恩田川バードウォッチング〜カワセミのダイブを近くで見れた!
恩田川は川幅が狭く護岸も狭いのでバードウォッチングしやすいのでは?と思ったので確かめに行きました!
もう一度見てみたいのはカワセミ、もう一つのお目当てはナポレオンと呼ばれているヨシガモです。
驚くことにカワセミは何度も見れました!木も少なく川の上から見通しが効くので見つけやすかったです。
恩田川でも見たよ〜と教えてもらったヨシガモは残念ながら見れず・・・。でも楽しくバードウォッチングが出来ましたよ!
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まずはお馴染みムクドリから
何度か川へバードウォッチングして分かったのは、私は水鳥よりも普通の鳥の方が好きみたいです。
一番好きな鳥はスズメですし、昔からよく見ている鳥が好きなんですね〜。なので土手にいるムクドリの方が気になってしまいました!
糞害などで嫌われ者で群れでいることが多い鳥でが、この時も群れで何羽も地面を歩いていました。
下水処理場の放流口にいっぱいいたオオバン
鶴見川と恩田川の分岐点にある下水処理場の放流口にはオオバンがいっぱいいました!泡立つ流れ込み部分は餌が豊富だからでしょうね。
釣りでも残念な場所に魚が多かったりすることがありますが、綺麗すぎてもダメなのがほんと不思議。それは人間も一緒か。
飛ぶ姿がグラマンX-29にソックリなカワセミ
恩田川へ入って少し進むといきなりカワセミに出会えました!最初は猛スピードで通過し、見えなくなったあたりの木にとまっていました。
鳥は直線的に飛ぶものと弧を描きながら飛ぶものがいますが、カワセミは水面近くを一直線に飛びます。
新幹線500系がカワセミのクチバシを参考に開発されたらしいのですが、個人的には戦闘機のグラマン X-29にソックリだと思っています。
グラマン X-29はエリア88というマンガで主人公のシンが搭乗する機体の1つで、前進翼の研究用実験機です。
クチバシが長く、羽ばたいた時の翼の形状、頭が長くお尻が短い、すっごく似てませんか?
おまけに飛び方が一直線なので、超音速の戦闘機をイメージしてしまうのです。ほんと飛び方がかっこいい!
のどかな景色の恩田川と少しガッカリな護岸
恩田川の流れる周辺の景色は昔から変わらない姿でとてものどかです。
しかし川自体はしっかりと護岸工事されて少しばかりの草や木が生えている状態なので、川自体の雰囲気は今一歩ですね。
ススキ中の虫を食べていたエナガやシジュウカラ
世の中では北海道のシマエナガが可愛い大人気ですが、頭や羽に黒い部分があるエナガを見ることが出来ました。
真っ白な方が可愛いというのは置いておいて、エナガちょっと頭でっかちなのが特徴的ですね。マンガでいえば2等身的な可愛さがありました。
エナガは2羽ほどいましたが、シジュウカラ達と一緒にススキの茎をむしっていました。茎の中にいる虫がお目当てみたいですね。
こちらがシジュウカラ。虫がどの程度いるのか知りませんが、あっちこっち行ったり来たりしながら夢中になっていました。
コイの餌付けポイント発見
川をのぞき込むとやたらと鯉がいる場所がありました。かなり多いのでちょっと停まって眺めて見ました。
するとパクパクと口を開けながら鯉がどんどん寄ってくる!ここら辺でだれか餌付けしていそうですね。ちょっと気持ち悪い数でした。
昔から馴染みのあるスズメの可愛さは別格
農家の庭先の地面をスズメが歩いていました。昔から馴染みのあるスズメが一番可愛く感じます!愛らしい姿はもちろん茶色の色もいい!
庭へスズメが来たら最高なんですが、穀物が少ないのでスズメはあまり来ないんですよね。
上から巨大魚を眺めるセキレイ
恩田川は護岸が垂直にある場所も多く、鳥を上から眺められるのも面白いですね。
下をおよぐ巨大鯉を眺めるセキレイ・・対比が面白くて飛んでいくまで眺めていました。
上から眺めらるので、鳥が飛ぶ姿も上から眺められます。これは恩田川の護岸が垂直だからこそですね。
アカミミガメ(ミドリガメ)の寿命はなんと40年
川なので鳥だけでなくアカミミガメもいました。水面に出た石などの上でよく甲羅干しをしています。
外来種のアカミミガメは、昭和時代に縁日でミドリガメとして人気がありましたが、2023年6月に条件付特定外来種に指定されました。
野外で捕まえて飼育することは出来るのですが逃がすことは違法となり、一旦飼育をはじめると寿命を迎えるまで飼わなければいけません。
しかしアカミミガメの寿命なんと寿命は40年!!気軽に飼えるものではないですね。
カワセミは何匹も見れたが、風情が少ない恩田川
自転車で川をさかのぼっていくと、何度もカワセミを見かけました。友達がどこにでもいると言っていたのは本当なのを実感。
恩田川の川の近さや障害物の少なさから発見しやすかったですが、とまる枝は風情がありません・・・。
飛ぶ姿も良く見えたし草の延長のような所でとまっている事が多かったので、青いカワセミは圧倒的に鶴見川より見つけやすいですね。
カワセミは鳴き声を覚えると見つけやすいとアドバイスもされていましたが、鳴き声では発見できず視力頼りでしたが。
でも鳴き声は気にしていたので、一度だけカワセミらしき鳴き声は聞けました。
カワセミだけでなく他の鳥の鳴き声も覚えればすぐに何の鳥がいるか分かりそうですね。
つぶらな瞳のヒドリガモ
水鳥の方も新たにヒドリガモがペアで草を食べていました。ヒドリガモのオスは頭の茶色が綺麗で、マンガ的なつぶらな瞳も印象的でした。
しかしカモはだいたいオスが派手でメスが地味なので、茶色い場合が多いのでメスの見分けって難しいですね。
頭のグリーンが綺麗なマガモ
マガモも何度か見ましたが、こちらはグリーンの頭が綺麗です。触ったらベタベタしそうな色味ですが(笑)
ヒドリガモと比べると目つきは悪いですよね(笑)
水に飛び込むカワセミを見れた!
そろそろUターンして帰ろうかと思った時、石の上にとまっているカワセミを発見しました!!
ここまでの間に見てきた止まり木と違って映えます(笑)少し上流に来ているからか水も綺麗に見えますね。
そんなカワセミが石から何度も水にダイブしていました。
水中へのダイブをすることが知られるカワセミですが、実際に水の抵抗が少ないつくりをしているみたいですね。
青とオレンジの派手な体で綺麗な水に飛び込む姿はメチャメチャ迫力ありました!
ダイブから石に戻って、しゅたっ!10点満点の着地ポーズがかわいい(笑)
ザリガニを食べているシーンも見れました、クチバシにくわえたまま少しずつ食べていました。
落ちないように上を向いて器用にガブガブってやって、少しずつザリガニの姿が小さくなっていきました。
コサギの羽は大きかった
最後にコサギです。サギにはダイサギ、チュウサギ、コサギがいますが、小振りで黒いクチバシのコサギが恩田川や谷本川には似合います。
サギは川と陸の境界あたりヘリを歩いていることが多いのですが、飛び立ちそうな位置にいたので待っていたら飛びました!
飛ぶ所の写真は初めて撮りましたが羽が大きいですね!
ナポレオンと呼ばれるヨシガモは見れませんでしたが、今回はカワセミやエナガがじっくり見れて面白かったです。
バードウォッチングは少しの時間で気軽に行けるので、また川へ鳥を探しに行ってみようと思います!
野鳥の見分けががしやすい!野鳥図鑑の決定版
国内でよく見られる324種の野鳥が載っており、季節の違いや幼鳥時に姿が違う時の特徴も載っています。
掲載している鳥は絵でなく大きめの写真なのも分かりやすく、名前からの検索だけでなく、大きさや色からも検索できるのがいいですね。
さらに、面白い行動や生態などについてもかなり情報が載っており、QRコードで泣き声まで聞けます。
ネットで検索もいいですが、写真も良く丁寧に書かれており一冊持っていてもいいと思います!
バードウォッチングの事も少しかかれており、鳥の見分けがあまりつかない私のようなバードウォッチング入門者にも最適です!
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おはようございます。
ザリガニくわえているカワセミは初めて見ましたよ!! ザリガニも冬眠から目覚めたってことですね。硬い部分が多そうですし、食べにくいでしょうね(笑)。
ナポレオン目撃はあの日一度だけでした。今年は恩田川は嫌われちゃったかな。
代わりに、相模川の厚木付近や多摩川の是政橋ではナポレオンの群れが見られましたよ。
20年前は珍鳥扱いでしたが、関東への飛来数は確実に増えてそうですね。
今朝の散歩では、モズの求愛行動やアオゲラの豪快なドラミングが響いてましたよ♪
こんにちはー。
ザリガニより魚なんですかね?確かに食べにくそうに食べていました(笑)
恩田川は護岸もあんなだし、あまり居心地が良さそうな川ではないですもんね・・・。
見やすいのは良かったですが、実際に水鳥はそれほど多くなかったですし。
アオゲラ、モズ、まだ見たことない鳥がいっぱいいそう。