャパンムーブメントのスイス製腕時計
いくつかお土産を買ったけど、最初の言い値の1/3にはなるみたい。もちろんかなり粘ったり、冗談言ったり、帰るフリしたりしなきゃいけないんだけど、値段はどんどん下がる下がる。
欲しかったなんちゃってローレックスは、手にとって見せて貰うと安っぽすぎだった。妙に軽くてさ。やっぱり精密機器の作りは、アジアの方が数段上な気がしたよ。
ローレックスよりも、スイスの時計の方がいい出来具合だったから見せてもらったら、店員もあんまり知らないみたいで、イタリー、イタリーとか言ってた。時計にはスイスって書いてあるのに!
そのスイスの時計を裏返すと、裏にはジャパンムーブメントって書いてあった。シチズンかセイコーか・・・。店員にジャパンムーブメントだねって言ったら、それでもイタリーだって言い張ってたけどね。
売春婦が立ち並ぶ裏通り
昼間はこんな感じで冷やかしを楽しんで、夜になってから少し裏の通りへ行ってみたんだ。名物通りにいる売春婦の数は凄いね。数メートルおきに立ってるんだ。キレイな人からそうでもない人、普通っぽい人、若い娘からおばさんまで。さすがに写真は撮れなかったな。
やっぱりなんだかさ、問題ありだよねこの風景。もちろん俺は買わないし、バイクの彼も買わないけどさ、なんていうかねイヤなもん見たなぁって感じ。歩いてるとたまにチョッカイだされるしね。買う気もないので、適当にウロウロしてから帰る事にしたよ。
サンディエゴに入る前にご飯を少し食べて、それから宿に戻った。ティファナってやっぱり特殊な町だと感じたよ。バハの下の方と全然人の雰囲気が違うんだもん。
オーシャンビーチのホステル
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