4月:カルネ取得<カルネ取得からバイクの輸出・受取まで>
4月7日 日通から見積書が届く
「カルネの申請書を真剣に書かなきゃ」とか思ったけど、どうも筆が進まないなあ。でも大雑把に書けるところは書いたから、やる気になればすぐ書き終わるかな・・。
あと今日は日通に電話して、概算見積書を送ってもらったけど、料金20万円になっていた。手抜きしちゃってもう〜。日通からの見積書はサクッととりあえず作った感じ満点だった。
梱包してみないと値段分からないと行ってるから、少し高めに概算だすしかないよね〜。概算より安くなるのは確実と言っていたしね。船のスケジュールは一応書いてあるな。
4月10日 旅行計画書とスペアパーツリストを書き終える
旅行計画書とスペアパーツリストを完成させたぞ〜。
旅行計画書
あったり前だけど書いた通りにはいかないと思うな。
北アメリカ大陸行程図
当然だけど、行ってみなきゃわかんねー。カナダだけで旅をやめるかもしれないしね。
南アメリカ大陸行程図
南米に行くと、なかなか日本に帰れなくなるから、日本へ帰ってからのことも考えるとはホントに行くかは微妙。でも行ってみたいし、行く可能性はあるから書いてるケド・・・。
スペアパーツリスト
3月に考えたヤツよりかなり減らした!それでも多いけど。
はっきり言って、計画どうりにコトは運ばないだろうな。途中で旅をやめたくなったら一度日本へ帰ろうとも思ってるんで、計画の最後まで行く可能性は低い。ずっと見てみたかったアラスカとBAJAカリフォルニアが見れれば満足しちゃうと思うんだよね!
特に俺の友達に言っておくけど、100ccで世界一周とか期待しないでね!なんか君達が、「そこまで行ったら、行きたくなるんじゃないの〜?」とか言うから、こんな計画になっちゃったけど、旅行が日常っぽくなったら日本に帰る予定なのだ!
4月13日 カルネ申請書も書き上げる
父に保証人になってもらい、書類を一応書き上げた。実印を押すところがなんと6箇所も!父のも入れると10箇所だ!!おまけに訂正印も実印だから、いったい何カ所押したことやら。重みのある書類になったな〜。
4月15日 JAFヘ書類を提出しにいく
今日東京へ行く用事があったので、JAFへ書類を出しに行ってきた。でも面 倒くさいことになったんだな〜これが。
受け付けで書類を見てもらっていると、係りの女性社員さんは登録証明書のところでぶつぶつ言い始めた。「このナンバーこれで平気なのかな〜?ちょっと待ってください。」と道交法のコピーを持ってきた。
どうやら、俺のもらってきた証明書の「Midoriku A 2901」というナンバーは登録出来ないはずの番号なのではないかと言うのだ。通常はナンバーの頭には、神奈川県の場合”KNY”と言う文字(神奈川横浜の略)が入るらしい。
現に俺の友人のKさんもKNY1というナンバーだった。俺は「Midoriku」の国際ナンバーなんてきっと誰も持ってないから、コレがいいなと思っていたのだが。
でも、道交法を違反してまで、JAFがそんなナンバーくれるハズないとか思っていたら、どうやら道交法にはそこまでの規制はないらしく、クリア!KNYというのはいままでの、慣例でやっているようで、明確にそれじゃなきゃダメっていうルールはないようだった。
ということで一件落着かと思いきや、ナンバーを作る業者がナンバー作れないとか言いなすった!!!「作れ!」と言えば出来ないはずないんだけど、コストやらなんやらの問題もあるんだろうな。
JAFのおねーさんは、あわてて陸運局へ電話していたよ。それでKNYナンバーの登録書の再発行までお願いしてくれていた。てなわけで、また陸運局に行かなきゃいけな〜い。ちゃんちゃん。
4月16日 再び陸運局へ行って登録書を作り直してもらう
さっさとカルネの申請終わらせたかったので、すかさず陸運局へ行ってきた。昨日JAFのおねーさんが電話してくれていたおかげで、行ったら書類が出来ていたよ。手際がいいね!
さっそくナンバーが何番になったのか見てみると、”KNY 1 “だった!「よしっ、これでKさんのバイクは俺の物だ。」な〜んて思うワケもなく、彼と連番になるのを期待してただけに、ちょっと意外!一緒の番号だなんて!
受取りの際に係りの人から「ナンバーは、JAFさんの言うとおりに、原付の登録順でつけときましたから、これでもう大丈夫ですよ。」と言われたけど。すでに” KNY 1 “っていう番号は登録されてるハズですよ〜!陸運局っってデータの管理がなってないよね。同じ番号発行ってどうなの?
なんて係りの人に言えるワケもなく、「ありがとうございます!!!」といって、この面白い展開を一人喜んでいましたとさ!
再発行してもらった登録証書と申請書一式をもって、その足でJAFへ!うちからJAFまで2時間かかるんだよね。遠いよ〜。JAFに書類のチェック等で1時間弱いたかな。
これで完璧!無事受理されるかと思ったら、「スペアパーツリストのTOTALの下についている罫線を、上に持ってきて下さい。」だって。確かに見本もそうなってる!!!
罫線の位置の違うスペアパーツリストだけ、カルネが出来るときに再提出になってしまったよ。
預ける保証金はいったいいくら?
申請した際に、保証金(JAFに預けといて、帰国後帰ってくるお金)はいくら位 になるのか尋ねてみた。そしたらナント55万円位になってしまうそう!!55万も預けなければいけないとは・・・。これはブラジルが予定に入っているからで、関税率が低いところならそこまではいかない。
ブラジルの関税率が70%で、その他の税率が34%なので、
¥428.360(車両価格、輸送費、スペアパーツの総計)×70%+¥428.360×70%×34%=¥547.444となるそう。
旅行に行く前にお金なくなっちゃうよ〜!でも日本に無一文で帰って来たときは、この50万円が救いになる気もするから、保険と思って預けていくよ!
ちなみに今日はJAFにもろもろの手続きのお金¥35.720払ってきまた。
4月24日 カルネの受け取り
ホントは昨日カルネが出来るはずだったが、JAFから連絡があり本日になった。カルネの受け取りに必要なものは、「保証金」「実印」「スペアパーツリストの訂正したもの」。
船の輸送費は梱包代等を含まない計算になるとのことで、保証金は少し安くなり約42万円だった。保証金は、帰ってきた時のことを考えて現金で預けることにした。
カルネの保証金を渡して書類をいくつか書いた後、JAFのおねーさんは「このナンバー友達のと一緒とは思いますけど」と申し訳なさそうに渡してくれた。カルネの書類の使い方も一通り聞いて、無事JAF関係の手続きは終了!
これが国際ナンバーだ!
カッコイイ〜けどおもちゃっぽい!海外のおまわりさんに止められまくるんじゃないの〜と思えるナンバーですな。
カルネ
表紙と中身はこんな感じ。手帳サイズのパスポートとちがって、A4サイズくらいなので持ち運びには案外大きいかも。
ということで、カルネの準備は無事に終了!次は船の手配が待っています。はやく走りたいな〜。
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