L字金具を使った窓用エアコンの設置例
窓用エアコンを設置しました。窓枠が取り付けに向いている形状であれば、あっと言う間に取り付けが出来ます。
しかし、窓用エアコンの取付枠をそのまま取り付けられない窓枠の形状の場合は、手前にL字金具を設置しなければいけません。
そのL字金具の設置について参考にしてもらえればと思います。
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どんな風に設置をしたの?
最初に今回やった作業です。
上側は同梱されていたL字金具は取り付けできなかったので、アルミのL字金具を買ってきて取り付けをしました。
下側は御影石部分に穴をあけて、同梱のL字金具を取り付けました。
通常のエアコンが設置しにくい部屋
2方向の窓が大きく、エアコンをつけられる高さの部分がかなりの太さになっており、エアコンを取り付けにくい状況です。
頑張れば取り付けは可能なのかもしれませんが、電気屋さんに通常のエアコンの取り付けを断られたことがある部屋です。
取り付け可能なエアコンもなくはないのですが割高になるので、窓に自分で取り付ける事が出来る窓用エアコンを設置することにしました。
窓用エアコンのメリットとデメリット
窓用エアコンのメリットは、窓があれば取り付けが出来ることです。壁などに穴をあけたり電気工事の必要がありません。
デメリットは、室外機が一体化していることで音が大きいことです。
昔の窓用エアコンに比べるとかなり静かにはなりましたが、セパレートタイプの通常のエアコンよりは大きな音がでてしまいます。
また、無段階にエアコン出力を調整するセパレートタイプの通常のエアコンに比べて消費電力がかなり劣ります。だいたい1.5倍程度違うと言われています。
音の問題や消費電力は、長く使えば使うほど気になる要素です。取り付け可能であれば通常のエアコンをおすすめします。
取り付けは簡単なの?
窓枠に窓用エアコンの取付枠を設置して取り付けます。窓枠の内側の金属が飛び出ている部分に、取付枠をはさんでネジで固定する仕組みになっています。
窓枠の立ち上がりが10mm以上あるのであれば、簡単に取付することができます。パッケージには30分と書いてありますが、慣れていればその時間で設置も可能です。
しかし、挟む部分がなかったり、10mm以下だったりする場合は、下の写真のようにL字金具を設置しないといけなくなるので、まず30分での取付は出来ません。
あまり自信がない人は窓枠の形状を見て、自分でやるか業者に頼むか判断するのが良いと思います。
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買ったエアコンはコロナ製CW-1620
コロナ製のCW-1620(CW-16型の20年モデル)は4〜6畳用の窓用エアコンです。窓用エアコンとしては期間消費電力も低めで、運転音も静かめのモデルです。
実際の取付例(上側):カーテンレールに挟んでL字金具を取り付け
上側の窓枠の形状です。窓枠の立ち上がりが低めな上、カーテンレレールを外さないと窓枠には取り付けられない構造でした。
カーテンレールを外して取り付け可能かは調べていませんが、カーテンレールは残しておきたいので、手前にL字金具をとりつけることにしました。
カーテンレールの上に挟んでL字金具を取り付けるようにするため、同梱のL字金具の幅が狭く使えませんでした。
ですので、窓枠の立ち上がり部分より幅広な30mm×30mmのL字金具を買ってきました。
そして、同梱のL字金具の幅に合わせてカット。
カーテンレールに挟んでみるとこんな感じになります。
L字金具を留めるためのネジ穴をカーテンレールに開けました。
その穴にあわせてアルミL字金具にも穴を空けました。
カーテンレールの上にL字金具を挟んで一緒にビスでとめました。
取り付けた状態です。窓用エアコン取付枠を取り付けるための立ち上がり部分が出来ました。
実際の取付例(上側):御影石に穴をあけてL字金具を取り付け
下側の窓枠は、金属部分の立ち上がりがありませんのでL字金具は必須でした。
取り付け部分は御影石が使われており、しっかりとL字金具を取り付けるためには、御影石に穴をあける必要がありました。
同梱されていたL字金具を写真のように取り付けることにしました。
御影石や大理石に穴があけるため、石材用ドリルビットを買ってきました。使うコンクリート用のビスにあわせて3.5mmのドリルビットにしました。
御影石に穴を空けました。ドリルで振動なしでやってみましたが、思ったよりもグイグイ掘れました。
水をかけて冷やす方がいいらしいと何かで見て水を使ってみましたが、その効果はよくわかりません・・・。
無事に3カ所穴があきました。
同梱されていたL字金具をコンクリート用のビスでとめました。
エアコン取付枠を設置
下側のL字金具に取付枠の下側を固定します。位置は壁側にぴったりつけて大丈夫です。
蛇腹部分をのばしていって、上側部分をL字金具にとめてネジをしめて固定します。
横から見るとこんな感じになっています。
取付枠を取り付けた状態です。ここに窓用エアコンをはめて固定します。
エアコン本体の取り付け
取付枠の下側に窓用エアコンをはめて、上側をロックしてビスで固定しました。
最後に説明書に従って窓枠にあわせてゴムをフィットさせれば取付完了です。
窓用エアコンにしては音も静かで良かったです
取付に手間がかかりましたが、しっかりと冷たい空気を出してくれ、夏でも使える部屋になりました。
音も以前使った事がある窓用エアコンよりはかなり静かなので良かったです!
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