バイクのシート生地の張り替えと、シート生地へのロゴ塗装〜天涯レストア37
カワサキ・天涯のリアシートの張り替えをしました!シートにはしっかりとKAWASAKIのロゴも書き込んでみました!
古いシートは、反りと落ちない汚れがあったので、かなり見た目が変わりました!
細かいカスタムばかりやっていましたが、今回はシート生地の張り替えの作業風景とシートへのロゴ入れについても書いてみますね。
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天涯のシートは汚なく、反って浮いていた
天涯のシート生地は切れて居る部分こそなかったものの、落ちない汚れが付着しており状態が良くありませんでした。
また汚れだけでなく、シート全面の反りも大きかったです。
先日KLR650A型に取り付けた新品シートはシート全面がピッタリとタンクに密着しています。
KLR650に付いていた古いシートを天涯に取り付けると、タンクとシートの間は少し空きます。でも許容範囲内です。
しかし天涯に付いていたシートは反りがひどく、シート下のパイプやケーブル類も見えてしまっています!(もう少し手前から見ると中がみえます)
乗るには問題ないのですが悲しい状態なので、KLR650A型で使っていた古いシートを貼り替えて天涯に取り付けることにしました。
シート生地をはがす
シートからシート生地を剥がし、新しいシート生地をハンドタッカーで止めていく作業になります。
昔あんこ抜きを手伝ったのが初めての経験で、今回で3回目だったかな。
まずホッチキス部分をドライバーやペンチなどで外していきます。
外すとスポンジ部分が出てきますので、この上にシート生地を取り付けて行きます。
使用したシート生地は?
シート生地は合皮JPさんからバイク用のシート生地を買いました。リンクはバイク用シート生地のページです。
こちらの商品はロールで届くため、シワなどが入らない状態で届くのが有り難いです。
色は純正に近い感じのレッドにしました。
バイクシート用の記事もいろいろ選択肢がありますが、こちらは生地がしっかりしていて良かったです。
シートの素材によってはビニールを巻かないといけない商品もありますが、こちらの素材はPVCなので雨を通さないのでそのままで平気かなと。
シートの裏地もバイク用として程よい感じで、丈夫さの割にはまぁまぁ伸びる素材なのもいいバランスですね。
シートをハンドタッカーでとめていく
まず必要な分の布を用意しました。このシート生地は2回分の大きさがありましたので半分を使って作業していきました。
シートにかけてみるとこんな。赤い色やシボの大きさも丁度良かったです。
先ほども書きましたが、ロールで届くのでシワもなくていいですね。
使ったハンドタッカーはコレ。MAXのすごく古いものです。針の長さは6mmのものを使いました。
一発でうまくいかないので、仮止めしながらシワをなくてしていきました。
シートが傾斜しているこの部分のシワが取りにくかったです。
すこしずつ伸ばしてとめていき、なんとか見れるくらいになりました。
シート最後部はどうしてもシワが出来てしまいましたが、ここはほとんど見えないのでまぁいいでしょう。
裏側はこんな感じにホッチキスの針でとめてあります。余分な部分の布を切れば完成です。
染めQでシートにロゴを入れる
天涯やKLRのシートには大きくKAWASAKIのロゴが入っています。
これを入れないと純正っぽく見えませんので、ロゴを入れにチャレンジしてみることにしました!
まずKAWASAKIのロゴデータを作って大きさを合わせ、シール用紙をカットして、そこに染めQで色を付けています。
カッティングマシンについてはこちらで記事を書いていますので、興味があれば見てください。
シール用紙をカットしたのが下の写真です。「a」の文字は真ん中を残さないといけないのでシートに貼ってから剥がすことにしました。
カッティングしたシール用紙をシートに貼り付け、回りをマスキングします。
シートの皮を染めるのは、染めQのホワイトを使いました。
まるで染めたかのような仕上がりになるスプレーで革製品などに使えます。
KAEASAKIの部分に染めQをスプレー!何度かに分けて塗り重ねました。
ロゴがしっかり入って良い出来映え!
左側はバッチリ綺麗に出来ました!こんなに上手くいくとは思いませんでした!
右側は少しシール用紙が浮いていた部分があり、そこは少し滲んでしまいました。左のaの部分と中央のaの部分です。
まぁでも十分ですかね!染めQの仕上がりには十分満足しました!
シートをのせて完成!純正のような仕上がり
シートをバイクに乗せてみました!ロゴが入るだけで純正のような仕上がりになりました!
シートが綺麗になってバイク全体がさらに新しくなったように感じました!
後日、張り増ししてさらに良くなりました。
後日、実際に乗ってツーリングしてみると、くの時に折れている部分にシワが入りました。
この部分はどうしても難しい部分ですが、このシワがとれるように前後左右にさらに引っ張って張り増しをしました。
その後、山中湖まで行った時のシートの状態がこれです。
下りた時はややシワができるのですが、少し時間がたつとシワがなくなりました。
両サイドに入るシワは純正でも出るので仕方ないですね。
とにかく程よい張り具合になったので、しばらく綺麗な状態を楽しめそうです!
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