単管パイプでポールを立てる方法 〜 4つのやり方を紹介
屋外LAN配線をした時にポールを立てないと越しにくい場所があり、単管パイプでポールを何本か立てて屋外LAN配線をました。その時に調べたことを少しまとめておきたいと思います。
今回の単管パイプのポールの立て方は、ケーブルや防犯カメラなどの軽量物が前提です。風にあおられるような鯉のぼりなどはポールが倒れる恐れがありますので専門家にご相談してください。
また、調べた内容は、私が建てるために調べたものです。ポールを立てる場合は、ポールが倒れることのないようにじっくり考えて自己責任でお願いします。もし倒れても一切責任は負いません。
配線が公共の道路を通過したり、他人の敷地を通過する場合には許可が必要です。あくまでご自身の敷地内で使うことを前提でお考えください。
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単管パイプをたてる前に
単管パイプは台風などが来ても倒れないように立てなければなりません。記事の内容を見て難しいと感じたり、この方法ではダメだと言う場合はプロにお願いをしてください。
記事の最後に防犯カメラの設置が出来るプロを探せるサイトも掲載しておきました。もちろん信頼できる人が身近いればそちらに頼む方がいいと思います。
いろいろと検討して納得の行く方法をチョイスしてくださいね。
単管パイプって何?
住宅の外壁塗装時など、足場を組んでいる鉄パイプを見たことがあると思います。
鉄製で強度もあり、リーズナブルです。土に埋めている部分はさびてきますが、条件にもよりますが10年以上もつので、何かと使い道があるパイプです。
その足場用のパイプは、ホームセンターや通販で買うことが出来ます。
長くなると自分で運ぶのも大変なので通販が便利ですが、長いものは4t車での配送(6m道路が必要)となり、道路などの問題で配送不可の場合があります。
パイプとのジョイントは単管用のクランプを使います。クランプで組み合わせることによって、ポールや簡易的な柵など色々なものを作ることが出来ます。
単管パイプでポールを立てる方法
実際に施工した方法を含め、4つのやり方を紹介したいと思います。それぞれ強度が違いますが、手軽なものから本格的なものまであります。3つの方法のいくつかを組み合わせると、さらに倒れにくいポールにすることも出来ます。
設置が簡単なもの、撤去が簡単なもの、強度など、それぞれ特徴がありますので、設置や強度、そして撤去を考えて、バランスのいい方法を選ぶのが大切かなと思います。
単管パイプの土中への埋め込みについて
例えば、5mのパイプで60cm〜100cmくらいです。作り方によりますが、コンクリートを使う場合は浅めでも強度が出ますし、土の重さを利用するものは深く埋めるほど倒れにくくなります。
1:ブロックとコンクリートを使う方法
ブロックを使えばかなりの強度が出る一般的な方法です。
コンクリートで下を固めてしまう程度でもそこそこの強度が出ますが、さらに倒れにくくするためには、ブロックや単管ベースピンコロを使います。
ピンコロは案外高いので、ブロックの方がリーズナブルです。そのブロックの穴に単管パイプを入れ、穴をコンクリートで固め、ブロックのまわりもコンクリートで固めれば、しっかりしたポールになります。
注意することとしては、単管の中に水がたまらないように、下側から土に水が吸収されるように施工するか、もし下側を固めてしまうなら一番上にキャップをつけて雨水の浸入を止めた方が良いと思います。
この方法は見た目や作り方がシンプルで、狭い場所にでも建てられることがメリットですが、コンクリ−トを使うため、撤去時が少し大変です。
こちらの方法で建てたポールです。見た目がシンプルです。土中にコンクリートが入っています。
2:土中をL字や十字にする方法
土中のパイプ部分をL字や十字にすることで、コンクリートを使わずに倒れにくくすることも出来ます。横に伸びた棒が抵抗になり倒れにくくなるのです。
土中部分をダブルにすればさらに抵抗が増え強くなります。さらに先端にパイプを加えたり、ブロックを乗せたりして、浮き上がり方向への面を増やせば、土の重さが有効に使えるため、ポールはさらに倒れにくくなります。
しっかりと土中部分を作ればかなりの強いものになり撤去もラクなのがメリットですが、埋め込む場所が広く必要なのがデメリットです。
3:単管パイプを組み合わせて土台を作る
短い単管パイプを使い、ポールに連結することで、土台部分で土との接触面積を増やして倒れにくくする方法です。
ポールの両サイドに短めのパイプを打ち込みポールと接続します。ブレに強くなるように斜めに一本土中に打ち込み強度を上げます。この方法は深く打ち込むほど強さが増していきます。
メリットは、穴を掘らずともハンマーで打ち込みが出来る場合があること、抜くだけで良いので撤去が簡単なことです。地上部分の見た目がシンプルでなくなるのがデメリットでしょうか。
こちらの方法で友達が建てたポールです。
4:周りの構造物を利用する
私の場合は、擁壁の先端が土に埋まっていなかった為、両側から挟んで固定するこにしました。擁壁片面しか使えない場合でも、アンカーを打ってポールを固定すれば、擁壁を土台として使えるのでかなり丈夫なものになります。
ちなみに私の家でやった方法です。擁壁の向こう側とこちら側に長短のパイプが建ててあり、擁壁の上下で連結しています。これでどの方向にも倒れないようにしました。
単管パイプはホームセンターや通販で買えます
足場だけでなく、フェンスの柱として、防犯カメラなどのポールとして、様々な用途に使えるのが単管パイプです。見た目は今一歩ですが、金属で出来ているので丈夫で長持ちなのも良い所です。
この単管パイプは、ホームセンターや通販で買うことが出来ますが、運ぶ車を持っていない場合や長いものは通販が楽ですね。
値段的には専門店よりもホームセンターの方が安い場合もあるので、ホームセンターの通販もチェックするといいかもしれません。
長さが長くなってくると4t車での配送(6m道路が必要)となり、道路などの問題で配送不可の場合がありますので事前に相談してください。
ポールへのLAN配線の止め方
ポールを立てたら、LAN配線をポー津に留めなければ行けませんが、屋外線引留具を使いました。アマゾンと楽天のリンクも貼っておきますが、ホームセンターでばら売りもしています。
強さや撤去を考えてバランスのいいポールを
LANケーブル配線や監視カメラなどのためのポールの立て方は、強度、スペース、撤去のしやすさなど、かなり違います。ケーブルににビニールが引っかかったりしただけで負荷がかかる場合もあり、倒れてしまうと被害を与えてしまう場合もあると思いますので、いろいろ検討した上でベストな方法をチョイスしてくださいね。
自分で出来る自信がない場合はプロに頼む選択もあります
やはりちょっと難しそう・・・という場合は、プロに頼む方がいいかもしれません。
単管パイプを立ててLAN配線したり、家の壁に防犯カメラを取り付けたりする業者はくらしのマーケットでも探せます。
評価やクチコミ、実績などを見ながら気になった業者と連絡を取ることが出来ます。選択肢の一つとして検討するのもありですね。
LANケーブルを屋内から屋外へ出す方法
LANケーブルを屋外へ出す方法についてはこちらの記事にまとめました。
LANケーブルの自作方法と道具紹介
LANケーブルの自作方法についてはこちらの記事にまとめました。
お疲れさまでした。
8氏から聞きました。家の改造大変ですね。
ウチは仕事部屋は以前より快適になりましたが、遺品整理に苦労してますよ。
コロナ騒動落ち着いたら飲み行きましょうね。
Winから書き込み不慣れで……
遺品整理は考えただけでの大変そうです。お疲れ様です。
実家の回線スピードが早くなり、父が一番喜んでます(笑)
まだ動けない時期なので、どうするか決めかねていることもあるんですが、
落ち着いたら飲みもサイクリングも行きたいですね!