ブラフ18番館〜緑の映える外観や室内を紹介・洋館散策
横浜の山手西洋館のひとつブラフ18番館は、外観や室内のインテリアに白い壁に映える緑色をとりいれています。その緑色が洋館らしい雰囲気を醸し出していて素敵なんですよね。
現在はコロナ渦で室内の写真撮影は禁止の状態です。あまり出かけられないご時世でもあるので、昔撮った写真を交えながら緑が映える「ブラフ18番館」を紹介してみたいと思います。
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白い壁に緑が映えるブラフ18番館の外観
山手イタリア山庭園にあるブラフ18番館は、白いモルタルとオレンジ色のフランス瓦を持ち、緑の鎧戸がアクセントになっている建物です。白い壁に緑が映えるこの洋館は、関東大震災の後に建てられました。
オーストラリア貿易商バウデン氏が建てた洋館
ブラフ18番館を建てたのは、貿易業をしていたオーストラリア貿易商のバウデン氏。横浜の貿易業者の中の重鎮でした。建物は見ての通り2階建てで、先ほども書きましたが、白いモルタル壁の可愛らしい邸宅です。
緑の鎧戸がお洒落で可愛らしい
お洒落で可愛らしく感じるのが、緑の鎧戸。これもブラフ18番館の特徴の一つです。
鎧戸とは、ブラインドのような横板がついた扉のことですが、この窓についているアクセントがまたいいのですよね。
明るく解放的なサンルームをもつ
ブラフ18番館は設計者や竣工年が分からないのですが、この当時の洋館らしくサンルームも備えています。
いざ室内見学へ!
横浜市で管理しているブラフ18番館は無料で室内も見学することができます。外観だけでも楽しめますが、洋館の室内はとても見応えがあるので、時間があれば絶対に見学してみてください!。
入口ホールから廊下を通って各部屋へ
入口ホールを入ると廊下が続きます。左の扉を入るとダイニングルームへ、右の扉は手前がリビングルームへ、奥がサロンへとつながっています。左奥は2階への階段や旧玄関です。(屋内の写真は2008年撮影・2021年5月現在は感染症対策によって撮影は禁止です)
明るくシンプルなダイニングルーム
ブラフ18番館のダイニングルームはシンプルでとても明るい雰囲気の部屋でした。普通に生活が出来そうなところがいいですね。
サンルームへとつながるリビングルームやサロン
リビングルムや隣のサロンからはサンルームへと部屋が続いています。リビングルームも大きくはないもののゆったりといた生活が出来そうな雰囲気でした。
窓も特徴的なサンルーム
サンルームの中はとても明るく解放的です。窓は大小の格子になっていてとても特徴的。こういうデザインがちょっと贅沢に感じますよね。
写真はありませんがサロンや寝室など他にも見所満載ですので、是非見に行ってくださいね。
ブラフ18番館は山手イタリア山庭園にあります
ブラフ18番館は、JR線・石川町駅近くの山手イタリア山庭園にありあす。
こちらの庭園内には横浜西洋館の一つであつ外交官の家もありますので、同じ場所で2つの洋館が楽しめます。外交官の家はまた紹介したいと思います。
庭園内からは横浜山手方面やランドマークタワー方面への見晴らしも良く、洋館だけでなく風景や庭園も楽しめます。
東京・横浜・湘南エリアの洋館を散策してみたい方に!
東京・横浜・湘南エリアの有名な洋館を紹介しています。その洋館の歴史や設計者、見るべきポイントなども分かやすいです。
また間取り図やデータも載っているので、写真と説明を見ながら次に見に行く洋館を探すのが楽しいです。
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山手イタリア山庭園にある「外交官の家」もこちらで紹介しています
山手イタリア山庭園には「ブラフ18番館」と「外交官の家」があります。「外交官の家」についてもこちらの記事で紹介していますので、興味がありましたら是非ご覧ください。
ブラフ18番館の場所はこちら
JR線・石川町駅 元町口から徒歩5分。車の場合は石川町駅付近にたくさんコインパーキングがあります。
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