N-ONEの床下収納にスペアタイヤを積む
テンパータイヤ(スペアタイヤ)のついていないN-ONEにフィット用の13インチのテンパータイヤを載せました。
事前に調べた通りサイズ的にはギリギリでしたが荷室は普通に使うことが出来ました(N-ONE 初期型 Premium)。
その他に流用出来そうなテンパータイヤや外形サイズなども検討しながら、積載から取付までを見ていただければと思います。
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N-ONEにテンパータイヤ(スペアタイヤ)を載せたい!
ホンダの軽自動車N-ONEはスペアタイヤ(テンパータイヤ)が付いていません。オプション設定もありません。
ですので、パンクの時は応急用パンク修理材かロードサービスで難をしのぐことになります。
しかし遠出をする時は、スペアタイヤはやはり積んでおきたいもの・・・。
修理出来ないパンクの場合も多いですし、気づかずに乗ってしまってタイヤ自体をダメにしてしまうこともあります。
パンクする事自体がマレなので一般的にはなくてもいいと思うんですけどね。収納スペースとタイヤの重量分の燃費は犠牲になりますし・・・。
しかし、夜中のひとけの全くない山の中で所でパンクしたトラウマがあるので、出来ればほとんどのパンクに対応出来るスペアタイヤ持っていたいんです。
ロードサービスを待っているのも面倒ですしね。
N-ONEの荷室はテンパータイヤが載せやすい構造
N-ONEの荷室は二重構造になっています。この床下収納スペースがテンパータイヤを積んでくれと言わんばかりのサイズなんです。
このスペースがなければテンパータイヤを積みたいとは思いもしなかったでしょう。
また、N-ONEの床下収納スペースの手前側にはジャッキアップ用の工具も綺麗に積まれているんですよ。このジャッキもやる気にさせますよね!
ググって事前調査
N-ONEのタイヤサイズは、165/55R15 と155/65R14です。テンパータイヤは12〜14インチくらいのものを流用するのがよさそうです。
N-ONEはすでに発売から時間が経っていますので、テンパータイヤをN-ONEに積んでいる方が何人か見つかりましたので紹介しておきます。
●テンパータイヤはやめて必要時に冬用タイヤなどを載せている方
●12インチ(ライフ用)を積んだ方
●13インチ(フィット用)を積んだ方
●14インチ(キューブ用)を積んだ方
その他にもパンク時にロードサービスから14インチ(ワゴンR用)を借りていた方もいました。
流用していたテンパータイヤ
N-ONEにテンパータイヤを積んだ方が選んだタイヤを見てみました。12インチから14インチまで様々でしたので、コレと言った定番はないようです。
タイヤサイズ | タイヤ外形 | 車種 |
165/55R15 | 563mm | N-ONE 15インチ車 |
155/65R14 | 557mm | N-ONE 14インチ車 |
T105/90D12 | 493mm | ライフ用(JB1) |
T115/90D13 | 537mm | フィット用(GD) |
T105/70D14 | 502mm | キューブ用(BZ11) |
T105/90D14 | 516mm | ワゴンR用(型式不明) |
テンパータイヤの外径差ってどのくらいまで許容出来るの?
テンパータイヤは普段はいているタイヤよりも細く小さく出来ています。
外形もその分小さいことが多く、テンパータイヤ側が少し下がって走行することになります。
メーカーの技術者ではないので外形差がどのくらいまで安全なのかは分からないのですが、参考までに上記の車種で比較してみました。
ワゴンRは14インチという情報しかなかったので、グレードは適当に選んでいます。また、グレードによって違うかもなので間違っていたらごめんなさい。
標準タイヤサイズ | 緊急用タイヤサイズ | 外形差 | |
ライフ(JB1) | 155/65R13 (外形531mm) |
105/90D12 (外形493mm) |
38mm |
フィット(GD) | 175/65R14 (外形583mm) |
115/90D13 (外形537mm) |
46mm |
キューブ(BZ11) | 175/65R14 (外形584mm) |
105/70D14 (外形502mm) |
82mm |
ワゴンR (MH23S) | 155/65R14 (外形557mm) |
115/70D14 (外形516mm) |
41mm |
N-ONEのタイヤサイズとテンパータイヤの比較表
N-ONE15インチ車(165/55R15)とテンパータイヤの外形差を比較してみました。
収納の問題もあるので、どれがベストとは言えないですし、どれが安全とも言えないので、テンパータイヤを積載したい方はそれぞれ検討してみてください。
車名 | テンパータイヤのサイズ | N-ONE15インチタイヤ (外形563mm)との差 |
ライフ(JB1) | 105/90D12(外形493mm) | 70mm |
フィット(GD) | 115/90D13(外形537mm) | 27mm |
キューブ(BZ11) | 105/70D14(外形502mm) | 61mm |
ワゴンR (MH23S) | 105/90D14(外形516mm) | 47mm |
12インチは荷室へは余裕で収まるようですが、外形差が大きいです。でも、純正キューブでも82mmあるので大丈夫なのかもしれません。
パンク時にロードサービスから14インチ(ワゴンR用)を借りた方がいましたが、ロードサービスはさすがという感じで、サイズを含めてバランスがよさそうです。
キューブ(マーチ系)のテンパータイヤはホイールナットを用意する必要がありそうですが、案外バランスはいいのかもしれません。
13インチのフィット用は収納が出来るのであれば、ホイールがホンダ用に作られているのでホイールナットがそのまま使えるため良いかもしれませんね。外形差は少ないです。
テンパータイヤはFF車は後輪に取り付ける
テンパータイヤは外形差があるためデフに負荷がかかると言われています。そのためFF車であれば後輪に付けるのが普通です。
前輪がパンクした場合は、後ろにテンパータイヤをつけ、そのタイヤを前に持っていけば駆動輪にテンパータイヤを使わずに済みます。
(4WD車にもし使うのであれば、外形差はなるべく少ないものにしないとトラブルが出る場合があります。)
ですのでドラムブレーキの後輪に付けること前提で考えれば、ホイールとディスクブレーキのクリアランスのことなどはあまり考えなくても良いかなと思います。
2代目GEフィット用のテンパータイヤをゲット
13インチ(GDフィット用)のテンパータイヤを積んだ方が、かろうじて床下収納部分に収まったと書かれていたのが決め手になり、フィット用のテンパータイヤを積むことにしまいた。
ホンダ車のホイールナットの形状が球座面になっており他社と違うため、ホンダ車以外のホイールを装着する場合はホイールナットも別に用意する必要があります。
フィット用えあればホイールナットを別に積む必要がないこともフィット用に決めた理由です。
参考にしたブログの方は初代GDフィットのものを付けていましたが、年式が新しい2代目GEフィット用のテンパータイヤにしました。
それでもだいぶ古いのですが、3代目GKフィットからはテンパータイヤのオプション設定がなくなっているので仕方ありません。
購入したテンパータイヤはバルブも含めて特に問題はなさそうです。さらに年数が経ったらバルブは交換したほうがいかもしれませんね。
ノーマルのタイヤとテンパータイヤの比較です。タイヤの高さがない分写真では小さく見えていますが、重ねてみてると大きさに大差はありません。
重ねてみました。外形はほとんど変わらないのが分かるでしょうか。
GEフィット用テンパータイヤをN-ONEに装着してみる
購入したGEフィット用のテンパータイヤジャッキアップをして装着してみました。トランクからジャッキを取り出し車体を上げます。
ホイールナットがえらく固く取り付けられていてビックリでしたが、ホイールナットを取り外してタイヤを外しました。
GEフィット用のテンパータイヤをリアタイヤに装着。ホンダ車用のホイールなのでナットもそのまま使えます。
前出のブログによるとフロント側もこの13インチホイールが入ると書いてありましたが、リアに付けられば問題ないのでまだ試していません。
時間があればいずれ試してみたいと思います。
GEフィット用テンパータイヤをN-ONEに収納する
さて、床下収納にGEフィット用テンパータイヤが収まるかどうか・・・です。
まずこの状態、床下収納のカバーを持ち上げた状態で入れようとしても入りませんでした・・・。
なのでいったん床下収納のカバーは取り外します。この状態でタイヤを納めてからカバーをし直せばかろうじてはいりました。
N-ONE 初期型 Premiumの場合です。今出ている新型は、フィット用のタイヤだと収まらないという情報もあります。
年式やグレード等によって形状やサイズが違う場合もあると思いますので、サイズ等を調べて確認してもらえればと思います。
収納してからカバーををはめたところです。しかし床下収納のカバーの真ん中あたりが干渉して少しもちあがるので、本当にギリギリ。
真ん中にテンションがかかるので、やや無理矢理感があります・・・。
タイヤのヘリとカバーが当たってしまっているのが分かるでしょうか。
とはいえ一応フタはしまるので、一度しまってしまえば実用上は問題なさそうですね。
ギリギリなので、床下収納の中で動くこともありません。もちろん後席は普通に使うことが出来ます。
本来であればタイヤを車体に固定することも必要ですが、後席を上げておけばタイヤが飛び出る隙間もなくなります。
確証はないですが、荒れた路面で跳ねたり飛び出してしまうことはなさそうです。
スペアタイヤも積んだので、山奥の舗装林道にも安心して行くことが出来そうです!
。
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