耳が痛くならないツアークロス3へのヘッドセット取付方法
アライのツアークロス3にEJEAS E200というヘッドセットを耳が痛くならないように取り付けました。EJEAS E200はアマゾンなどで売っているバイク用のハンズフリーヘッドセットと似た形状をしているので、同形状のヘッドセットのスピーカーの取り付けは参考になると思います。
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取り付けるヘッドセット
今回取り付けるヘッドセットの形状です。スマホとの接続を前提にしたBLUETOOTHバイク用ヘッドセットと似た形状のものですが、インカム機能も付いています。
EJEAS E200の使用レポートはこちら。
このヘッドセットをヘルメットに装着していきたいと思います!
ツアークロス3は耳の窪みが浅く、取り付けに工夫が必要
バイク用ハンズフリーヘッドセットのスピーカーは厚くはありませんが、特別薄くもありません。スピーカーを入れることを考えてあるヘルメットは簡単きれいに装着することができます。友達のヘルメットのOGK KAMUIはスピーカーが入るくぼみがあり、内装を取り外して同梱のマジックテープでスピーカーをセットすれば取り付け完了。簡単でいいなぁ!
しかしアライのツアークロス3は耳の窪みが浅くそのままセットできません。また窪んでいるところに緩衝材があるので内装の下にセットすることもできません。内装の上にスピーカーを置くと両面テープの粘着難しく、耳もかなり圧迫されてしまいます。マイクも固定できずにブラブラになるので無加工での装着が難しいのです。
耳には少し当たるが、簡単な取り付け方法
加工が苦手だったりヘルメットの緩衝材を加工したくない人はこちらの方法になると思います。スピーカーが薄ければ、こちらの方法でも耳は痛くならないかもしれません。ちなみにEJEAS E200のスピーカーの場合、耳は痛くなりませんでしたが違和感は大きくなんとか使えるというレベルでした。
まず内装のカバーを外し、その下へスピーカーをセットします。付属のマジックテープの厚みも減らしたいので固定もしません。上から内装のカバーで押さええるので、ズレていってしまうようなことはありません。気になるようなら両面テープでとめてください。
カバーをかけるのでスピーカーは見えなくなりますが、薄いカバーのすぐ下にスピーカーが入っていて耳にあたってしまうので違和感は大きいです。
マイク部は、内装のカバーを切り出しました。穴は広がらないように糸で縫ってあります。左右のスピーカーの配線は内装の下に見えないようにいれました。簡単な方法はこれで完成ですが、ヘルメットのかぶり心地は今一歩です。
違和感がまったくないスピーカーの取り付け方法
簡単なやり方は内装カバーを切るだけでしたが、耳にスピーカーが当たってしまう欠点がありました。耳に固いものが当たっているのは気になってしまうので、内装を加工してスピーカーが耳に当たらないようにしました。緩衝材に穴を開けるので自己責任ですが、ヘルメットのかぶり心地はまったく変わらないという利点があります。
下の写真は頬の部分の緩衝材です。これを加工していきます。
緩衝材にスピーカーをあてがって、削る部分をマーキングします。
EJEAS E200のスピーカーは、少し段差があったので、センターに小さめの穴を開けて、外側は緩衝材の半分程度の厚みまで削りました。私は座ぐりドリルというのを持っているのでそれで穴を開けました。発泡スチロールなので、カッターだけでも加工は出来ると思います。(アルミ缶で空ける方法や金属を熱して穴をあける方法もあるので検索してみてください。)
あけた穴にスピーカーをセットしました。接着剤などでしっかりとめてしまうと交換の時にめんどうなので、マスキングテープでとめてあるだけです。見えないところなので、これで十分かなと思ってます。
小さくあけてある穴からスピーカーが見えているので、音がこもることもなく出てきます。またスピーカーが飛び出ていないので、耳に当たることもなく何の違和感もありません。
加工した内装を元に戻して、左右をつなぐスピーカーの線も内装の下に見えないようにセットします。マイクは頬パッドの下から出すようにしました。この方法だとマイクの長さがギリギリでしたがなんとか収まりました。
スピーカーが付いていることも分からないかぶり心地になり快適になりました!
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