アウトライダー休刊で感じたこと
アウトライダー再度休刊の話を聞いて、久しぶりに買ってきました。
旅に特化した記事を読み、美しい日本の風景眺めながら、色々な場所へのツーリングに思いを馳せた雑誌でした。
その休刊の決まったアウトライダーの92号を読んで感じた事を少し書こうと思います。
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写真の美しい旅をメインにした雑誌だった
復活前のミリオン出版時代は、よく買っていた雑誌の1つで、いろいろな旅先の写真や楽しい企画を見るのが大好きでした。
バイクの旅やアウトドアをメインにした雑誌は珍しく、旅にはまっていた私にはどの記事も魅力的に感じたものです。
また、掲載写真もとにかく綺麗で、ここを走って見たいと思わせてくれましたね。
実は一度、記事かかせてもらったこともある雑誌なので思い入れも強いんですよね。
自分の旅のスタイルが出来上がり、あまり買わなくなった
自分で日本全国を旅し、海外ツーリングに手を出し始めると、段々と自分のスタイルが出来上がりはじめました。
紹介される場所も行った事がある場所が多くなり、アウトライダーをだんだん買わなくなっていきました。
当時、企画がマンネリになったからと言われていましたが、アウトライダーを買うような旅人は自分なりの旅のスタイルが出来てしまったのだと思います。
私もすでに行ったことある所は、ちゃんと読もうという気もあまりおきず、だんだん読むページが減っていった気がしています。
行った事が多くなってきて、記事にワクワク感を感じなくなってしまったのかもしれませんね。しかし、間違いなく強く影響を受けた雑誌でした!
休刊そして立風書房からの復活
ミリオン出版時代のアウトライダーが休刊し、立風書房からアウトライダーが復活しました。
こんな時しか買わなくて申し訳ないですが・・・、復活は自とても嬉しく購入しました。
記事を見ても、若い頃のようなやワクワク感はなかったけれど、嬉しかったのは確かです!
しかしこの頃はすでにネット時代になっており、WEBでホットな情報が入りやすくなっていました。
やはりそちらの方が見てワクワクするんですよね、雑誌という情報量そちらばかりを見ていました。
休刊が決まったのアウトライダー
アウトライダーはmミリオン出版、立風書房、学習研究社時代を歴て、バイクブロスへと発行が変わっていました。
休刊が決まった92号を読んでみた感想は・・・ム、ムズカシイ(笑)
テーマを作って、読み物のようになっていて、気楽にアハハハと読む感じとはちょっと違いました。
ライターさん、編集者さん、読者も含めて、年齢上がってるんでしょうが、ライターさんの考えや興味の方向が深いほうへ行っていて難解になってるんですね。
書いている本人はとても楽しいテーマなのでしょうが、読み手が同じ興味もてるかは別だなぁ・・と感じてしまいました。
しかし、綺麗な写真を出して紹介して、ここいいでしょ!というだけではインスタで十分という話。
雑誌としてどのような個性をだして、買ってもらえるものにするかは、なかなかムズカシイですね。
それから、コピー(見出しなど)は格好つけているのがカッコイイ時代の雰囲気で、記事のタイトルなどは時代を感じました。
良く言えば、古き良き時代のあの感じなのですが、今はこの時代ではないんだろうなぁ・・と思えてしまった自分がそこにいました。
かといって、ちょっと格好つけたあの文章の感じをなくすとアウトライダーではなくなる気もします。
アウトライダーを愛してきた人達が新しい要素も取り入れつつ、アウトライダーの世界感を試行錯誤しながら守ってきたのでしょうが、これが時代というものなのか。
いろんなところで作り手の苦労が見えてしまうのも、自分も年寄りになったからですかねぇ・・・。
雑誌にこだわらずに旅の世界を見せて欲しい
アウトライダー休刊は寂しいですが、雑誌を作り上げてきた方々には雑誌にこだわらずアウトライダーの世界感を見せ続けていただきたいものです!
ひとまず、みなさまお疲れ様でした!
アウトライダーを読みたい
アウトライダーの世界をまた感じたくなったら、古本でけっこう手に入りますので、気になる号を買って読んでみると面白いですよ。
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アウトライダー、バイク雑誌では一番購入した雑誌ですよ。
内容は兎も角、グラビアが良かったですね。
ここに行きたい!! 走りたい!! そう思わせる写真が多いのが魅力的でした。
これって自転車雑誌のニューサイクリングと共通してました。
最近書店ではパラパラめくって見るだけでしたが、再びの休刊は残念ですね…。
オートバイツーリングは盛り上がっていると思ってましたが、自転車同様にリターン組の盛り上がりのピークは過ぎちゃったのかな(悲)。
写真、良かったですよね。ここ行ってみたいとか、走ってみたい、って思いましたもん。
実際、同じとこいって、同じようなことやってみたりもしましたしね。
リターン組のピークはまだ過ぎていないような気がしますが、
今回雑誌を見て、ネットがあったり、書き手の年齢も上がっていたり、いろいろムズカシイなぁ・・と思いました><
うんちくたれる我々オッサンより、純粋に楽しんでいるネットで見る若者のほうが、文字や写真みて楽しい感じするんですよね^^;
ミリオン出版のアウトライダーが休刊になったとき、一時代終わった感じがして寂しかったですが、
今は、アウトライダーに限らず、いろんな雑誌がどんどん休刊になっていくのが寂しいですね。
「アウトライダー」が休刊したのも復活したのも再度休刊になったのも知らなかった・・・
昔は良く読んでいて、特に寺崎さんと太田シェフの「ナチュラルツーリング」が好きでした。
オイラが野宿ライダーになったのも、この記事のせいカモしれない・・(笑)
いつのまにやら買わなくなってしまいましたが、確かに自分のスタイルが確立して、記事に興味が無くなってしまったからなんでしょうねぇ。
WEBが発達し、これから旅のスタイルを作ろうとする者が少なくなった昨今、との手の雑誌は存続が困難でしょうね・・・
そんなもんですよねぇ^^;私も今回の休刊は、ツイッターでだれかつぶやいてるのみて知りました^^;
ナチュラルツーリングよかったですね。私は、広瀬さんのファンランドが好きでしたよ。TW欲しくなりましたし笑
私もいつのまにか買わなくなりました。なかなか雑誌自体がムズカシイ時代になりましたね・・・。