エアコンが冷えない!原因や対処法・修理を頼む基準は?
1週間ほど前に寝室のエアコンの効きが突然悪くなりました。電化製品は、新しければ修理、古ければ買い換えが基本ですが、場合によっては比較的リーズナブルに直る場合もあります。
私の家のエアコンは2004年製で、16年が経過しているエアコンですが、故障箇所がリーズナブルに直りそうな場所だったので修理をしました。
古いエアコンは修理をすること自体が出来ないものも多いので、修理を頼む前にある程度の原因の目星をつけることも大切になります。
今回エアコンの修理についてだけでなく、エアコンで冷えない場合の原因や対処法についても簡単にお話したいと思います。
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エアコンが冷えない原因と故障の特徴
エアコンの冷えない原因は主に5つありますが、その原因とチェック箇所を説明したいと思います。当てはまらない場合もありますので、あくまでプロに相談する前に故障箇所を自分なりに考えてみるための参考と思って下さい。
エアコンにホコリが詰まっている
エアコンのフィルタにホコリが大量に詰まっている場合は、正常に動いているように見えてエアコンの効きが悪くなります。これが原因かはエアコンの蓋を開けてみてホコリが大量に付着しているか確認すれば分かります。
エアコンの能力が部屋の広さにあっていない
エアコンの能力が部屋の広さに合っていない場合は効きが悪いです。これは突然に起こるというよりは、はじめから効きが悪いはずですので、部屋の広さとエアコンの能力を確認してみましょう。
エアコン本体の故障
エアコンの故障ランプが付いたり、突然止まってしまったり、エアコン本体が思ったような動作をしない場合はエアコン本体の故障の可能性が高いです。
エアコン室外機の故障
エアコンをつけた状態で室外機を見てみください。室外機のファンの回りが遅かったり、止まっている場合は室外機の故障の可能性が高いです。
エアコンの冷媒ガスの漏れ
エアコンの冷媒ガスが漏れていてもエアコンの効きが悪くなります。エアコン本体が正常に動いており、室外機のファンもきちんと回っているようであれば、冷媒ガスが漏れている可能性も考えられます。
故障の対処方法
機器の故障については、ある程度原因が絞れれば、対応している修理業者を頼むことも出来ますが、基本的にはメーカーへのお問い合わせをおすすめします。
エアコンにホコリが詰まっている場合の対処法
エアコンのフィルターが綿ぼこりで汚れている場合は、まずフィルターの掃除をしてみましょう。それで効きがよくなればホコリが原因だったことになります。
エアコンの能力が部屋の広さにあっていな場合の対処法
広さが合わない場合は、買い換えしかありません。
エアコン本体が故障した場合の対処法
メーカーの補修部品の保有期間はエアコンの場合は9〜10年(メーカーによる)になります。ですので、それ以上の古いエアコンの場合は補修部品がないため、修理は難しいと考えた方が良く、9年10年を超えていたら買い換えです。
毎年省エネ性能は上がっていきますが、さすがに5〜6年であれば修理をした方が良いと思います。しかし7年〜8年くらいで壊れると悩ましい所です。悩んだ時は、メーカーの修理窓口に連絡して見積もりをもらうのが良いのかなと思います。
エアコン室外機の故障の対処法
こちらもエアコン本体と同じですが、コンプレッサーの故障か基盤の故障かによって値段が大きく違うと思いますので、やはりメーカーへの修理依頼の上、見積もりを見ての判断をすることになると思います。
冷媒ガスが漏れている場合の対処法
冷媒ガスの漏れが原因であれば、ガスの補充で済む場合があります。ガス漏れが起こる要因としては、室外機を動かしたりした場合などに起こりやすいのですが、自然に微量ながら漏れて行く場合もあります。
自然に微量が漏れている場合は、なんとなく少しづつ効きが悪くなっていきますが、突然効きが悪くなったのであれば、経年劣化により配管のひび割れなど、何か原因があるはずです。
やはり、基本的にはメーカーに相談をおすすめしますが、機器が古くてメーカーに断られた場合でも、ガスの補充をしてくれる業者はあるかも知れません。(あまりにも古い機種でR22という冷媒ガスを使っている場合は、すでに全廃されているのため、民間の業者からも断られる可能性が高いですが)
エアコンの修理をプロに頼みたい人は
エアコンガス漏れなどの修理はエアコン修理のプロに頼むという選択肢もあります。くらしのマーケットはエアコン修理業者も多く登録しており、比較しながら探すことが出来ます。
メーカー修理がいい場合も多いですが、古いエアコンを見てくれたりリーズナブルにすむ場合もあるので、プロへの依頼を検討してみるのもいいかもしれませんね。
値段だけではなく評価やチャット、その他の選択肢もしっかり検討して良い業者を探してくださいね。
今回の我が家のエアコンの修理までの道
冷媒ガスの漏れが怪しい
我が家の場合は、エアコン本体は正常に動いており、掃除もしてありましたので、室外機を疑いました。以前ファンが少し回って止まってしまう故障を経験したことがあったのですが、今回はファンは回っており、ぬるめの風は排出されていました。
側面のパイプを見てみると、熱交換はしているようで水滴はついていましたが、エアコンからの風はあまり冷たくならず、冷媒のガス抜けが怪しいと感じました。
修理か買い換えかの方針を決める
すでに16年間使っているエアコンなので買い換えが普通なのですが、もう一台子供部屋につけたい事情もあり、
●エアコンを買い換え
●エアコンを修理した上で買い足し
のどちらかにしようと考えました。2台いっぺんに買うのはキツイので・・・。なんとなくですが、冷媒ガスだろうと思っていたので、まずは修理の相談をしてみることにしました。
お友達のエアコン業者に聞く
まずは友達のエアコン屋さんに連絡を入れ、症状などを聞いてもらいました。見てみないとなんとも言えないが、やはり冷媒のガスの可能性が高いということでした。
エアコンの年式を聞かれ、約16年前のモデルということを伝えると、ガスの種類についても確認されました。古いエアコンで使っているR22という冷媒であると、ちょっと難しいとのこと。室外機の横を見てみると冷媒はR410Aでした。
エアコンのガスは自分で変えれるか
どこかのサイトでDIYで自分でガスも変えれるとみたことがあります。実際に業者がやっているのを見たり聞いたりした後ならば、再度調べ直して道具を用意すれば出来そうな気がしました。同時に、いきなりネットで調べただけでやり始めるのは難しい気もしました。
ちなみに道具はレンタルで済ませば費用は抑えられますが、冷媒のガスの圧力は高くても低くてもだめですし、真空引きもしっかり出来ていないとダメです。
適当にやると室外機が故障したり、事故が起きたりする場合もあり、一生のうちに何回やるかを考えると、自分でやるメリットがほとんどありません。ガスの補充はプロに任せた方がよいかなと思いました。
実際の作業
実は釣りで知り合った人なので、仕事ぶりを見るのは初めてですが、当たり前ですがサマになっていますね。本体を確認し手早く仕事を進めていきます。
熱交換しているのを確認しつつ真空引きをしてみると、なにやらおかしい様子。そして彼が接続のネジを回してみると、なんとゆるゆる!接続部分のネジが割れていました。
ひび割れによってジョイント部分から冷媒ガスが漏れてしまっていたようです。原因が分かったのでスッキリ!この部分のナットを交換を交換してもらいました。また、下側のナットは割れていませんでしたが、一緒に取り替えてくれました。
ナットを交換したところで真空引きをして、冷媒ガスをチャージ。作業を見ながら喋っていたら、チャージしている作業風景を撮りそびれました。
そして修理完了〜。再び冷え冷えの風が出てくるようになりました。他の部分が壊れたらさすがに交換ですが、もう少しだけ頑張ってもらいましょう。
冷媒ガスの補充の修理代金
通常、冷媒ガスの補充を業者に頼むと、12000〜25000くらいのようです。私の住んでいるエリアでは、18000〜25000くらいが相場でしょうか。
相場よりもお安く修理をやってもらったので、子供部屋にも1台増設してもらおうと思います。Oさんありがとうございました!
エアコンの修理をプロに頼みたい人は
エアコンガス漏れなどの修理はエアコン修理のプロに頼むという選択肢もあります。くらしのマーケットはエアコン修理業者も多く登録しており、比較しながら探すことが出来ます。
メーカー修理がいい場合も多いですが、古いエアコンを見てくれたりリーズナブルにすむ場合もあるので、プロへの依頼を検討してみるのもいいかもしれませんね。
値段だけではなく評価やチャット、その他の選択肢もしっかり検討して良い業者を探してくださいね。
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