お散歩カメラに超オススメ!フジフィルムX-S10
先日フジフィルムのミラーレスカメラ・X-S10を購入し、イルミネーションを撮影してきました。
その後、昼や夜に色々と撮影してみましたが、細やかな部分の再現性も素晴らしく、お気に入りのカメラになりました。
大きさもコンパクトなのに持ちやすく、ボディー内手ぶれ補正がついて使い勝手がとても良いです。
最新のAPS-CセンサーであるX-Trans CMOS 4搭載で髪の毛1本までの再現性も良く、性能の割には価格も抑えめなのも嬉しいカメラです。
カテゴリー分けでは中級者向けのミラーレスカメラにですが、カメラ1つ、レンズ1つをぶら下げて歩く散策用カメラとして素とても使いやすい!
本当にオススメできるカメラですので、フジフィルムのミラーレスカメラ・X-S10をほんの少しですが実際に撮った写真の作例を交えて紹介したいと思います!
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X-Trans CMOS 4センサーのきめ細やかな再現性が素晴らしいX-S10!
最新のセンサーであるX-Trans CMOS 4は、光の当たったきめ細やかな女性の髪などの再現性も素晴らしいです。
女性の髪は残念ながら写真掲載が出来ないのですが、髪の毛とてもが綺麗に写っていました。
女性の髪の代わりにはならないかも知れませんが、先日河原で焼いたハンバーグの写真をご覧ください。
油の飛び散り再現性や臨場感がよく出ていてビックリしました。(この写真だけクリックで大きめの写真が見れるようにしてあります)
コンパクトで気軽にお散歩に持ち出せるX-S10
細部までよく写るカメラのフジフィルムのミラーレスカメラ・X-S10ですが、サイズはとてもコンパクト。
フルサイズミラーレスが流行ってはいますが、APS-Cサイズのセンサーでも満足度は高いです。
私のようにお散歩しながらパシャパシャと撮る人は、コンパクトで軽いカメラの方が機動性があっていいのです。
旅行先で使うような人にもオススメできます。手に持つとこんな大きさで、小さいながらも持ちやすいのが分かるでしょうか。
手に持っているだけだと分かりにくいので、フルサイズ一眼レフカメラと比較してみました。キヤノン5DMark3とはこれだけの大きさの違いがあります。
一眼レフカメラには一眼レフカメラの良さがあるのでどちらが良いとは言えないのですが、気軽に持ち出ししやすいのは分かってもらえるかなと思います。
特に私はバイクで出かける事も多く、バイクだと一眼レフカメラは大きすぎてかさばるため持っていきません。
ウエストバッグにも入る大きさというのが絶対条件なのです。ハイキングが趣味の歩く方にも良さそうですね。
フジらしさを残しつつ使いやすくデザインしたボディ
フジフィルムのカメラは、昔のレトロなカメラを彷彿とさせるデザインが受け入れられています。
X-S10は少し近代的な要素も入っていますが、それでも角張ったデザインを残しつつ握りやすいボディーは魅力的に感じます。
丸みを帯びたキヤノン機や先進的なイメージのソニー機とは違ってフィルムカメラにも見えるデザインは趣があります。
フジフィルムのこの角張ったデザインのカメラが好きという人も多いんですよ。
グリップ付きなので大きめのレンズでもしっかり握れる
レトロなデザインを少し失った部分がシャッターのついているグリップ部分です。少し近代的な要素がはいり今っぽくなりました。
しかし写真を撮ったり、カメラを手に持って持ち運ぶにはとてもいい形状です。
持ちやすさだけでなく本体の剛性もなかなかしっかりしているので、少し大きめのレンズを付けても違和感なく撮影することが出来るのも良いところです。
違和感のない操作性になった
フジフィルムのカメラの操作系は特徴あるものでしたが、普通のモードダイヤルに変更されて一般的ものになりました。
また、グリップが付いていることにより、シャッターボタンまわりにも余裕ができて、ボタン配置も良くなっています。
特にISO感度のボタンは上限を3つ設定してあるAUTOモードへすぐアクセスできるので、シャッタースピードを意識して使いやすくなりました。
後ほど触れますがボディー内手ぶれ補正を上手に使うために、感度をすぐに変更できるのがとってもいいです。
写真撮影では不評のバリアングル液晶
かつてキヤノン機でバリアングル液晶を使ったことがあるので、悪い印象は持っていなかったのですが、使ってみるとやはり写真を撮るのであればチルトがいいと感じました。
今はカメラで動画を撮影する人も多いので、広く売るためにはバリアングル液晶がベストなのでしょうけれど・・・。
昔のバリアングル液晶よりも使い勝手が悪いのは、液晶が大きくなっていることもあるかなと思います。大きなフタを開閉するだけでもおっくうです。
三脚使用でしっかり構図を決めて撮る場合には全く問題ないですが、チルトですぐにローアングルやハイアングルで撮れるのは便利だったなと。
ただ、歩いて撮っている分には慣れますね。ファインダーを覗いて写真を撮れば問題ないからです。
ローアングルやハイアングルで撮りたい時だけバリアングルを使うスタイルになっていくと思います。
バイクの場合は少し微妙です。ヘルメットをかぶっているためファインダーがのぞけません。
そのため液晶に頼ることになるのですが、グローブを付けたまま操作することが多いため、チルトの方が便利だったなぁと思ってしまうところです。
フジカラーらしい色味が出しやすい
フジカラー機の特徴であるフィルムシミュレーションはやはり秀一で、撮ってすぐにJPGで写真を楽しみたいという方には使い勝手がいいと思います。
発色の違うフィルムを使うような感覚で、鮮やかなトーンの写真で撮ったり、落ちついた色味の写真で撮ったりすることが出来ます。いくつかの中から好みの発色を選べるのがとてもいいです。
もちろんRAWで撮って好みの色に自分で現像をすることも出来ます。
RAWであればどのメーカーのカメラでも好みの色を作っていけると思いますが、フジフィルムのカメラは明るい発色?鮮やか?ちょっと軽い感じ?(なんと表現したらいいのか・・・)に調整しやすいかなーと思っています。
個人的には渋い感じより好きなので気に入っているところです。
ボディー内手ぶれ補正でレンズを選ばす夜景撮影が楽しくなる
フジフィルムのミラーレスカメラ・X-S10の一番の特徴はボディー内手ぶれ補正を搭載したことです。
フジフィルムはボディー内手ぶれ補正の後発メーカーなので、ハイエンド機にしか搭載がされていませんでした。
しかしmボディー内手ぶれ補正が、手が届きやすいお値段の中級機と呼ばれるグレードのカメラに搭載されたのです!
フジフィルムのレンズは手ぶれ補正機能を搭載していないものも多いんです。
好みの描写をするレンズで夜景を撮ろうと思っても三脚が必要になったり、手持ちでは絞りを開放にしても限界がありました。
しかしこの機能によって、普通に撮っている分にはほとんど手ぶれで失敗しません!
カメラに任せて綺麗な写真を失敗をあまりせずに撮ることが出来るのは、散策でパシャパシャと歩きながら撮って行くスタイルにはありがたいのです。
登山やハイキング、バイクツーリングなどで、三脚なしで滝や川が流れているように撮影出来るようになったの嬉しいところです!
ひっそりとストロボもついている
他のフジフィルムのミラーレスと同じように、一眼レフカメラでいうところのペンタプリズム部はストロボになっています。
夜景撮影でもブレなくなり、逆光でも比較的綺麗に写るようになった今、あったことも忘れてしまうストロボですが、上手く使えば効果的な写真が撮れる・・・かもしれません。
(以前試しに内蔵ストロボで日中シンクロを試してみましたが、うまく撮れませんでしたが・・・。)
電池の持ちは今一歩なので予備が必ず必要
電池はフジフィルムの標準的なものがついています。このタイプは以前のカメラではそこそこ長持ちしたのですが、X-S10では消耗が早いです。(上位機種のX-T4は大型のバッテリーを搭載してました)
この電池はいくつも持っているので、予備を持っていけば良いだけなのですが、歩きながらの夜景撮影を2〜3時間しているだけでも電池交換が必要になります。
フジフィルムX-S10+レンズ1本で手軽に綺麗な写真が撮れるのが魅力
写りの良く扱いやすいフジフィルムのX-S10は本当にいいカメラです。中級機の価格で、センサーや手ぶれ補正機能など、上位機種と同等のものを装備しているのも嬉しいですね。
フジフィルムのカメラのデザインが好きであれば、間違いなくオススメできるカメラです!
X-S10を持ってブラブラと気軽な装備でイルミネーションを撮りに行った日記も是非ご覧ください。
綺麗な写真を撮り方をカメラを初心者にやさしく教えてくれる本!
綺麗な写真を撮ってみたいと思ってカメラを買った方って多いと思います。でも「アレ?なんかイマイチな写真・・」なんてことがよくあります。
こちらの「カメラはじめます!」は、筆者のこいしゆうかさんの失敗例も交えながら、マンガ形式でこうすればソレっぽくなるということが書いてあります。
中上級者は知っている写真の常識やセオリーみたいなものがユルーイ感じで書いてあるので、難しく考える必要がありません!
いつもオートで撮っているだけなら、ダイヤルを少し動かすだけでひと味違った写真になるのでおすすめです!
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