KLR650ホイールベアリングの交換
友達のホイールベアリングは不具合で割れましたが、なんだかんだ距離を乗っている自分のバイクのホイールベアリングも交換時期です。
気になった時が換え時なので、トラブルが出る前に変えておくことにしました。
<スポンサーリンク>
ホイールベアリングの交換時期は?
ホイールベアリングの交換時期は2〜3万キロと言われていますが、グリスアップを定期的にすればもっと持つと思います。
でも水が入ってしまうと寿命は縮みますし、ベアリング自体はそれほど高いものではないので、3万〜4万キロくらいで交換しておいた方が無難なんでしょうね。
ホイールベアリングの交換の道具
だいぶ前ですが行きつけのバイク屋さんが廃業してからは、ほとんどの作業を自分でしているので今回もがんばります。
そのためホイールベアリング交換の工具もだいぶ前に買ってありました。
まず、ホイールベアリングをホイールから抜くためのベアリングプーラー。ツメをベアリングに引っかけて引っ張り上げる工具です。
持っているのはストレートのパイロットベアリングプーラーセット 8〜25mmというやつです。
そしてベアリングレースシールドライバー。ベアリングを叩いてホイールにはめ込む時に使う工具です。
ソケットレンチで叩くワザもあるようですが、きっとこれから何回も使うので工具を買っておいたのでした。
それからスナップリングプライヤー(穴用)。スナップリングを外したりハメたりするときに使います。
それから、WEBや動画で圧入工具をDIYで作った方が良い的な記事を見たので作ってみました。
個人的には叩いてインストールで十分かなと思ったので。今回は紹介なしで。
ディスタンスカラーの遊びをチェック
初めてやる作業なのでホイールに指を入れてディスタンスカラーの動き具合をチェックしました。
最近は動画や解説本などで知識を付けられるのはいいのですが、色々な理論があるので何が正しいが分からなくなってきました・・・。
そんな時は問題のなかったノーマルに近づける方針で行きます。自分の指で何度も動かして遊び具合をチェックしておきました。
ホイールベアリングを抜く
ストレートのベアリングプーラーを使いました。ホイールベアリングの内径に合わせたツメを使って引き抜くツールです。
ディスク側のホイールベアリングにツメをセットしてネジをまわし、ホイールベアリングを持ち上げていきます。
ピッタリと張り付いているからか「キン!」という金属音が最初に鳴ってビビりましたが、どんどんホイールベアリングが持ち上がって外れました。
ホイールベアリングを取り付ける
初めての作業で自信がないので詳しくは書きませんが、リチウムグリスをホイール面との接触面に薄く塗り、ホイールを少し温めてからベアリングを打ち込みました。
動画では凝った方法でやっている人もいて精度は出るのかもしれないので、私も自作のDIY工具も使ってみましたが・・・。
個人的には普通にベアリングレースシールドライバーで叩いて打ち込めばいいかなと思いました。たぶんこれで十分(個人の感想です)。
フロント・リアともホイールベアリング交換完了
ホイールベアリングを打ち込んで完成。ディスタンスカラーの遊びはノーマルに近い感じにできました。
今回やって分かったことを整理して、XR100のホイールベアリング交換作業に生かしたいですね。
XR100の作業では2回目になるのでスムーズに出来ると思いますし発見もあるかなと思います。
今回のホイールをつけて走って見て、2度目の交換をやってみて、また報告します!
<次の記事へ> ドリブンフランジのベアリング交換とホイール入替
<前の記事へ> WR155RやXSR155のパーツリストはどこで見れる?
コメントはありません