自転車ハンズフリー通話〜風切り音対策で相手に聞き取ってもらえる
自転車だと風切り音で相手に聞き取ってもらえないハンズフリー通話ですが、ヘッドセットのマイク部にモフモフを装着することで、走行しながらの通話が可能になりました。
ロードバイクでスピードを上げてしまったら分かりませんが、ゆっくりとしたポタリングペースであれば、ラインやスカイプなどスマホを使ってインカムとしても機能させることもできました。
※この記事を書いたのはまだ自転車用インカムのなかった時ですが、自転車用に工夫をする上では参考にしてみてください。
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音が大きくなければ、走行中のハンズフリー通話は問題なし
一時期、ヘッドセットでのハンズフリー通話は、東京都は条例でダメだけど神奈川は大丈夫・・・などということが騒がれました。
この記事を書いている時期の見解では、外部の音が聞こえない音量でイヤホンをしているのはNG、そうでなければ法的には問題ないようです。
今後どうなるかは分かりませんが、片耳ヘッドセットで普通に通話をする程度の音量であれば、走りながら通話も大丈夫のようですね。
ノイズキャンセラー付きでも、自転車の風切り音は聞き取り困難
自転車でヘッドセットを使う場合、一番の問題は風切り音です。
相手が自転車に乗っていない場合は、風切り音があっても相手の声は良く聞こえます。しかし、こちらの声はノイズがのてしまって届きずらいのです。
過去にいろいろな機種を試したことがあるのですが、マイクに強力なノイズキャンセル機能がついたものであってもダメでした。
どうしても風切り音を拾ってしまい、相手側がこちらの声を聞き取れないことが多く、走行中の自転車で満足に使えたものはありません!
どの機種も、風の強い日の歩きやクルマで窓を開けているというシーンであっても問題なく使えるので、自転車の風切り音恐るべしです!
お気に入りはPLANTICS Voyager Legend
PLANTRONICS、JABRA、MOTOROLA・・など、風に強いと言われる機種をいろいろ使いました。
風に強いという機種は、自転車の風には太刀打ちできないものの確かに通常に風には強かったです。
使ったブランドの中では、風を考慮していないモデルも含めてPLANTRONICSが自分の中では一番良かったです。
PLANTRONICSは3機種ほど使ったことがありますが、操作性もよくスピーカーの音量のバランスや音質が良く聞き取りやすいですね。
いま使っているPLANTRONICSのVoyager Legendという機種は、だいぶ前に買いましたが今でも売っているので、かなりのロングセラー機種です。
PLANTRONICS製品の中では比較的リーズナブルで、欠点としては断線しやすいことですが、通常使用でのノイズキャンセラーもよく出来ています。
ウィンドジャマー(モフモフ)を付けて風に強く!
ウィンドジャマーと呼ばれるモフモフを付けることで、風切り音が低減されます。
テレビ局のマイクなどにもウインドジャマーをつけて風の音が少なくなるようにしてたりしますよね。
モフモフは、外で使うビデオのマイクやバイクのアクションカメラなどでも、風切り音に対してとても有効な手段です。
ヘッドセットやインカムに装着しても劇的に風に強くなり、風切り音で相手が聞き取れなかった声が聞き取ってもらえるようになる可能性があります。
モフモフはマイク部につけるだけなので、どのヘッドセットやインカムに装着しても効果を発揮します。
風切り音を低減させたければやってみてくださいね。
Voyager Legend用モフモフの作り方
ウインドジャマーになるモフモフは100均(キャンドゥ)で売っていた猫じゃらしを使いました。
Voyager Legendのようなマイク部が細長い形状のものはこの方法でフィットすると思います。
そうでないものは適度な大きさにモフモフを切ってテープで貼り付けるなどしてもよいです。
Voyager Legendに付けてみます。モフモフはマイクの長さに合わせて切れば出来上がりです。超簡単ですね!
100均の品だからか猫じゃらしの穴の太さはバラバラなので、マイクを差し込む部分の穴が緩いようだったら、糸や接着剤で穴の入り口を狭めるなどしましょう。
穴が狭いようだと切って縫うしかないですが、まぁ、100均の品なので失敗しても痛くないのがいいです!
Voyager Legendに差し込んだ完成形がこちら。すごいモフモフの量。
スポンジのウインドジャマーも売っていますが、それよりも効果は高かったです。
自転車用インカムか、Bluetoothヘッドセットか
この記事を書いた時にはなかったのですが、現在は自転車用のインカムもあります。
価格設定が強気ですが・・・スマホの電波状況に頼らずに通話が出来るのがメリットです。
スマホ用のBluetoothヘッドセットは、電波の届かない山の中で使えないですが、音楽を聴くなど自転車以外のシーンでも使えてるのがいいですね。
ついにインカム内蔵ヘルメットも出てきました(追記しました)
オートバイのインカムで有名なSENAから、インカム内蔵のスマートヘルメットR1やM1が販売されました。
現在はヘルメットのヒモに装着するPiというタイプもあり選択肢も広がっています。
Bluetoothでスマホともつなぎ音楽なども聴けますし、耳を塞がないデザインになっており安全も考慮しています。
インカム機能もありスマートヘルメットR1・M1を使ったインカム通話であれば合計4人で最長900m離れた会話が可能です。
実際に私は試していないのでレビュー記事は書きませんが、レビュー記事を見るとノイズキャンセルは強力のようです。
オートバイで絶大な支持を得ているSENAブランドなのでしっかり作っていると思います。
お値段もヘルメット本体+インカムと考えばかなりリーズナブルと言えるでしょう。
ただ重量がR1で430gあり、スポーツ用ヘルメットの倍近くの重量です。200gほどの重量差を重いとみるか軽いとみるか・・・。
実際かぶって乗ってみないとなんともいえませんが、試せるお店もあるようなので良い物がほしければ選択肢の一つになるかもしれません。
こちらにSENA公式ホームページをリンクしましたので、通話や音楽を聴くことを考えているなら、インカム内蔵ヘルメットも検討してみるといいかなと思います。
最近ではオートバイ用インカムを取り付ける手段も(追記しました)
オートバイ用インカムはヘルメットが風をある程度防いでくれるため大きく進化しました。
シンプルでリーズナブルなモデルも多く、これを自転車用のヘルメットに工夫して取り付けして利用する方法を取っている人もいるようです。
私は自転車に乗る頻度が減り、乗っても一人で走る事が多くなってしまったので何とも言えませんが、うまくスピーカーを取り付けられば快適かもと思っています。
画期的な定番製品がないのでオートバイほどの盛り上がりは見せていませんが、どんどん進化していくと思いますので色々調べて、クリアな通話を楽しみたいですね。
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