世界で最も長く高い、ハイレベル・ブリッジ【北米縦断・原付二種の旅 78日目】
平原にある石油の採掘機
昨日行った州立恐竜公園を離れると、牧場なのかも分からない木がまったくない平原になってきた。なんにもない平原だけど、ときたま見えるのは石油を地下からくみ上げてる機械。
石油というと大規模な施設を想像しちゃうけど、カナダやアメリカの平原の下には石油がけっこう埋蔵されているから、こういう小規模な機械がありこちにあったりするんだよ。教えてもらったから知ってたけど、初めて見たらなんの機械か分からないと思うよ。
その石油の機械以外は何もないから、退屈だなって思いながら走ってたんだけど、50メートル位先をシカが走ってたの。この辺は牛とか馬しか見なかったから、シカはとってもなんだか感動的!バイクと程よい距離を保ちながら、しばらく並走してくれたから、アフリカのテレビでも見てるような感覚だったよ。
こんな何もない所でも動物っているんだね。人間が飼っている動物じゃなくて自然の動物がね。でも、シカは草食だから草があれば居てもおかしくないか。
タイヤの購入を考える
ところで、どのルートを通ろうか3日くらい前からずっと考えていたんだ。って言うのはね、またまたタイヤ!フロントタイヤは平気そうだし、リアタイアも後1000km位は持つとは思う。でも、フェアバンクスでのこともあるし、早めに買っておこうと思ってね。
理想は安い宿がある町で手に入れること。そうじゃないとさ、宿泊費がかさみ過ぎちゃう!キャンプでずっとタイヤを待っているっていうのもしんどいしね。そろそろ考えないといけないんだよ。。
これから通る大きな町は、カナダだとレスブリッジ,アメリカだとグレートフォールズかヘレナなんだけど、早めに手にいれないと、最終的にはヘレナでタイヤ待ちになるんだ。そこまでしかもたないから。
グレートフォールズもヘレナもレスブリッジも、どの街も何泊もしたくなるような安宿はなさそうだから、キャンプ場しかない。でもレスブリッジなら、カルガリーに戻るとかウォータートンレイク国立公園へ行くとかそんな事も出来そう。サイズが合うタイヤの在庫があるのが一番いいのだけどね。
世界一!レスブリッジの鉄道橋ハイレベル・ブリッジ
かなり早い時間にレスブリッジの町ついた。見所であるすっごい橋だけは見学しておいたよ。1909年に出来たこの橋は、長さが1624m、高さが96mで世界一なんだって。鉄道の橋なんだけど、これがとにかく美しかった!
人はかなり住んでるレスブリッジだけど、町は橋以外にとりたてて何もないんだけどね。いや何かあるのかな?橋があまりに凄すぎてね。
バイク屋を探してタイヤを注文したいから、早々にキャンプ場にテントを設営。。この辺は暑すぎるくらいに暑かったので、この町で一番高いプール付きキャンプ場を選んじゃったよ!
オーストラリア旅行をした時に暑さにかなり強くなったと思っていたのだけど、ずっと寒い地方を通ってきたから夏バテぎみになっちゃった。これからさらに暑い所へ行くから、体が早く順応してくれるといいんだけどね。
早速バイク屋を探してみたけど、今日は日曜日でバイク屋はお休み。こっちは何で日曜日はバイク屋は休みなんだ?日本だったら絶対に日曜日はお店開けてるよね!
<Alberta>レスブリッジのプール付きキャンプ場(走行160km)
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