木製フェンス・手すりにイペを使って腐りを予防する方法
ウエスタンレッドシダーで作ってある階段フェンスの手すり部分が腐ってきました。他の部分はなんともないのですが、やはり雨が上から当たる面は腐りやすいですね。交換でも良かったのですが、デッキ材のイペを使って腐りの予防をする方法や作業について書きました。
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手すりやデッキの雨があたる面は腐りやすい
ウエスタンレッドシダーは加工がしやすく、腐りにも比較的強く、ハードウッドに比べるとお値段も抑えめに出来るため、屋外のデッキやフェンスによく使われる素材です。
それでも雨がかかる部分や土台などは、ひび割れした部分に雨が入り、そこが腐食し、だんだん深くなってぼろぼろになっていきます。フェンスの場合は手すり部分や地面との接触部分、ウッドデッキの場合は大引きに対策を施すと長持ちします。
具体的な腐り対策は?
例えば、手すりの上であればガルバリウム鋼板を貼って雨が木材にかからないようにする、デッキの大引きであればブチルテープを貼ってデッキのビスから雨が侵入しないようにする、などの対策が出来ます。
もちろん手すりや大引きを金属にしてしまうのも一つの手です。しかし手すりの場合は、風合いとしてはやっぱ木のほうが好きなので、先日デッキの修繕をしたときに、捨てないでとっておいたデッキ材のイペを活用することにしました。
傷んだ木部を交換して、その上にイペを乗せる
まずは痛んだ木を外し、家に置いてあった痛んでないレッドシダーと交換しました。そしてその上にイペを乗せました。もちろんレッドシダーの代わりにイペに交換してもいいと思いますが、イペは固いのでこちらの方がビスどめがカンタンです。
他の部分もチェックしイペを貼る
階段フェンスから壁面に向かって伸びている木も腐って傷んできています。数年したらけっこう痛んでいそうな状況ですね。こちらは家とジョイントしつつ階段やフェンスの構造として機能しているので、交換が容易ではありません。
交換しなくてはならなくなる前にデッキ材のイペを上に乗せて補修しました。これで見た目も悪くなく、雨にも強くなりました。補修が面倒になる前に、楽な方法で出来たので良かったです。
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