セロー250の外装やタンクの外し方
セロー250をいじる機会があったので、シート、シュラウド、タンク、工具スペースのカバーの外し方をメモしました。
セロー250はメジャーなバイクなのでWEB上の色々な所に整備情報が載っていますが、セローを持っている友達が何人かいるので自分でもまとめておけたらと！
シートの外し方
セロー250のシートはシートの下側でボルト止めしてあるので、裏側からボルト2本を外します。
シート前側はタンクの下にひっかけてあるだけなので、シートを持ち上げながら後ろ方向へずらせば外れます。
サイドカバーの外し方
セロー250のサイドカバーは赤マルの部分の六角ボルトを外し、サイドカバー前方上部と後方部分を車体から引き抜きます。
引き抜く部分はこのようなツメがついています。車体側のゴムに刺さっているだけなの引っ張ってで引き抜きます
シュラウドの外し方
セロー250のシュラウドの外し方は、まずタンクにとめてある六角ボルトを外します。
もう一箇所はシュラウド内側の下側の方の見にくい部分に六角ボルトがあるのでコレを外します。
私はソケットレンチにエクテンションバーをつけてやりましたが、長めの六角レンチでないと届かないかも？
ボルトを外したらシュラウドを前方に動かし引き抜きます。ここ知らないと悩む部分ですね。
ちなみにこんな風に前方からシュラウドを刺すような構造になっています。
さきほどの部分にこの部分を刺して引っかけるようになっています。
タンクの外し方（キャブレター車）
今回のセロー250はキャブレター車なので、タンク左側についている燃料コックをOFFにし、燃料ホースの留め具を後ろにずらして燃料ホースを抜きます。
（ちょっとホースに傷がはいってますね・・・。ドライバーなどでこじった時に痛んだのでしょうかね？）
（FI車はタンク右側で接続されている部分を外します。オレンジの留め具をずらしてから抜きますが、今回はやっていないので分からなければ他で調べて下さいませ・・）
タンク後方のボルト2箇所を外します。
タンク前方のボルト1箇所を外します。
そしてタンクを持ち上げればタンクが外れます。
工具スペースのカバーを外す
工具が入っているスペースのカバーの外し方です。この部分は他の外装がついていても自由に外すことが出来ます。
下側でとまっているボルトを外します。私はコインドライバーを使いましたが、コインや大きな+ドライバーでも大丈夫です。
ただし、普通の2番の大きさのドライバーだとナメる可能性があります。（左側のボルトはなめられていた）コインだと固い場合は厳しいかも・・。
ユーザーから不満があったからでしょうが後期のセローは工具が入る右側はクイックファスナーというワンタッチで外れる形式になっています。
古めのセロー250の人はここを蝶ネジに変えるのも定番改造みたいですね。
個人的に蝶ねじは好きではないですが、コインでは固いとあけにくいですし、工具を取り出すのに工具がいるのは微妙な感じはしますね・・・。
カバーの前方1箇所でツメがフレームに刺さっていますのでこれを引っ張って抜きます。
後方部分は写真のようになっているのでカバーを前斜め方向に引き抜きます。
このようになっています。
一通り外装を外しました。ビス止め箇所も少な目なのでタンクや外装を外す手間はそれほど多くないですね！
整備するときは何かと外すこともあると思うので参考にしてみてください。
セロー250を自分で整備するならサービスマニュアルは欲しい！
オイル交換やチェーンの交換程度ならサービスマニュアルは必要ないですが、重要な場所のパーツを緩めたりするときは、規定トルクなどが書いてあるサービスマニュアルがあると良いですね。
自分でセロー250の整備をするのなら愛車のサービスマニュアルを1冊持っていたいです！（購入の際はしっかり年式や型式を確認して間違えないように注意してください）
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