横浜の農家に伝わる郷土料理「ごま汁」って知ってる?
横浜の農家に伝わる郷土料理の「ごま汁」って知ってますでしょうか?私の家も農家だったのですが、子どもの頃によく食べた「ごま汁」という郷土料理がありました
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胡麻を作っている農家も多かった横浜
私が子どもの頃の横浜(農村部)は、専業農家がだんだんと少なくなってきている時代でした。それでも水田で米を作り、畑で野菜を作っている農家がたくさんありました。
大きな畑や田んぼを持っている農家はすでに少なかったのですが、畑では野菜だけでなく胡麻を作っている農家がいくつもありました。(胡麻農家が多かったのかどうかは分かりませんが)
胡麻を収穫して干してあったことはとても懐かしい思い出ですが、その胡麻を使って簡単に汁物にしてご飯にかけて食べるのが「ごま汁」です。
簡単にお昼を作って、パパッと食べれる農家らしい料理でした。
横浜の郷土料理「ごま汁」はとってもシンプル
胡麻で作る汁物では、宮崎県の冷や汁や愛媛県のさつま汁が有名です。横浜の農家の郷土食である「ごま汁」は、それとは違ってかなりシンプルです。
まず、キュウリなどの野菜を入れません。魚なども入れません。少なくとも私の住んでいた地域の「ごま汁」は胡麻と味噌だけで作ります。
季節を問わずに食べた、おばあちゃんの味
私の祖母がよく「ごま汁」を作ってくれました。胡麻をすり鉢ですって味噌を加えて作る胡麻汁の香りや味が大好きでした。
祖母が作ってくれた「ごま汁」は野菜も何も入らないシンプルなものなので、季節を問わず物置に保存してあった胡麻を使って胡麻汁を作ってくれていましたね。
父に聞き私の家に伝わる胡麻汁を再現
レシピはとても簡単なのですが、伝統の味ですので、正しいかどうか確認するためにも父に料理をしてもらいました。
レシピはこちらに載せました。
子どもの頃の記憶では、白胡麻を使っていたので白い胡麻汁になりますが、このときは昔自分の家で作って収穫をした黒ごまを使いました。
父によると、農家が作った作物を使って作る料理なので、白胡麻でも黒胡麻でもいいそうです。
懐かしい味に涙!
冷や汁やさつま汁もいいですが、やはり子どもの頃の記憶にはかないません!最近はねこまんま的な事もまったくしなくなりましたが、たまにはこういう汁ご飯もいいですね!
胡麻と味噌の風味だけでご飯が何杯も食べられそうな気がしました!とても簡単なので、恋しくなったら自分で作ろうかと思います!ごちそうさまでした。
手軽にゴマ汁を楽しむ
その後、手軽にゴマ汁を楽しみたくて個包装のスリゴマを買いました。味噌汁感覚でゴマ汁を楽しめるかなぁと思ってです。
ゴマは海外産で、家庭菜園で作ったゴマを炒って摺ったものと比較したら風味は落ちますが、味が落ちやすいスリゴマが個包装なのは有り難いです。
封を切ってゴマを入れ味噌を入れます。1袋のゴマ自体の量が少ないので、味噌も少なめでお湯を少なめに入れれば出来上がりです。
冷や汁のパックも試しましたが、個人的にはキュウリはいらないし、味噌は自家製味噌がしっくりくるのでこの方式がいいと思いました。
昔みたいにご飯のお代わりはしないので、茶碗半分食べた後にゴマ汁を楽しむみたいなことが出来るので、個人的にはちょうど良いボリュームでした。
ちょっとお湯を入れすぎて薄くなりましたが、今はこんな感じで気軽に楽しんでます。
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懐かしい。
両親が他界してから食べる事は無くなり、すっかり忘れていました。
確かに子供の頃によく作ってもらいました。
週末にごますりを買って作ってみようと思います。
いまの時代にわざわざ作ってまで食べないですものね。
久しぶりに食べるごま汁、あっという間にご飯がなくなり、
ああ、こんなだったけなぁ・・とちょっと昔を懐かしめました!
久しぶりのごま汁楽しんでくださいね!