ロードレーサーの姿勢が辛い…無理せずハンドルを上げよう!
1年半ぶりにロードレーサーに乗り始めたら前傾がとても辛く、ガッツリと自転車のハンドルを上げました。筋力低下と人間の頭がいかに重いかということも実感しました。
初心者の人も、リターンの人も、体が辛くならないようにハンドルを上げるのもオススメですよ。
<スポンサーリンク>
前傾のロードバイクに1年半ぶりに乗ったら首が悲鳴をあげた
職場が自宅になり自転車通勤がなくなったため、ほとんど自転車に乗らない生活を送っていましたが、最近は夜のダイエット目的でロードレーサーに乗り始めました。
すでに1カ月ほど雨の日以外はなるべく走っているので慣れてきましたが、1年半ぶりに自転車に乗ってみると、体の各部が衰えてとてもシンドかったです。
乗っていないと足の筋肉が一番衰えそうな気がしますが、走ってみて辛かったのは首でした。頭を支える筋肉が衰えてしまったのか、前傾がきついロードレーサーに乗ると首の後ろが痛くなってきました。
頭を上げていること自体も辛さに加え、上目使いに目を上に向けるのもかなりキツかったです。
首が辛くならないように、ロードバイクのハンドルを上げる
すっかり自転車初心者の体に戻ってしまっているので、ハンドルを上げることにしました。辛い思いまでして乗りたくないですからね。
まずは元々ついていたステムを上向きにしてハンドルを上げました。これで随分とラクになりました。ステムの向きでハンドルが上げれるようであれば有効な手段です。
しばらくこの状態で乗って慣れてきましたが、それでも距離を乗ると首や肩がきつくなってきます。無理する歳でもないのでさらにステム交換でハンドルを上げることにしました。
ディズナ製の17度(73度)のステム購入して装着してハンドルアップ
ロードレーサー購入時に取り付けたステムはビゴーレ製で7度のものでした。それよりも角度があるものを物色し、ステムはディズナ製の17度(73度)のシルバーポリッシュを選びました。
シルバーポリッシュの部品が少ないので良いのがあって良かったです。長さはビゴーレ製と同じ100mmのものにしました。7度と17度の角度は並べてみると随分違いますね。
ディズナ製品はデザインがシンプルなものもが多く仕上げもなかなか良いのがいいですね。お安いですし。
今回買った物はハンドル径25.4mm用なので、ドロップハンドルとは径が合わない可能性が高いです。自分の自転車のハンドル径や合わせたステムが必要です。
7度と17度のステム、BEFORE AFTER
7度のステムから17度のステムに交換して比較したものです。上がったのは数センチだと思いますが、圧倒的にポジションは楽ちんになります。
ハンドルを上げると良いことは体が痛くなりにくいのもありますが、回りの景色や交通状況が見やすいというのも利点ですね。のんびりツーリングが楽しくなります。
欠点としては、風の影響を受けやすくなることや、上体を使いにくいので足に力が入りにくくペースを上げにくいことです。
以前も自転車に乗れば乗るほどハンドルを下げても大丈夫になったので、ずっとこのままのポジションで行くかは分かりませんが、今はスピードよりも体がラクな方がいいですいいですね。
さらにハンドルの高さを上げたい場合は?
角度のついたステムでハンドルの高さを変えられれば良いですが、ステムで対応できなかったり、さらにそれ以上ハンドルを上げたい場合があります。
そんな時には、コラムを延長するための、クステンダーやハイライザーと呼ばれる部品があります。例えばコラムの内側に取り付けてコラムを延長するアダプタがこちら。
内側から圧力をかけて固定するため、見た目がシンプルで外観からは延長したことが分かりません。緩む場合もあるのでたまにチェックも必要だと思います。
適応サイズなどもありますので、買うと場合は装着可能か調べてくださいね。金属コラムの場合はスターファングルナットを外すか押し込むかしないとダメな場合があります。
コラム部分に外側からかぶせてネジ止めするタイプもあります。ネジが外側についているので緩みにくいですが、シンプルさは少しかけます。
こちらも適応サイズや色などいろいろありますので、買う場合はいろいろ調べてみてください。
高めのハンドルポジションで瑞穂ふ頭まで試走
ハンドルの高さを変えてみたので東神奈川の裏にある瑞穂ふ頭まで行ってみました。
若干力の入りにくさはありますが上体はとてもラクで、ハンドルの上に手のひらを置いたまま20kmくらいの距離を走ることが出来ました。
肩や首の後ろもあまり痛くならず、ペースは遅いながらも長距離移動も出来そうです。
がんばって行った瑞穂ふ頭でのご褒美の夜景はこちら。ここからだと観覧車が見えないのが物足りないのですけどね。
昔乗っていたロードレーサー引っ張り出してみたものの体がキツくて・・と言う方は、無理せずハンドルを上げてくださいね!
私もポジションがだいぶラクになりロードレーサーに楽しく乗れたので、もう少し慣れたら自転車で少し遠くに行ってみたくなりました!
<次の記事へ> リアディレーラーがスポークに当たる理由は?
<前の記事へ> TUSK LOCK-ON グリップヒーターの装着
コメントはありません