絶対に行きたくなる!川越人気スポットを早朝から歩く
蔵造りの町並みが続くことで知られる小江戸川越。建物をじっくりと見学するなら早朝がオススメです!お店を回りながらの観光もいいですが、人があまり歩いていない時間帯にじっくりと建物を眺めながら歩くのもとても気持ちいいんですよ。
車通りも少ないので、道路の向こう側に建物を引いて眺めたり、写真を撮るのも自由自在。蔵造りが並ぶ蔵通り(一番街)だけでなく、大正浪漫夢通り、川越氷川神社など、有名観光スポットを早朝に散策する魅力について書いていきたいと思います!
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人のいない「蔵造りの町並み」を早朝にじっくり見る
お店の空く時間になると歩いている人や車通りが多くなり、じっくりと建物を見ることが出来なくなります。しかし早朝ならこの通りガラガラなんです!地元の人と思われる人が散歩していたり、写真を撮っている人をたまに見かける程度で観光客はほとんどいません。
ショッピングよりも建物を見ることが好き、人が多いのはイヤ、蔵造りの町並みの写真を撮りたい、という人には早朝の散策がベストなのは、写真を見れば一目瞭然ですね。
ほとんどのお店が閉まっているので、店内を回ってショッピングをしたいという人には物足りないですが、散策しながら小江戸川越の建物や町並みを見たい人にはベストな時間帯です。早朝とは言わずとも、お店の開く少し前に来て、静かな雰囲気とショッピングを両方楽しむというのもアリですけどね。
人や車が少ないから、反対車線からもじっくりと蔵の全形を見ることが出来るんです。小江戸川越の歴史ある建物がゆっくり見れる幸せといったらないですね。
いくら立ち止まっていても邪魔にならないのも早朝の良いところです。重厚な造りの2階部分もじっくり眺められます。
蔵造りの町並みのある一番街は、窓越しにお店の中を見れるお店もあるので、ウインドーショッピング的なことも楽しめました。食べ歩きはちょっと難しいですけどね。
蔵造りの町並みのある一番街メインストリートの公園のような所に、江戸風鈴が設置されていました。風情を楽しめるのはもちろん、真夏は早朝でも暑いので、風鈴の涼はありがたかったです。
蔵造りの町並み(一番街)の場所です
早朝の「時の鐘」で江戸時代を感じる
小江戸川越のシンボルでありランドマークである「時の鐘」は、蔵造りのある町並み(一番街)のメイントリートを少し入った所に立つ建物です。
時の鐘がある通りも、普段の休日であれば観光客が多く歩いている道ですが、ほとんど歩いている人がいませんでした。時の鐘はお店ではありませんので、早朝にじっくり観光出来た方がいいですね!
小江戸川越のシンボルで「時の鐘」は、江戸時代初頭から城下の町に時を付ける鐘だったそうです。火災などで何度か焼失しており、現在の鐘は4代目。1日のうち6時、12時、15時、18時の計4回ほど時の鐘はの音も楽しめるんですよ。
時の鐘から蔵造りの町並み(一番街)のメインストリート方向を見てみました。正面にある床屋さんもなんだかハイカラですね。やはり建物や町並みを見るには、人がいない早朝散策が最高ですね。
時の鐘のある場所はこちらです。
情緒あふれる「大正浪漫夢通り」を早朝に楽しむ
大正浪漫夢通りは、大正や昭和を感じることが出来る魅力的な商店街です。以前はアーケード付きの昭和らしい商店街でしたが、アーケードを撤去して生まれ変わった商店街です。
町家、蔵造り、洋風などの建物が混在しており、蔵造りの町並みよりもモダンな雰囲気を楽しむことが出来ます。大正浪漫の名前に負けていない古き良き情緒ある町並みなのです。
この通りにあるモダンな建物のシマノコーヒー大正館さんなどは朝8時から、エスプレッソをメインにしたカフェのHILL PINE’S ESPRESSOは7時30分から営業していますので、そのくらいの時間に来てお茶をしても楽しそうですね。
大正浪漫夢通りの場所はこちらです。
夏の涼にふれながら良縁を願える「川越氷川神社」
縁結びの神様として知られる川越氷川神社は、風鈴でも有名な神社です。しかし、毎年恒例の縁結び風鈴は中止され、風鈴の数は大幅に減らしてありましたが、それでも見事な風鈴を楽しむことが出来ました。
まず、7月より飾られているという、正面鳥居の下にある風車がとても綺麗でした!こちらの風車は疫病沈静を祈願して飾られているそうです。
軒先に下げられた色とりどりの風鈴を見ているだけでも風情がありますね。
川越氷川神社へ到着したときは早朝ではありませんでしたが、それでも少し早めの時間だったので人は少な目で、のんびりと境内を回ることが出来ました。
川越氷川神社の場所はこちらです。
「菓子屋横丁」はお店が開いている時間がいいかも
まだお店が開く前の朝の菓子屋横町です。菓子屋横町は明治時代から続いているといわれる歴史のある通りで、飴細工やお団子などのお店が100mほどの間に立ち並びます。
懐かしい感じがする建物が多く雰囲気は良いですが、小江戸横町や大正浪漫夢通りと比べると建物の見ごたえは少し劣るので、この通りはお店も楽しみたいと思いました。
お店の中が見えないようになっている所が多かったのもそう感じた一因かもしれません。それでも写真は誰にも邪魔されずに撮れるので楽しかったですけどね!
ルネサンス建築様式で見ごたえある「旧・埼玉りそな銀行 川越支店」
小江戸・蔵造りの町並みの中にある旧・埼玉りそな銀行 川越支店の建物です。看板などはまだ残っていましたが、先日老朽化により移転しました。国の登録有形文化財に選ばれており、観光地としては残るでしょうから、これからどうなるか楽しみな建物です。いろいろな部屋が見れるようになったらいいですね。
早朝に一回りした後、お店が開く時間帯にも来たのですが、蔵造りの町並み(一番街)は人力車なども走っており、観光地ムード満点になっていました。人力車に乗って、名所を回ってもらっても楽しそうですね。
ギリシア神殿のような「川越商工会議所」
大正浪漫夢通りの一角にある重厚な西欧風の建物が文化庁の文化財に指定されている川越商工会議所です。ギリシア神殿のような円柱の端がとても特徴的ですね。
この建物は昭和2年に武州銀行川越支店として建設され、昭和45年に武州銀行から川越商工会議所が譲り受けたそうです。なるほど、当時の銀行が好みそうな雰囲気を持っているわけですね。
江戸時代に建てられた「川越城本丸御殿」で歴史に触れよう
江戸時代に17万を誇った川越藩のお城が川越城であり、江戸の北の守りを担っていました。川越の町には川越城の遺構が非常に良く残されており、本丸御殿もその1つです。
川越城本丸御殿は、江戸時代の建物がそのままま残っており、玄関や大広間、家老詰め所などの見学することも出来ます。時間がなくて今回は入りませんでしたが、歴史を感じることの出来る屋内は是非見学してほしい場所です。
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般100円 / 大学生・高校生50円 / 中学生以下無料 / (団体料金あり)
休館日:毎週月曜・毎月第4金曜日・年末年始(12/29-1/3)
川越御殿の場所はこちらです。
五百羅漢は必見の「川越大師・喜多院」
蔵造りの町並みのある一番街から歩いて10分ほどの場所にあるお寺が喜多院です。川越大師として親しまれ、徳川家光誕生の間や五百羅漢を見学することも出来る人気観光スポットの1つです。
本堂などの内部は写真は禁止だったので撮っていませんが、歴史を感じることが出来ました。屋内の見学も素晴らしかったですし、屋外の多宝塔などもあり、ブラブラと散策していて気持ちの良い場所でした。
日本三大羅漢にも数えられるの喜多院の五百羅漢は、538体の羅漢様が並び様々な表情で楽しませてくれます。
川越大師 喜多院の場所
本堂や五百羅漢は拝観料が必要です。
拝観料:400円
拝観時間:
3/1-11/23まで 平日:午前8時50分〜午後16時30分 日祝:午前8時50分〜午後16時50分(拝観受付は20分前まで)
11/24-2/末まで 平日:午前8時50分〜午後16時00分 日祝:午前8時50分〜午後16時20分(拝観受付は20分前まで)
お休み:12/25-1/8 2/2-2/3 4/2-4/5
喜多院の場所はこちらです。
たくさんのお寺や神社がある川越の町
城下町の川越は、本当にたくさんのお寺や稲荷、神社があります。観光名所として有名な所以外にも、地元の方に愛されていそうなお寺などもたくさん。歩きながらお寺や神社を見つけたら少しのぞいてみても楽しいのです。
少しだけ立ち寄ったお寺を少し紹介しますね。
川越熊野神社
12月に酉の市が行われることで知られる川越熊野神社は、開運・縁結びの神様です。茅の輪が老いてあり、茅の輪くぐりををすることもできます。茅の輪くぐりの作法も横に書いてありますので、初めて体験するかたも間違いなくくぐることが出来ます。
蓮馨寺(れんけいじ)
川越城主の母・蓮馨大姉が民衆に安らぎの場をもたらすために建てたお寺が蓮馨寺(れんけいじ)です。境内もとても落ち着いた雰囲気でとても良かったです。
この蓮馨寺(れんけいじ)は、触って撫でると病気がすぐ治る「おびんずる様」が祀られています。今のご時世は触るとまずそうなので、触りませんが、見ているだけでもご利益がありそうな真っ赤な姿をしていました。
川越の観光スポットを探そう!
とにかく町並みが素晴らしいのが川越です。蔵造りの町並みはもちろん、他にもいろいろと見応えのある所が多いです。
じっくり楽しめるエリアなので、川越やその周辺の散策を思い切り楽しんでくださいね!
小江戸 川越へのアクセス
さまざまな交通手段がある川越は思いのほか行きやすい場所です、早朝の川越散策を是非一度お試し下さい!
電車で
大宮から JR川越線で約20分(川越駅下車)
池袋から 東武東上線で約30分(川越駅下車)
新宿から JR埼京線 快速で50分(川越駅下車) / 西部新宿線 特急で45分(本川越駅下車)
横浜から 東急東横線。東京メトロ副都心線で約78分(川越駅下車)
車で
東京方面から
関越自動車道 練馬〜川越IC 21.2km
国道254号 池袋〜川越 32km
首都高速 与野IC〜川越 15km
八王子方面から
中央自動車道 -圏央道-関越自動車道 八王子JCT〜鶴ヶ島JCT〜川越IC 56.9km
中央自動車道-圏央道 八王子IC〜八王子JCT〜川島IC 58km
早朝散策の駐車場はコインパーキング一択
川越には観光用の無料駐車場や、1日500円で置ける駐車場があります。しかし、どちらも早朝は営業していないため、早朝の川越を散歩するにはコインパーキングを利用する必要がありました。
私は大正浪漫夢通りの近くに車を停めて歩きましたが、GOOGLEMAPに掲載されていないコインPもたくさんあり、早朝であればどこのエリアでも駐車可能だと思います。散策プランに合わせて良さそうな所を探してみてください。
早朝散策はいい!
早朝の人のいない観光地で建物をゆっくみ見て回れる素晴らしさを感じてもらえましたでしょうか?写真をみて、人や車の少ない光景がいいなと感じたら、是非試してみてくださいね!
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早朝の川越の街は良いですよね。
3年前だったか東横線&西武鉄道フリーパスを利用して8時ごろの街を歩きましたよ。
日中の人混みにはウンザリだったので、ショッピングに興味のない人は早朝がオススメですよね。
電柱が埋められる前は野暮ったい感じもありましたが、今はすっかり綺麗になり、古い建物をじっくり写真にも収められますよね♪
ぶとぼそさんは絶対朝に行っていると思いました(笑)
ぼくらみたいな景色や建物を見ていれば幸せという人種には、早朝最高ですよね。
今は川越まで一本でも行けるし、環八の立体交差化や圏央道も出来て車でも近くなりました。
行けてない所がいっぱいあるので、また行きたいですー