カルネ申請までの流れ<カルネ取得からバイクの輸出・受取まで>
自動車旅行のためのカルネについて
カルネにはATAカルネ(商業目的用)、FIAカルネ(自動車の旅行目的用)がありますが、ここはバイクツーリング用のFIAカルネに取得についての流れになてちます。
※情報は1998年当時のものです。違うところもあると思いますが、大まかな流れは分かると思います。とにかくJAFヘ相談すれば、全て丁寧に教えてくれますので、1つ1つこなしていけば大丈夫です。
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カルネ取得の手順
1:JAFへ行って相談する
何はともあれ、JAFに連絡して相談してみましょう。相談したら、「JAFカルネのご案内」「申請書1式」「各国の通関情報」がもらえました。
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2:陸運局へ行って、登録証書をもらう
JAFでFIAカルネを発行してもらうために、バイクの登録証書をもらいます。JAFに相談した際に丁寧に教えていただけます。
・125cc未満のバイクも陸運局で取得。
・125cc未満は標識交付証明書と自賠責の支払書とパスポートが必要。
・125cc以上は車検証、125cc以上250ccまでは軽自動車届出書と自賠責の支払書が必要
・他人名義のバイクを使用する場合は、貸与証明書が必要。
以上のことは各管轄の陸運局によっても違うらしいので、確認が必要です。
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3:運送会社に行って船を予約する
出発日と輸送代が分からないと申請できなため、事前に運送会社に相談して、輸送費や日程を聞いておく必要があります。
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4:旅行日程表を書く
カルネの申請では、行かない可能性が高い国でも、行くかもしれないと思う国は全て書き込む。これは書類に書いていない国に行ってしまう方が問題になるためです。
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5:通過経路図を書く。
旅行日程表にそって、白地図にルートを書き込みます。
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6:スペアパーツリストを作る。
スペアパーツ一覧表を、パーツ No.、品名、数量、単価、金額を正しく記載。2枚必要。
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7:パーソナルアイテムズリストを作る。
ヘルメットとかテントとかを一緒に船で送るときに必要。正副2枚。
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8:印鑑証明書を取得
申請者と連帯保証人、2人の印鑑証明を1部ずつ取得。カルネ保険利用の時は、2部必要。(カルネがあるのに関税をかけられた時の為に、保証金をJAFに預けるが、現金で預けるなら1枚、保険会社に立て替えてもらうなら2枚。)
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9:申請
書類が整ったらFIAカルネの申請をします
カルネ申請書
車両に関する記載(125cc以上;車検証 125cc未満;標識交付書)
誓約書
旅行日程表
通過経路図
スペアパーツリスト
パーソナルアイテムズリスト
申請料
保証金またはカルネ保険関係書類
登録証書
以上のものを輸出通関の1ヶ月前までにJAFにもっていかなければなりません。問題がなければ2週間どでカルネが出来上がってきます。
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