LED電気ウキトップ の作り方 〜 接着剤なしで簡単製作バージョン 【釣り】
カンタンに作れるLED電気ウキトップを考えてみました。凝った仕様ではありませんが、費用もかなり抑えめに作れます。
ちなみに単価を計算してみると、1個20円〜30円くらいでしょうか。ケミホタル50の太さで作ったので市販のウキにも取り付けられます。
この接着材を使わずに簡単に作れて汎用性も高いLED電気ウキトップの作り方を紹介したいと思います。
<スポンサーリンク>
使用した材料や道具
材料
LED(赤.4.8mm 帽子型 2000〜2500mcd 半減角120°)
隠し釘(F-22)
シリコンチューブ(内径4mm・外径6mm)
ストロー(100均の6mm径)
道具
はさみ
ライター
ラジオペンチ
ニッパ(なくても可)
材料詳細
LED
LEDは4.8mmの帽子型を使いました。光度2000〜2500mcdと数値上は明るくありませんが、半減角120度というかなり広いものを選びました。
色は赤色です。LEDは色によっておおむね電圧がきまってきますが、赤は2Vの電圧で動くので、電池が少し弱くなっても明るさをキープできるはずです。
ちなみに白や青は3.5Vの電圧が必要なので、リチウム電池1本での駆動は難しいです。電圧オーバー分はLEDが多少傷むかもしれませんが、壊れるほどではありません。
LEDの光度は中心軸で明るさを図るので、半減角が狭いほうが数値的には有利です。半減角は、中心軸の明るさの1/2がどの角度まであるかということ。
買ったLEDは半減角120度なので、上方向局には明るくはないけれど広い角度で見えるというLEDです。光の拡散をあまり考えなくても横方向から見やすいはずです。
実釣してみましたが、明るさは市販の電気ウキと変わらず、遠方でもしっかり見えたので、明るさの数値は低めに見えますが、なんら問題ありませんでした。
隠し釘
電池の突起部分を刺すために使います。いろいろなブログでこのパーツを使っているのですが、最初にこれを使った人はすごい!
LEDの足の処理もしやすく、ピン型3Vリチウム電池用にピッタリ。最初に発見した人に感謝!
この釘は持っていたので、家に置いてあったものを使いましたが、ホームセンターで商品名を見てきたところ、隠し釘 F-22というものでした。
この隠し釘のピンクの部分を使います。ホームセンターで売っています。
シリコンチューブ
電池室用に、内径4mm・外径6mmのシリコンチューブを使います。シリコンなので柔らかいです。
普通の透明チューブより若干高いですが、同じ径のストローにかぶせるので柔らかい素材のものにしています。
こちらもホームセンターで売っています。
ストロー
トップ部分になります。100均で売っている6mm径の普通のものです。赤いLEDの光を拡散させるため、半透明白のものを選んで下さい。
動画で見る電気ウキトップの作り方
実際に作った製作動画
LEDトップを実際に作ってみた動画をアップしました。時間もかからずに作れます。
作り方
隠し釘にLEDをセットする
隠し釘のクギを抜いて、プラスチックパーツだけにします。
そのプラスチックパーツの穴に、LEDの足の短い方を差し込みます。長短を間違えると点灯しません。
穴の中から出ている足を折り曲げて、プラスチックパーツのミゾの中に入れるようにします。
上方向に曲げた足の飛び出しが気になるようならニッパでカットします。
曲げた足は、プラスチックパーツの内側へ入るよう、ぎゅっと押し込んでおきます。
ストローでLEDをカバーする
LEDのパーツにストローをかぶせます。
ストローをほどほどの長さにカットします。
ラジオペンチでストローの先端が1mm程度飛び出すようにはさみます。
飛び出している部分をライターであぶります。溶けたら火を止め、冷めるまで5秒ほど待てば、接着されています。
これで光の拡散も上側部分の防水もバッチリです。
電池室をつくる
作ったパーツにシリコンチューブをはめます。ストローと径が同じため少しいれにくいですが、シリコンチューブは柔らかいので入れることができます。
キツめに入っているので、この部分からの浸水や緩みも問題ありません。
電池を横に当て、電池のが取り出しやすいように、電池下部が少し出る位置でカットします。
チューブをいれるときにLEDの足が曲がって変な位置あった場合は、チューブごしに少し調整してください。電池を中に差し込めば点灯します。
電池下部が出てしまっていますが、シリコンチューブと電池はピッタリフィットしているので、もしこの部分が浸水しても電池室に水は入りません。
これでLED電気ウキトップの完成です。
実際作った動画もアップしたので、そちらも是非参考にしてください。
ウキへの取り付け
自作のウキを使う場合
自作のウキを使う場合は、LED電気ウキトップを刺す部分の入り口に、内径6mm・外径8mmのパイプを取り付けると良いようです。
取り付ける長さは、入り口部分の数センチあれば充分だと思います。
実際に作ったウキに取り付けると、こんな感じです。
市販のウキを使う場合
ケミホタル50のサイズですので、ケミホタル50がセットできるウキであれば利用することができます。
自作LED電気ウキトップを装着可能な、8号カゴうきの作り方も紹介しています。もしよろしければ自作ウキ作りの参考にどうぞ。
コメントはありません