BC州道97号線・北海道のような美しい風景が続く【北米縦断・原付二種の旅 15日目】
北へ行くほど暖かくなっていく
北上するほどに気温が高くなっていくんだ。カナダは北半球だから北へ行くほど寒いのは確かなのだけど、バンクーバーとかウィスラーで、これ以上寒くなったらどうすんだよとか思いながら走っていたのがウソのよう。
走ってきた所は、それだけ標高があったということなのだろうけど、北へいくほど寒くなるっていう常識を覆された感じ。
標高が下がったからか、針葉樹しか目に入らなかった風景に広葉樹がかなり混じってきている。広葉樹があるところは、空気がとても温かい。こういう事って、外の気温を肌で感じる事が出来るバイクじゃなきゃ味わえないことだよね。
北海道のような牧歌的な風景の中を走り抜ける
今日は昨日に続いて州道97号線を北上している。このルートは北海道のようで牧歌的でいいね。北海道のすごく美しい場所が、ずーっとずーっと続くんだよ。そんな風景だけでも感動するのに、美しい湖や川もその風景の中に入り込んでくるんだから、美しさにため息が出るほど!
水と緑が美しい日本も、ここの美しさにはかなわないかもしれないと思っちゃったよ。人が少なかった時代の日本もこんな風景がいたるとことで見れたのかもしれないけどね。
そういえば「水のある国は栄える可能性がある。炭坑とか鉱山とかでは一定のところまでしか栄えない。」って誰かが言ってたな。水が豊富なのはとても有り難いことなんだね。
すれ違うライダー同士のご挨拶
この北海道みたいな風景の中で、かなりのライダーとすれ違ったよ。ツーリングルートとしては定番なのかもね。バイクが反対側から走ってきて、手を挙げて挨拶をしてくれる。北海道のようにピースサインじゃないんだけど、手をあげて挨拶をする文化はこちらにもあるんだね!
町で休憩しているライダーに話しかければ、同じライダーでバイクやツーリングの話も出来るから楽しかったよ。俺は今アラスカに向かっているのだけど、アラスカからアメリカへ行く人とも話しができたよ。
それからレンタカーのキャンピングカーを借りて回ってる人もとても多いんだ。適当に走って、適当なところで泊るスタイル。家族連れもけっこういたけど、定年になって夫婦二人で旅している人も多かったな。そういうのいいよね、俺もそういうのやってみたいなぁと思ったよ。
モーテルでの日記更新
今日はモーテル泊まりだから日記が更新できた。東芝のリブレット70という小型のパソコンを電話につないでインターネットしているんだ。
電話の交換機によっては通信できないことがあるから、モーテルに泊まってもインターネットに接続できるかは勝負なんだけどね。
日記をリアルタイムに更新するのは思ったより大変だけれど、日本にいる友達に近況を見てもらえるのは面白いね!
Pr Georgeの安ラブホテルみたいなMOTEL(走行352.5km)
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