KLR650 A型 カナダ仕様を新車で購入した時の話
私がKLR650A型を輸入した時のKLR事情や、長い付き合いとなったKLR650を新車購入した時の話をしてみたいと思います。
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カワサキ KLR650というバイク
KLR650は1987年の登場し、GEN1(A型、B型、C型)、GEN2(E型)、2021年からはインジェクションモデルのGEN3と続いていきます。
私のKLR650はA型で、A型はかなり息の長い長寿モデル!2007年まで20年間作られたロングセラーです。
このA型は1987〜日本国内で売られたことがありますが、日本では走るのに良い場所がのなかったことが原因で不人気モデルに。
2年間ほどで打ち切りされた後はどこのショップも輸入することなく、国内では忘れ去られた存在になりました。
派生モデルもあるKLR650
1987年に登場したKLR650ですが、純粋進化したモデルの他に派生モデルも存在します。
まず、日本でもファンの多いB型の天涯。A型をフルカウルしたパリダカレプリカで4年間作られました。
その後に発売されたC型は欧州向けのデザインとなりトレール志向強いものになりました。
日本ではC型をレッドバロンが輸入してモタード化して売っていました。
E型は2008年〜のモデルで、外装などの見た目だけでなくあらゆるところがアップデートされています。
そして2021年からは待望のインジェクションモデルにモデルチェンジしています。
購入時・1996年のKLR650事情
私がA型を買った1996年は、欧州向けにはC型も売っていた時期です。
フェアリングがついて高速が楽そうな北米向けのA型、オフロードへ気軽に行けそうな欧州向けのC型という2つのKLR650が存在しました。
どちらも格好良く魅力的なスタイリングでしたが、発売から10年たったA型は古くさく感じましたね。
しかしオフロードへ行くならばC型よりもKLX650という良いバイクがあったので、個人的にはA型が気になりました。
KLR650を新車で輸入
オーストラリアツーリングで、日本で忘れ去られたKLR650A型・C型を何台か見て、手に入れたくて仕方なくなります。
そして旅から帰国した後、仕事を見つけて落ち着いた1年後くらいでしょうか、行きつけにしていたバイク屋さんに相談。
A型、C型はぶっちゃけどちらでも良かったのですが、バイク屋さんの親しい輸入代理業者が北米に強かったこともあり、カナダで1台買い付けてもらって輸入しました。
インターネット時代ではなかったので、色さえ良く分からず輸入してもらって、お店ではじめて色が分かったという・・。
はるばるカナダから1台だけやってきた私のKLR650。納車まえに見に行ってニコニコしていたのは良い想い出です。
高速は楽ですが安定度はイマイチ、オフロードはとりあえずはダートも行ける程度のレベル、「なんでそれ?」と友達に言われ続けました!
その後2000年にKLR650をカナダへ一時輸出しツーリングしてきました。愛車の故郷でもあるカナダを走っていることがとても幸せに感じたのでした。
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