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<TRIPOO!! 〜バイク・自転車・釣り日記〜>バイク(KLR650・XR100)、自転車(Vigore)、釣り、DIYなど趣味の日記

ナメたボルトの外し方

フロント回りは部品待ちとなってしまったので、塗装予定しようと思っているマフラーを外すことにしました。

しかしナメているボルトがあったり、固着しているボルトがあったり・・・。

時間をかけながら格闘して結局5勝3敗でしたが、負けの3本は仕方ないほど固着していました。

ナメたり固着したネジはいろいろな方法でトライしているので、是非参考にしてください!

錆びたマフラーボルトを外す時は時間をかけての注油も大切

錆びたマフラーボルトは回りにくい可能性が高いので、浸透潤滑剤を注油してから外します。

しかしもし固着してボルトが折れてしまうと大変な場所なので、実は何週間も前から地味に注油を何度もしていました。

折ってしまうと大変な箇所は、注油で確率をあげてトライするのが大切です。折れるともっと時間かかりますからね。

浸透潤滑剤はラスペネを使いましたが、レストア屋さんが使っているニューテックのNC-101というのを使ってみたいです。

使ったことないですが、ラスペネがなくなったら買ってみようと思っています。

 

マフラーのナットは回った

勝負の日。レンチをかけてマフラーのナットを回すと緩みました!左右どちらも大丈夫そうでした!

後ろ側のネジを外すため、ナットが取れそうなのを確認していったん軽く緩めるだけにしておきました。

マフラーボルト

 

エキパイのヒートガードのボルトはナメていた

塗装予定なのでエキパイのヒートガードを外しますが、ここは錆がけっこうありました。

錆びたエキパイのヒートガード

外そうとした形跡があり後ろ側のボルトはナメていました。まずこのナメたボルトと格闘してみます!

ナメたボルト

 

ナメたボルトを外す

タガネを使う方法

最初はタガネ作戦にしました。タガネで緩む方向へ叩いて緩めるという手法です。

タガネをあてて金槌で叩きますが回りません・・・・。金属に溝が入り切れていくので、工具をスイッチしました。

タガネでナメたボルトを外す

溝ができても緩まなかったら、私は貫通ドライバーに工具をスイッチして作業しています。

この貫通ドライバーは叩いたりこじったり、こんな用途の荒く使う用に持っているものです。しかしびくともしません・・・。

タガネでナメたボルトを外す

ナットツイスターを使う方法

最終的に使うのはナットツイスターです。ナットツイスターはめちゃめちゃ強力なので、これでダメならネジを削るしかないかなと思います。

最初からこれを使えばとも思いますが、ラチェットに取り付けて回せるので力が入れやすいのですがネジが折れる可能性があるのが欠点でしょうか。

ナットツイスターはセット品を持っていましたがサイズが合わなかったので、コーケンの9mmボルトツイスターを購入しました。

コーケンのものは高いですが、金属をしっかり咥えてくれるので強力でした。

必要なもの1つづつ買うのがいいのかもしれません。8、9、10mmあたりがあればだいたい事足りるような気がしますしね。

ナットツイスター

金槌でナットツイスターをネジにたたき込み、ソケットレンチで回します!

ナットツイスターでナメたボルトを外す

ネジの形は酷いことになっていますが、ゆるみました!

緩んだナメたボルト

ネジザウルスを使う方法

ナメたネジをしっかりグリップしてくれるネジザウルスを使う方法もあります。

ペンチタイプやバイスプライヤータイプなどいくつか種類があります。これだけ固着しているとバイスタイプがいいですかね。

写真は普通のバイスプライヤーですが、ネジザウルスはネジをグリップしやすいように縦にも溝が切ってあります。

下の普通のバイスプライヤーはあまりつかんでくれないので1度トライして終了。

バイスプライヤー

 

固着した+ボルトの外す

インパクトドライバーを使う方法

次は前側のボルトと格闘しました。手回しでは回りませんでしたが、前側は+ネジがしっかりしていたので電動インパクトドライバーを使いました。

電動インパクトドライバーは打撃を与えながら回すので、+ネジがナメにくいという特徴があります。

しかしむなしくも、打音が響くのみ・・・。まったく緩む気配がありません・・・。

あまりパワーがないインパクトドライバーではありますが、ずっとやっていたらナメそうなのでいったん中止。

インパクトドライパーでナメたボルトを外す

今回使っていませんが、金槌で叩く手動のものもあります。お尻の部分を叩くとドライバーが少し回転するというものです。

錆びて固着したのにはなかなか回りませんが、固着していないで固く締まっている場合はけっこう威力があります。

インパクトドライパー

手回しドライバー+スパナを使う方法

固くて回らないという場合は、手回しドライバーとスパナの組み合わせで回せることもあります。

他の箇所の写真ですが、こんな感じにレンチと組み合わせて力を入れられます。

この方法はナメやすいので、しっかり押しつけておくことや無理そうな感触ならやめることも大切です。

ドライバー+スパナでボルトを外す

 

エキパイのヒートガードを外す

上に書いた方法を使いながらエキパイのヒートガードを外しました。

前側はナメてなかったので緩めばよかったのですが、全然まわらないので一通りためし、結局2つのネジとも結局ナットツイスターで外しました。

コーケンのナットツイスターは、よく噛みこんでグリップするのでかなり良いですね!

ナットツイスターでボルトを外す

ヒートガードが無事に外れました。エキパイはこれで外れるメドがたちました!

はずれたヒートガード

 

マフラーのヒートガード前側を外す

中央付近にあるマフラーのヒートガードを外します。作業詳細は省略しますが、手回しドライバー、インパクトドライバーもダメでした。

最後はナメるの覚悟で勝負してナメてしまったので、ナットツイスターをたたき込みました(金槌はもっと小さいので大丈夫です)。

ナットツイスターでボルトを外す

慎重に回していきましたが、ねじれていっていただけだったようで折れました。

先ほども書きましたがラチェットで力いれられるので、あっけなく折れてしまうことがあります。

折れたボルト

マフラーのヒートガードのもう一つのネジも結局回らずにナットツイスターで回し始めましたが、台座の方が壊れました・・・。

台座のとれたマフラー

ボルトはヒートガード本体に固着していてびくともしませんでした・・・。これはどうやってもネジは取れないですね。

固着したネジ

 

マフラーのヒートガード後ろ側を外す

一番後ろのネジは錆びておらず普通に回りましたが、手前側のネジはいろいろ格闘するも全然回りません。

結局ここもナットツイスターのお世話になりました。今回はナットツイスターで大助かりです。

ナットツイスターでボルトを外す

しかしここもネジは回らず折れましたが、コーケンのナットツイスターが強力なのも分かりますよね。

折れたボルトを後で抜く努力はしますが、失敗しても削ってナットを溶接すればすむ形状なので少し気が楽です。

ナットツイスターでボルトを外す

 

マフラーのサイレンサーを外す

マフラーを外しました。マフラーのサイレンサー部をはずすボルトは見た目も普通であっけなく取れました。

ジョイント部のガスケットとステーは新しく排気漏れの修理をしているみたいなので、ネジの状態は良かったです。

外したマフラー

 

マフラーのエキパイを外す

最初に緩めておいたマフラーナット外します。ここを折るとかなりガックリきそうなので、注油しながら慎重に回して外しました。

感触的にはやっぱり固着しててスタッドボルトごと回っていそう。でもスタッドボルトごとでも取れればOKですね。

マフラーボルトを緩める

後ろを止めているネジもかなり錆びていましたが、普通の太めのネジなのでパキッという音とともに回りました。

ステーとネジは錆がすごいので新品にしたいですね。

マフラーステーのボルトを緩める

エキパイは損傷なくうまく取り外せました!錆は落としたいですがネジ穴も生きているので良かったです。

はずしたエキパイ

マフラーのナットはこんな感じでした。スタットボルトとナットは固着。当然このナットとスタッドボルトも新品に交換ですね。

外したマフラーボルト

 

サイレンサー側で折ってしまったネジが2本、台座が取れてしまったのが1カ所。8本のネジがあったので5勝3敗でした。

後日、この折ってしまったネジを外したいと思います!また壊れてしまった台座部分も作らないといけませんね。

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