コンパクトで使いやすい!フジのX-T20を購入した理由
お出かけ用カメラを新しくしました。フジフィルムのX-T20が新しい相棒です。
最新モデルではありませんが、中古の価格もだいぶこなれてきているので、バイクで持ち歩いても気を使わずに使えて十分な性能です
2017年2月発売なので少し古い機種になってしまったX-T20ですが、写真の写りやAFなどの基本性能は十分ですよ!
フジのカメラの中で散策やバイクツーリング用にどの機種がいいかを考え、結果X-T20に至った理由を書きたいと思います!
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お気に入りだったX-M1が落下!買い換えを決意
最近のツーリングでは、2013年に発売されたX-M1という機種を愛用していました。フジのカメラの良さを実感した機種で、当時の一眼レフ並の描写性能や、見た印象に近い色が出ることが気に入っていました。
AFが遅いことが欠点でしたが、風景撮影には十二分の性能を発揮!バイクツーリングでの持ち運びにも便利なコンパクトサイズで、チルト式液晶もすごく便利でした。
壊れるまで使い倒してやろうと思っていたX-M1ですが、不注意で落下させてしまって液晶を割ってしまいました。すでに中古でも12000〜16000円程度で買えるカメラなので、液晶修理をするのももったいないので買い換えることにしました。
バイクツーリング向きフジのカメラはどれ?
フジのカメラの写真の色味が気に入っていたので、次のカメラもフジにすることにしました。バイクツーリングで私が求めるスペックで一番大きいのはコンパクトさとチルト式液晶です。画素数などはすでにどれを買っても十分に感じています。
ウエストバッグに収まり持ち運びのしやすいサイズがいい!
バイクを停めてサッと取り出して撮影したいので、ウエストバッグに収まるカメラサイズがベストです。ウエストバッグに収納するので重さも軽いに超したことはありません。
ローアングルやハイアングルで撮りやすい便利なチルト式液晶
チルト式液晶はバイクをローアングルやハイアングルから撮りやすいので便利です。花などを撮る時などにも角度が変えれるは本当に便利ですね。また太陽光で液晶が見づらい時に、液晶の角度を変えると見やすくなることもあるので、液晶で撮る時になくてはならない機能に感じています。
ヘルメットをかぶったまま撮ることが多いので、EVFはなくてもいい
バイクツーリングに関して言えばEVFの必要性はあまり感じません。ヘルメットが邪魔してファインダーをのぞくことが少ないからです。もちろん、バイクツーリング以外でも使うカメラなので、あるにはこしたことはありませんが必須条件ではありません。
画素数はX-M1並(1630万画素)でも十分
画素数が高いものもあまり必要性を感じていません。1630万画素といえばかなりの大きさの印刷物に耐えられる画素数です。それより写真の容量が増えすぎるほうが個人的にはいやなんですよね。
中古で値段はほどほどのものがいい
デジカメは新しければ新しいほど良いのは分かっているのですが、バイクツーリングでカメラを壊してしまったことが何度かあり、あまり高価なカメラを持ち歩きたくありません。なのでボチボチの価格の中古品を持ち歩くようにしています。
フジのカメラからお出かけカメラの選定
フジのカメラの写真の色味が気に入っていたので、基本的にはフジのカメラから選びました。バイクツーリングでの使用も考えて中古でボチボチの値段で満足が出来るスペックのものを選定していきました。
チルトしない液晶は却下
ヘルメットをかぶって撮る時はチルト式液晶やバリアングル液晶がとても便利なので、液晶が動かないものは選択肢から外しました。(X-E2、X-E3、X-Pro1,X-Pro2などが選外)
高いカメラは却下
安ければ安いほど嬉しいですが、性能と値段は比例するので予算は上限40000円前後に設定しました。最新機種や一つ前の上級機種などが外れました。(X-H1、X-T2、X-T3、X-A7選外)
6機種を比較
大雑把に
X-M1:写りはいいけどAFが遅い
X-T1:防塵防滴はバイク向きだけど大きく重い。元高級機
X-T10:X-T1の廉価番。防塵機能はないけれど、写りは同等
X-A5:持ち運びには一番手軽なサイズ感。ベイヤーセンサー
X-T20:X-T10が全てにおいてパワーアップ。予算ちょっと高め
X-T100:ベイヤーセンサーにして廉価に。3方向チルト式液晶
モデル名 | X-M1 | X-T1 | X-T10 |
発売日 | 2013/9 | 2014/2 | 2015/6 |
価格相場 | 15000前後 (中古) |
35000前後 (中古) |
25000前後 (中古) |
映像素子 | APS-C X-Trans CMOSセンサー |
APS-C X-Trans Ⅱ CMOSセンサー |
APS-C X-Trans Ⅱ CMOSセンサー |
画素数 | 1630万画素 | 1630万画素 | 1630万画素 |
撮影感度 | ISO200〜6400(拡張25600まで) | ISO200〜6400(拡張51200まで) | ISO200〜6400(拡張51200まで) |
フォーカス方式 | TTLコントラストAF | インテリジェントハイブリッドAF | インテリジェントハイブリッドAF |
EVF | 無 | 有 | 有 |
シャッタースピード | B〜1/4000 | B〜1/32000(メカニカル+電子シャッター) | B〜1/32000(メカニカル+電子シャッター) |
モニター | 3.0型チルト式 | 3.0型チルト式 | 3.0型チルト式 |
内蔵ストロボ | 有 | 無 | 有 |
防塵防滴 | – | ○ | – |
幅 | 116.9mm | 129mm | 118.4mm |
高さ | 66.5mm | 89.8mm | 82.8mm |
奥行き | 39.0mm | 46.7mm | 40.8mm |
重量(バッテリー、メモリーカード含まず) | 280g | 390g | 331g |
モデル名 | X-A5 | X-T20 | X-T100 |
発売日 | 2016/11 | 2017/2 | 2018/6 |
価格相場 | 35000前後 (中古) |
48000前後 (中古) |
35000前後 (中古) |
映像素子 | APS-C 正方画素 CMOSセンサー |
APS-C X-Trans ⅢCMOSセンサー |
APS-C 正方画素 CMOSセンサー |
画素数 | 2424万画素 | 2430万画素 | 2424万画素 |
撮影感度 | ISO200〜12800(拡張51200まで) | ISO200〜12800(拡張51200まで) | ISO200〜12800(拡張51200まで) |
フォーカス方式 | インテリジェントハイブリッドAF | インテリジェントハイブリッドAF | インテリジェントハイブリッドAF |
EVF | 無 | 有 | 有 |
シャッタースピード | B〜1/32000(メカニカル+電子シャッター) | B〜1/32000(メカニカル+電子シャッター) | B〜1/32000(メカニカル+電子シャッター) |
モニター | 3.0型チルト タッチパネル式 | 3.0型チルト タッチパネル式 | 3.0型3方向チルト式タッチパネル付 |
内蔵ストロボ | 有 | 有 | 有 |
防塵防滴 | – | – | ○ |
幅 | 116.9mm | 118.4mm | 121.0 |
高さ | 66.7mm | 82.8mm | 83.0 |
奥行き | 40.4mm | 41.4mm | 47.4 |
重量(バッテリー、メモリーカード含まず) | 311g | 333g | 399g |
機種選定
バイクツーリングで使うこと前提なので、一般的な選び方ではないかもしれませんが・・・。
●X-M1
描写力は定評があり、いままで満足していたカメラなので同じカメラにすることも考えました。安いですしね。しかし第一世代と呼ばれたこの当時の機種はAFが弱点。とにかく遅くイラッとくることはありました。予算的はもう少しあるので、もう少し年式の新しいものにすることにしました。
●X-T1
●X-T10
値段以上の性能でバランスが良いのでX-A5と悩みました。X-T10とX-A5の大きな違いは、EVF有りか無しか、センサーがX-Transかベイヤーかです。普通に持ち運ぶならX-T10のほうが楽しいとは思うのですが、EVFにこだわりもなく、作例を見る限りベイヤーセンサーも悪くなさそうなので、年式とコンパクトさでX-A5に負けました。
●X-A5
ほぼコレにしようと思っていました。持ち運びがしやすいコンパクトサイズなのが大きいですが、カタログ落ちしていない機種なので年式なりに進歩しているからです。ベイヤーセンサーにもそれほど私は悪い印象を持っていません。しかし、X-T20の安い機種が見つかってしまいそっちになりました。
●X-T20
X-T10の後継機種で年式的にも新しめ。撮っていて楽しそうだし一番欲しい機種でした。予算がオーバーしているので、難しいかなと思っていたのですが、予算くらいに収まる中古を見つけてコレに決定。
●X-T100
悪くはないと思うのですが、同じベイヤーセンサーであればX-A5の方が魅力を感じました。EVFなくてもぜんぜん平気なんで、似た写りなら小さい方がいいなと思いました。
<中古ショップ>
→マップカメラ →フジヤカメラ →カメラのナニワ →カメラのキタムラ →三宝カメラ →ソフマップ リコレ!
X-T20をご購入
程度がボチボチなもののお財布に優しい価格のX-T20を見つけ購入しました。第一印象は「小さい!」と思いました。ファインダー部分が出てるのでネットでの写真で見ると大きそうに見えるのですが、かなりコンパクトです。
上位機種にはついていない内蔵ストロボもついています。高感度が使えるので最近はあまり使う機会もありませんが、ちょっと光が足りない時や逆光の時に役立つかもしれません。
X-M1とX-T20のサイズ比較
X-M1とX-T20を並べてみました。高さが少しありますが、左右幅や奥行きは同等でとてもコンパクトです。一眼レフカメラを使っている方からしたらオモチャのようなサイズに見えると思います。
操作系統は大きく違います。X-M1はオートメインのコンパクトカメラのようなダイヤルまわり。X-T20はシャッタースピードのダイヤルがあったりしてアナログな感じです。
後ろまわりもけっこうちがいますね。操作がかなり変わるので慣れるまでに時間がかかりそうです。
X-T20の中古価格
X-T20の中古価格はこちらで見れます。
早く撮りにいってみたい
X-T20は今週末のツーリングに使ってみる予定です!使ってみたらまた感想をレポートしたいと思います!
X-M1ありがとう
X-M1はホントいいカメラでした!長い間一緒に旅をしてくれてありがとう。X-M1で撮った何枚かを載せておきます。
●X-M1+XF35mm f1.4
●X-M1+XF23mm f2
●X-M1+XC16-50mm f3.5-5.6
●X-M1+EF24mm f2.8
●X-M1+EF24mm f2.8
●X-M1+XF23mm f2
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