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<TRIPOO!! 〜バイク・自転車・釣り日記〜>バイク(KLR650・XR100)、自転車(Vigore)、釣り、DIYなど趣味の日記

木箱に入ったバイク

カルネを使ってバイクを海外に運ぶ時、どういう会社に頼む方法があるかを書き残しました。

1998年の古い記事ですが、多少参考にはなると思いますので、カルネについて知りたい方は是非読んでみてください。

運送会社

バイクという荷物、特に個人のモノを1台運ぶと言うことは、運送会社にとって金にならない割の悪い商売です。

そのため運送会社によっては扱ってくれないところも多々あると聞いています。

ではどういう所に頼めばバイクを運んでくれるのでしょうか?

1:船会社に直接たのむ。(日本郵船、商船三井等)

かなり非現実的です。

おそらくコンテナ1つが単位 なので、バイク1台を運びたいと言っても取引してくれないと思います。

2:運送会社にたのむ。(日本通運、クロネコヤマト等)

私はこの方法でいきました。

運送会社と言っても、海外引っ越しを扱っている会社やバイクや車の運搬が得意な所に限られると思います。

運送会社はいくつかの荷物をハコに入れ、それをコンテナに積めて輸出してくれます。

大手の場合は現地に日本人が必ずいますし、いろいろな国に代理店をもっているので安心です。

3:輸入代理店、輸出代理店にたのむ(バイク屋等が使っている小さい会社)

自社の製品やクルマの部品等を輸出している会社では、コンテナのスペースを切り売りしてくれる場合があります。

もちろん知人である等のコネがないと相手にされない可能性もあります。

最終的に金額が高くなる可能性もありますが、コネがある場合は運送会社に頼むよりも安くなる場合もあると思います。

4:海外ツアーを扱っている会社にたのむ。(道祖神等)

使った事はないので分かりませんが、海外ツーリングを主催する会社では手配をしてくれる所もあるようです。

私の時代はあまりなかったですが、ツーリング用のバイクを海外へ運んでくれる会社が出てくるかもしれません。

金額は安くなるか高くなるかは会社次第ですが、様々な手配をプロがやってくれる安心感はありますよね。

 

もし頼むのであれば、運送会社か海外ツーリングツアー系のどちらかがいいと思います。

私は何のコネがなかったため、信用のおける日本の運送会社に頼みました。

具体的には日通を使いましたが、現地の日本人の社員の方に手伝ってもらい、トラブルなく運ぶ事ができました。

ちなみに友人は別の運送会社を使い、少し大変な目に遭っています。

現地対応してくれる人がおらず、全て自力で通関しなければならず、1ヶ月くらい四苦八苦したそうです。

見積もりの金額だけでなく、現地での対応等を考慮して信用出来そうなところを選ぶ事も重要だと思いました。

担当者によっても対応が随分と違いますので、責任を持って自分で選びましょう。

特に短期の旅行の場合は受け取りの事を十分考慮して選択して下さい。

木箱に入ったバイク

 

日本からの船積み

手順としては、カルネ取得後にそれを持って、運送会社の梱包工場か受け渡し場所に行く事になると思います。

私の場合は梱包の姿を見ることなく受け渡ししました。

それから通 関後にカルネを、船が出てからBL(船荷証券)のコピーが郵送されてくると思います。

後はそれを持って現地で引き取るだけです。

 

海外での受け取り

まず日本で聞いておいた現地の会社に電話する事になります。

そして実際にいつ通関するのかを確認して、現地の会社へ出向く事になります。

私の場合は現地採用の日本人の方が迎えに来てくれました。

その後、書類やパスポートを持って税関へ行かなければなりません。

税関では、書類の確認などをしていくわけですが、専門用語も出てくるので英語力がないとなかなか難しいです。

実際に友人は、辞書にも載ってないような専門用語と格闘したそうです。

プロであれば簡単なことに見えたので、日本語の話せる人のいる会社を選んで良かったと思いました。

そして最後にバイク用の保険を買わなければなりません。

これも何度もバイクを運んでいる会社であれば、保険会社を紹介してくれます。

そこへ入ってどういう保険をかけ、何日かけるかを言えば手続きしてくれます。

全て書類が揃いOKがでれば、倉庫でバイクを受け取りその場から乗り出せます。

日本通運カナダで受け取ったバイク

 

海外からの受け渡し

私の場合ロサンゼルスから送りましたが、日本人がいる会社という事もあってスンナリと送る事が出来ました。

アメリカはFIAカルネが使えない国でしたが、本人の持ち物であるとういう証明があれば輸出が出来ました。

基本的にどの国も輸入よりも輸出の方が簡単に出来ると思うので、問題はあまりないと思います。

もちろんどこから日本へ帰るかが分かっているならば、あらかじめ現地からの発送について聞いておく方が無難です。

必要なら現地の担当を紹介しておいてもらうと安心ですね。

私の場合は帰りが決まっていなかったので、現地で電話をいれて聞きました。

「扱っていません」と断られたり、なんとか食い下がっても電話をたらい回しにされたりして時間がかかりました。

英語力があれば簡単なことなのでしょうが、なかなか担当の人へたどり着けなかった記憶があります。

日本通運ロサンゼルス

 

日本での受け取り

日本でのバイク受け取りは簡単です。日本語が使えますしね!

荷物が届いたというアライバルノーティスという書類に書いてある電話番号へ電話して、いつ通関できるか聞きます。

そして運送会社へ顔をだして、税関と倉庫の場所を聞き、通関後にバイクを受け取りたい事を伝えます。

最後に税関へいきますが、カルネの場合は面倒な書類もなく、サインをもらえば手続きは終了。

運送会社からもらったデリバリーオーダーという書類とカルネを持ってバイクが保管されている倉庫へ行きます。

書類を渡すとフォークリフトでバイクを持ってきてくれるので、トラックに乗せてもらい家まで運んでご対面 となります。

横浜税関本牧ふ頭出張所

 

費用について

費用は運送会社によって違うと思いますが、私の場合の費用を参考に載せておきます。

日本-カナダ 約20万円(受け取りまで含む)
アメリカ-日本 約8万5千円(680ドル)

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