少ししか水が出ないサンヨーASW-800SB洗濯機の修理
実家の洗濯機の水がチョロチョロとしか出なくなってしまいました。一応ホースを外して水が出るか確認したところ普通にでますので、給水弁の故障ですね。
横浜は水圧が高いからか、自宅の洗濯機もたいてい給水弁まわりが最初に壊れることが多く、この症状は何度か経験済み。
おそらくダイヤフラムを交換すれば大丈夫なので修理することにしました。
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サンヨーASW-800SBの給水弁が故障
サンヨーのASW-800SBの洗濯機の水がチョロチョロしか出なくなり故障しました。
2009年モデルなので買い換えてもいい年式なのですが、おそらく簡単に直るので修理することにしました。
給水時に水がチョロチョロとしか出ないので、念のため水道から水がちゃんと出ているかをチェック。
普通に出ていたので給水弁まわりの故障ですね。部品自体は作動しているようなのでダイヤフラムというゴムパーツの破損と目星をつけました。
バイクもそうなんですが、年式が古くなるとゴムパーツは劣化して切れちゃうんですよね・・・。
サンヨーASW-800SBの給水弁のダイヤフラム交換修理
さっそく修理開始!まず電源を抜きます。怖いのでぜったい抜きましょう!
蛇口をひねって水を止めてホースを外します。
サンヨー ASW-800SBのカバーは、背面側のビス2カ所を外すと取ることが出来ました。
ビスを外したら、カバーの窪みなどを少しこじってあけます。無理してツメなどを折らないように注意ですね。
カバーが外れました。洗濯機は他の家電と比べるとすごくシンプルでメカニカルなので、簡単に直る場合も多いんです。
蛇口からホースで左のグレーの部品に接続されますが、今回はこのパーツが故障しています。
給水弁と呼ばれるパーツです。電磁弁とかソレノイドバルブとかとも呼ばれていて、電磁弁で水を出したり止めたりしています。
上側のビス2本を外すと部品が取れますが、そこから伸びているホースはコーキング材かなにかで固定されています。
もしパーツごと変えるならドライバーなどでホースを剥がしながら外す必要があります。(今回はこのまま作業)
給水弁に端子がついているのでコードを全部外します。
外したら6本のビスを外しますが、ここのネジはトルクスねじと呼ばれる星形のねじです。
しかもいじり防止に中央に突起があるタイプを使っていました。勝手にバラしちゃダメというメーカーの意思が感じられますね。
中央に穴があいたトルクスレンチは持っていなかったので、これを機にホームセンターでご購入。
SWITZ TOOLの何本もドライバーが刺さっているタイプのにしました。
このタイプのドライバーは重いので使いづらいのですが、使用頻度がほとんどないトルクスがセットになっているのは便利かなと思いました。
トルクスねじを6本とりはずし取り外すとこんなパーツが出てきますのでこれも抜きます。
それを取り外すとダイヤフラムが出てきますので、これを取り外して交換します。
ちなみにサンヨー ASW-800SBはダイヤフラムが2つですが、洗濯機の容量などによって1つだったり、2つだったり、4つだったりします。
純正のダイヤフラムは避けている箇所がありました。
さきほども書きましたが下の写真のが買ったダイヤフラムで、Honhotというブランドでした。もちろん純正ではありません。
今見たら在庫が切れていたので、検索リンクも入れておきます。こちらのリンク先のものは互換性は不明です。
新しいダイヤフラムを取り付けました。純正と多少デザインが違いますが問題ないです。
取り付け終わり元の状態に組み立てました。
ホースをつないでテストすると水がジャバジャバと出てきました。これで修理は完了です。
2つの弁がある給水弁の場合、自分で部品を買えば給水弁本体が2000円〜3500程度、ダイヤフラムだけであれば1000円ほどだと思います。
直るか直らないかは保証できませんが、水がチョロチョロしか出ない場合は給水弁回りの可能性が高いので試しでやってみるのもありですよね。
洗濯機の修理を頼みたい人は
洗濯機の修理はメーカーで出来ますが、少し古くなると部品がなく引き受けてもらえない場合もあります。
そんな時にはくらしのマーケットで洗濯機の修理が出来る方に頼むという選択肢もあります。
年式が古いものは、直しても他が壊れやすいリスクもあるので、料金や評判をしっかり検討してみてくださいね。
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