旅人が中央郵便局留を利用していた時代の話
オーストラリアのホームステイ先で知り合った友人と飲みました。スーツ姿で登場した友人ですが、お互いにバックパッカーだったので懐かしい話がいっぱい出てきました!
そんな中で出てきた話が「GPO留め」!GPO=General Post Office=中央郵便局なのですが、スマホがない時代に旅人が便利に使っていた「GPO留め」について話したいと思います。
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ストリートビューで現在を確認できるすごい時代
オーストラリアのホームステイ先で知り合った友人が東京へ来るというので飲むことにしました。
彼と知り合ったのはブリスベンの街のイーグルジャンクションという駅の近くのホストの家です。私がオーストラリア一周から帰ってきた時に同じホストにお世話になっていた人でした。
イーグルジャンクション駅からホストの家までの道のりは二人ともしっかり覚えていました。そのホストファミリーがどうしているかは分からないけれど、彼によるとその家はまだ同じ姿のままあるらしい。
ストリートビューで確認するとたしかに私たちが数ヶ月お世話になった家がありました!なんだかすごい時代になったもんだね!と大盛り上がりでした。
GPO留め(中央郵便局留め)を旅人が便利に使った時代
彼とは、ホストファミリーの話、サーファーズの食べ放題の店の話、当時の旅行の話など色々な話で盛り上がりましたが、一番盛り上がったのは「GPO留め」の話でした!
スマホ時代の旅行も楽しいけれど、通信手段が電話と手紙しかなかった当時の旅人同士にも大いなる連絡手段があったのです。
それが「GPO留め」。どこを旅しているか分からない友達に連絡を取る唯一の方法でした。
オーストラリアの主要都市にはGeneral Post Office=中央郵便局があるのですが、その郵便局宛てに荷物や手紙を送るのです。相手の住所が分からなくても、とにかく大都市の中央郵便局へは手紙が届くのです。
旅をしていて知り合った友達はだいたいどう旅行をしているか知っているので、先まわりしてその都市へ手紙を送るわけですね。
受け取る側の旅人は、とりあえず大きな街にいくと中央郵便局へ行って、自分宛の手紙が来ていないかチェックするという(笑)どこに宿泊するか分からない友達への連絡手段の一つなのでした。
安宿の冊子を手に入れることから始まったバックパッカー
スマホで宿を調べることが出来ない時代には、とにかくまず安宿がたくさん載っている冊子を手に入れることが重要でした。まずどこか安宿に泊まってそこに置いてある冊子を手にいれるのです。
現地で手に入れる冊子は情報が新しいため、地球の歩き方などのガイドブックに載っていない宿がたくさん乗っていました。クチコミの掲載はないので、宿の善し悪しは旅人から聞くしかなかったので、何をするにも人との接触があった時代でした。
あっという間に飲み終了
そんな時代の昔話をしていたら、あっという間に終電間際になってしまいました。彼はその後もいろいろな国へ行ってる人なので、他の国の話をもっと聞きたかったです。たまに東京にはくるようなので、次の機会を楽しみにしたいと思います!
あ、期間限定のかえるまんじゅう、お土産ありがとうございました。
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