CVキャブ用の手で回せるエアスクリューで調整がラクラクに!
キャブレターのエアスクリューを手で回せるタイプのものに交換しました。
工具が入りにくい場所なので、なかなかアイドリング時にセッティングをいじれなかったのですが、これが付いているとバッチリ調整が出来ます。
元々はハーレーのCVキャブ用に開発されたパーツのようですが、こんなものがあるんだと参考にしてもらえればと思います。
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キャブレター取り付け後のエア調整が難しいCVキャブ
キャブレターOH後、スロット全閉で急制動するとエンジンがストールするようになりました。エアスクリューを規定値に回しておいたつもりですが、間違えてしまったようです。
エアスクリューで調整すれば解決するのですが、KLRの場合、キャブを車体に取り付けてしまった後では調整が難しいのです。
キャブ調整用のワイヤー式のドライバーはもちろん、薄いL型のドライバーでも入りません。(写真で見るイメージより隙間がありません)
手で回せるCVキャブ用エアスクリュー
シビアなエンジンではないので、規定値付近まで回せればエンジンストールはたぶん直ります。
しかし、キャブを外して回し直すのも面倒ですし、このスペースに入る薄い工具を作るのも面倒です。
面倒でイヤだなぁと思っていたのですが、知り合いに、手で回せるエアスクリューが出ていることを教えてもらいました。
もともとはハーレーのCVキャブ用みたいですが、KLRでも使えるようです。
どちらにしろキャブレターはもう一度外さないといけませんが、外した時にこのスクリューを入れて、エンジンをかけながら微調整出来るようにしたくなりました!
エアスクリューキットご購入
海外メーカーから何種類かスクリューが出ていましたが、日本のサイトから買えるのは2つほどみたいです。
その中で、KLR650用で値段も若干安かった、「YOST PERFORMANCE ヨストパフォーマンス SCREW IDLE MIX CV CARB」をご購入。
YOST PERFORMANCEはもう売ってないみたいなので、天涯に使ったこちらのリンク貼っておきます。
エアスクリューキットの内容物
キットには、スクリュー、ガスケット、バネに加え、スクリューを隠している蓋をはずすためのボルトも入っていました。
キャブ取り外し
部品も来たので、キャブを取り外しますが、クラッシュバーが邪魔なのです・・・。
これいちいち外さないとキャブにアクセス出来ません・・・ま、キャブは頻繁に外すところではないので、いいのですが面倒!
エアースクリューをインストール
キャブのスクリューを蓋しているプラグを、取り外して装着するのですが、このプラグはすでに外してあるので、加工する必要はありません。
普通にスクリューを交換するだけでOKでした!
ノーマルのスクリューを外して、新しいスクリューに交換。形状を見比べると一目瞭然ですね。左のエアスクリューが手で回せるものです。
キャブの取り付け
エアスクリューを取り付けしたら、車体にキャブを戻します。キャブを車体に装着するときのコツはいまだに良く分かりませんが、なんとか無事に収まりました。
エアスクリューを手で回す時に、マフラーやエンジンの熱であつそうですが、エンジンをかけながらカンタンに調整ようになりました。
オイル交換時にちょっとエア調整して、調子を上げるみたいなことも出来ますね。
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こんなに詰まった箇所にキャブが押し込められているんじゃ調整はできそうにありませんね。外からネジの頭も見えないし。
TRL200を買った当時、発売時の初期ロットはキャブがイマイチで、トライアルなのに車体を傾けるとアイドリングでエンストしていました。他の人のも同じようにエンストしていましたから、発売を急いだための不具合だったと思っています。
キャブ自体を交換したりしましたが、結局スロージェットを幾つか交換してイイ感じになりました。なつかしい。
今はストールする事もないんで、とりあえずは必要ないですが、今後の為に買っておくべきか・・・・・?
う~ん??
>INTER8さん
ほんとにドライバーはいらないんですよ。
初期モデルがそうだっただったら、後期モデルは改善されてそうですね。
今はバイクもインジェクション時代になっちゃったので、穴の大きさや、針のとがり方でセッティング変えるって
すごく時代を感じますね(笑)
私がたぶん戻しの回転まちがえてたんだと思うんで、必要ないと思いますよ・・・。
そこでそんなに調子が変わるってエンジンでもないですしw
ただアイドリングの時にいじれるようになったので、微妙に回していい感じに調整は出来るようになりますが、
いかんせん、海外物なので・・・値段が高い・・・・。
半額くらいだったらいいのですけどねぇ・・・・。