Zenfone3〜USB充電ポート&電池の交換手順(ZE520KL)

今さらですが、充電が出来なくなっていたASUSのZenfone3(ZE520KL)のUSB充電ポートの基盤とバッテリーを交換しました。バイクのハンドルに取り付けてナビ用として復活させるためです。Zenfone3(ZE520KL)の電池やバッテリー交換手順はYoutubeでもいろいろ上がっていますが、あらためてやり方を書いておきたいと思います。
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ASUS Zenfone3(ZE520KL)の裏蓋の開け方
Zenfone3(ZE520KL)の裏蓋は両面テープで接着してあるため簡単にあけられません。背面カバーののフチにテープがついているため、まずそこをヒートガンやドライヤーであたためます。

ヒートガン(なければドライヤー)で粘着テープがついている場所をあたためます。テープが熱で緩くなるくらいで良いです。触れないほど暑くする必要はありません。

吸盤や細いドライバーなどで少し裏蓋を持ち上げ、薄い金属やプラスチックを挟みます。スマホ用工具の金属の薄いものでやりましたが、トランプやラミネートなど薄くてしっかりしていれば大丈夫です。

少しずつスライドさせながら両面テープと裏蓋を分離させていきます。取れにくいところはヒートガンで少しあたためればすぐ取れます。

裏蓋が取れました。本体のボタンがついていない側にアンテナケーブルがあるので切らないように注意してください。

スマホの裏蓋のこびりついた両面テープを除去する
フタにこびりついたテープは、指でこすったり洗剤でこすったりしている方が多いですが、私はミツワのソルベントというシール剥がしにつかえる溶剤を使っています。
溶剤をティッシュなどにつけてまわりについている粘着部分をはがしていきます。

ミツワソルベントはもともとペーパーセメントという紙用の接着剤の溶剤で、シールや両面テープなどの粘着面を比較的簡単に落とすことができます。

Zenfone3(ZE520KL)のバッテリー交換をする
USB充電ポートの基盤も交換したいのですが、まずバッテリー部分からやっていくことにしました。裏蓋をとったら指紋認証のまわりにあるネジを取っていきます。

ネジが取り終わったら指紋認証のある基板をごそっと外します。基板との接続部も外して下さい。指紋認証の基板とメイン基板の接続はここだけです。

パチッとかんでいるところもあるので、丁寧に上に持ち上げて外して下さい。

外れました。

次にバッテリーを外します。バッテリーとメイン基板の接続部分を外し、バッテリー下側から出ている両面テープを引っ張ります。びよーんと両面テープが伸びながら取ることが出来ます。

が・・・、左側が切れてしまって取れなかったので、少し熱して外しました・・・。

バッテリーを外したところです。上側の両面テープは綺麗にとれましたが、下側にバッテリーを固定する両面テープが切れてのこっていますね。

新しいバッテリーと取り外したバッテリーです。アマゾンへのバッテリーの検索リンクを貼っておきますが、ASUS純正が欲しい場合はヤフオクとかのほうがあると思います。

バッテリーの交換だけであれば、バッテリーをスマホの電池固定用の両面テープで貼って固定して元に戻せば完成です。私のZenfone3(ZE520KL)はUSB充電コネクタもダメになっているので、引き続きそちらの作業を進めます。
Zenfone3(ZE520KL)のUSB充電ポートの基盤交換
バッテリー交換だけであれば、なんとか裸眼でも作業できるのですが、USB充電ポート部分の基板交換はハンダ付けもあり老眼には厳しいので、拡大鏡を使う事にしました。この拡大鏡は父に頼まれて買った物ですが、よく見えるので私も細かい作業をする時は借りてきます。プラレンズで1.2倍、1.8倍、2.5倍、3.5倍のレンズが付いています。私の用途では1.2倍で十分事足りています。LEDランプ使ったことないので分かりませんが、かなり重宝しています。

まずUSB充電ポート部分のカバーを外します。バッテリーが外れていますが、USBポートの基盤交換だけであれば、バッテリーを外す必要はありません。

アンテナ線はすでに外してしまいましたが、丸のかこってあるケーブルを外します。下側から行くと、バイブの線(赤と青)はハンダゴテが必要です。

ケーブル類を基盤から外していきます。

とりはずした基盤です。USBポートの中は右側部分がかなり欠損していますが、充電ケーブル破損によりショートして焼けてしまったか、固着したのを外す時に壊れたかなのだと思います。

ケーブルを全て外せばUSB充電ポート部分が取り外せます。下が取り外したもので、上が中華の補修部品です。Zenfone3(ZE520KL)のアマゾンでの補修部品のリンクを貼っておきますが、どれも中国からの直送だと思いますので品質等は分かりません。(ちなみに今回買ったものは動作はしましたが、ぴったりとハマりませんでした)

新しい基盤を取り付けますが、なんか上手くハマりません・・・。古いので試すとスムーズに入るので、代用品の基盤の作りが悪いのでしょう・・・。穴が合う位置まで強めに押し込んで装着しました。

赤い線と青い線をつなげないとバイブが使えなくなりますので、所定の位置にハンダ付けします。

その他の線も元に戻しました。

先ほど電池も外してあったので、新しい電池も入れて元に戻しました。この状態でいったん起動や充電が出来るかチェックしました。

背面カバーを貼るための両面テープを準備します。2mm幅の液晶パネル用粘着テープを使いました。

ぐるっとに背面カバーに貼りました。もう古い物なので、かなりテキトウです。

あとは背面カバーをほんたいに接着すれば完成。

無事に起動も充電も出来ました。充電ポートはユルユルからキツキツになりりました!

Zenfone3(ZE520KL)が復活したので、バイクのナビ用としてハンドルに取り付け、テザリングで運用していきたいと思っています!
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