キャンピングカーで旅をするアメリカ人の夫婦【北米縦断・原付二種の旅 52日目】
ドーソンシティーを出発!休憩中に見る風景
ドーソンシティーに長期滞在してる人は多くはないから、旅行客の入れ替わりが激しいんだ。楽しい出来事があった町は出て行くのが辛いんだけど、みんな出発するというので俺も出発することにしたよ。
町を出発した後の途中の道路で、宿を出る時に飲みに行ったクレージーオージー3人組みがいて少し雑談。そして2度目の別れの挨拶をしたんだけど、こういう事の後って道路をもくもくと走ってるのが孤独!
走っている最中は誰が話し掛けてくれるわけでもないし、タンタンと40−50分走って10分くらい休憩するの繰り返し。だいたい時間で区切って、休みやすそうなところで休む感じね。でも綺麗な景色があるとこは例外!あまり走ってなくても立ち止まって景色を眺めるんだ。
動物を発見したときも休憩にしちゃうかな。日本よりは野生動物を見かけるとはいえ、動物がいたらやっぱり眺めたいからね!
そういえば休憩した所に面白いものもあったよ!はしごを上らないといけない電話!何か理由があるのか、冗談なのか、どっちだろうね?理由がもしあるなら、水が来るとか動物が来るとか?
キャンピングカーで旅をするフレンドリーなアメリカ人夫婦
キャンプ場では誰かとしゃべりたいなと思っていたら、フレンドリーアメリカ人と知り会えてお話しはいっぱいできたよ。定年後の人生を楽しんでいるおじさんとおばさんで、アラスカまで旅をしてきたんだって。
アメリカ人のおじさんからはいろいろな話を聞いたよ。カナダの税金はなんで高いのかとかね。福利厚生がしっかりしているのが大きいのだけど、かなりの額をインディアンのためにも使ってるらしいよ。あ、おじさんもおばさんもインディアンに対しての悪い感情は全然ないからね!
おじさんは軍隊に所属していたから、昔の軍の話しともたくさん聞かせてもらったよ。歳を取った人との軍隊の話は、もう死んでしまった俺のおじいさんと話してるみたいな感覚になったよ。じいちゃんから戦争の話は聞いた思い出があるからね。
それからバスみたいなキャンピングカーの値段もきいたよ。新車は2千万以上はするらしい!もちろんそれは極上のキャンピングカーなんだろうけね。でもこのおじさんのキャンピングカーは150万くらいの中古だから、庶民な俺には親しみやすかった!
おじさん達をフレンドリーアメリカ人って書いたけど、カリフォルニアへ帰ったらフレンドリーじゃないよ。旅行中はみんなフレンドリーになるんだよって言ってた。それ分かる!日本を旅していてもそうだからね。
それでもこのおじさんの今までの話しを聞くと、フレンドリーで親切な人だと思うんだけどね。町に行くと個人個人の世界ななのは当たり前だから、田舎を旅してこういう風に話せることがとてもいいんだよね。
カナダでは何回か旅している夫婦と話してたけど、定年後にこういう旅を夫婦で出来るっていいよね!俺も年取ったらそういう旅もしてみたいかな。
あとね、おじさんから夕食にデザート、ビールまでご馳走様してもらったよ!おじさんも若い頃は歳をとった人にいっぱい親切を受けたんだって。そういうのってつながっていくよね!ここで受けた親切は、どこかで誰かにお返しをしないとね!
それと今日久しぶりに月を見たんだ。北の方では夜があまりなかったからね!夜空に黄色く光る月に感動するとは思わなかったよ!
<Yukon>Mintoのキャンプ場(走行293.8km)
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