zeiss 12mm フジ用〜自然な写りが魅力の超広角!
主に散策の時に使おうと思って超広角のレンズを買いました。買ったレンズはフジフィルムのXマウント用のzeiss touit 12mm f2.8。
はじめてカールツァイスの単焦点レンズを買いましたが、変な歪みがすくなく写真の色や雰囲気がとてもナチュラル!
12mm(35mm換算18mm)っていい画を作ろうとすると難しいですが、超広角なのに思ったよりも使いやすいのも新鮮な発見でした。
そんなzeiss touit 12mm f2.8 x mountのレンズをレビューしてみようと思います。
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12mmの超広角レンズを選んだ理由
フジ純正のレンズに14mmというのがありますが、ツィアスの12mmというレンズをチョイスしたのはいくつか理由があります。
●1つめは
気軽に行く散策では私はXF16-55mmF2.8を持ち歩くことが多いですが、それ以上の広角が欲しい時があります。
そんな時にはスマホの広角を使っていました。最近のスマホの写りはとてもいいのですが、色調整が作り込みすぎていてどうも馴染めないんですよね。
またXF16-55mmと一緒に持ち歩くとすると、14mmレンズは画角が近い印象もあるので12mmにたどりつきました。
●2つめは
私は洋館などの建物の写真を撮るのも好きなんですが、そのような用途には昔買ったEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMを使っていました。
思いのほか出番も多く気に入ったレンズなのですが、フジ機に使おうと思うと変換アダプタが必要になり大きくなってしまうんですね。
すでにキヤノン機はほとんど持ち出していないので、フジ用に建物や部屋などを撮れるレンズが欲しかったというのもありました。
●3つめは
カールツァイスを単純に使ってみたかった!12mmをフジ機で使おうと思うと、ツァイスの他にサムヤンという選択肢もあるのですが、様々な作例を見てツァイスの方の写真の方が好みでした。
●4つめは
持っているレンズともかぶらず、他のレンズと一緒に持って行けることも考えました。
レンズ交換するのが面倒なのでレンズ2本持って行く時はカメラも2台持って行くのですが、わりとコンパクトなのがいいな思いました。
ズームレンズはXF16-55mmF2.8をメインに、ツーリングで望遠側を使いたいときはTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3を持って行っているんですが、それらと一緒に持って行くと広角側も完璧です。
気分で単焦点をメインに使う時にも持って行けますね。フジのレンズの中で35mmf1.4と23mmf1.4の写りがとても気に入っていて、それに加えて持って行けるなと思いました。
高い満足感が得られるzeissブランド
箱が格好よかったので、すでに箱を開けてレンズを使った後に箱にもどして撮りました(笑)
シンプルなもののほうが時代的にはマッチしているんでしょうが、箱にも高級感がありちょっと感動しました!内側に青いウレタンがいいですよねぇ。
青いといえばレンズキャップのzeissの文字もかっこいい。昔使っていたソニーのDSC-RX100がzeissレンズでしたが、zeissの交換レンズはなんというかブランドとして満足度高いです!
zeiss touit 12mm f2.8 x mountのスペック
zeiss touit 12mm f2.8 x mountのスペックです。大きさや重さが手頃なのがいいですね。とてもコンパクトなので気軽に持ち出せそうです。
焦点距離:12mm
レンズ構成:8群11枚
最短撮影距離:0.18m
フィルター径:67mm
サイズ:88×68mm
重量:270g
まずは川沿いで実際に写真を撮ってみた
写真の腕前はまだまだなので、趣味で写真を撮っている一般素人が撮ったらどうなるかという視点で見てもらえればと思います(笑)
まずはそれほど超広角が必要性を感じない鶴見川の桜並木です。画角はやはり広いですが、スマホの超広角も見慣れた時代なので驚きはないですね。
画角に驚きはなかったですが、広角っぽさが出そうな場所で撮っても歪みが少ないのには驚きました。いたって普通に撮れるので扱いやすいんです。
XF 16-55mm f2.8では16mmはけっこうパースがつくので、zeiss 12mm f2.8の素直さは建物などの変なパースをつけたくない時に期待大です!
それから色や空気感がいいですね。とても自然な発色なので、最低限しか色調整したくないほどなんですよね。
カールツァイスだからかどうかは分かりませんが、このレンズに関してはめちゃめちゃ好みの色のりでした!
イルミネーションイベントで実際に写真を撮ってみた
恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションに持ち出してみましたが、良かったことは、12mm超広角でスマホ勢との位置取りに負けなかったこと(笑)
16mとか18mmだと前にスマホで写メ撮る人が入ってきて厳しいんですが、その人達と同じ位置から撮っても入れたい部分が入ります!
画角が広いので人が入りすぎるかもと思いましたが、写メの人をかわして写真が撮れたり、遠くにいる人が小さく写るので目立たないのもいいですね。
そして色味は夜でも安定!あまり調整しなくてもとても綺麗です!
パースがつきそうな感じでも撮ってみましたが、スマホのような強烈なパースもつかないので割と普通に見えますよね。いい感じです!
普通に撮ってみたもの。人が見えるように暗部すこし上げましたが、色や影の付き方の素性がいいのが分かりますね!パースの付き方もあまり不自然な感じがせず心地いいです。
12mm超広角なのに使いやすく、ナチュラルな写りが魅力!
まだ使った回数は少ないですが、少し気になったことから書いておきますね。ひとつだけですが、絞りのリングが軽いことが気になりました。
カバンに入れたら回りますし、撮っている時に少し触っただけで回ってしまうんです。好みもあるのでしょうが、個人的にはもう少し固めの方が良かったです。
そして12mmという画角。広いので効果的に使いこなそうとするとムズかしいなぁと思いましたが、歪みが少ないので頑張らなくても普通に撮れるのが良かったです。
よりアートっぽく歪みを生かしたいという人には向かないかもしれませんが、どこでも普通に使えるのは大きなメリットですよね!
色のりが良く、発色も自然で、大きさも手頃。とてもナチュラルに撮れるので、個人的には大当たりなレンズでした!
それからXS-10に組み合わせた時の見た目もなかなかカッコイイです!撮っている時のバランスもいいですね。
けっこう出番が多くなるレンズだと思いますので楽しみです!色々工夫して、レンズの良さを生かすせるようになりたいです!
それから、カメラ本体のX-S10についてはこちらでレビューしているので、X-S10ボディに興味がある方は是非読んでみてください。
ボディ内手ぶれ補正と一般的な操作形態で本当に使いやすいカメラですよ。
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