鶴見川に架かる橋巡りサイクリング 新横浜→川和編
先日雨で悔しい思いをした自転車で橋巡りの続きをしてきました。午前は用事があったので夕方近くからの出発になってしまいましたが、新横浜から川和のあたりまで走ることが出来ました。
何度も何度も通っている鶴見川ですが、まじまじと橋を眺めたことはなかったので面白いですね!さてそれでは行ってみましょう〜。
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「新横浜大橋」から再スタート
前回尻切れトンボになった新横浜大橋からスタートしました。新横浜へとつながっている橋なので、上流側から見ると新横浜の街が綺麗に見えます。
首都高・横浜きたせん(K7)の上にある「新横浜換気塔」
上の写真の左側に写っている塔のような建物は、首都高・横浜きたせん(K7)の排気や換気を行う塔です。
地下を走る横浜きたせん(K7)では、北新横浜の「新横浜換気塔」の他、「馬場換気塔」と「子安台換気塔」があります。アクアラインの風の塔のようなものです。
出来たとはメチャメチャデザインされた塔が出来たと驚きましたが、この3つの換気塔はグッドデザイン賞に選ばれているみたいですね。
デザインがかっこいいのは認めますが・・・自然との調和もうたっています。それには違和感しかありませんけれど^^;
他にもここには小型の変電設備が・新横浜受電所があったり、首都高速の新横浜交通管理分駐所があったりもします。
新横浜ICと日産スタジアムを結ぶ「亀甲橋」
横浜市港北区新羽町にある首都高速・横浜きたせん(K7)の新横浜ICと日産スタジアムの目の前を結んでいる橋が「亀甲橋(かめのこうばし)」です。2002年(平成14年)3月竣工しました。
この橋のすぐ近くには亀の甲羅のような形の亀甲山があったのが名前の由来かなと思います。亀甲山は、小机での戦の時に太田道灌が拠点として選んだ場所でした。
亀甲山のあたりはすっかり首都高速の新横浜ICの開発で、見る影もなくなってしまいましたけれどね。
亀甲橋の上流側からは日産スタジアムが良く見えますね。このあたりはサイクリングコースが広くなったので走りやすくなりました。
首都高速が通る「大熊川トラス橋」
鶴見川と大熊川の合流地点にあるのが、首都高速・横浜北きたせん(K7)の「大熊川トラス橋」とサイクリングコースの「大竹橋」です。
まず「大熊川トラス橋」ですが、首都高速が上下2層で走っています。この橋はなかなか美しく、特に金属面に夕日を浴びた時はなんともいえない雰囲気になります。
竣工は2014年(平成26年)4月で、2016年(平成28年)に「大熊川トラス橋」と名付けられ、2017年(平成29年)3月に首都高速・横浜きたせん(K7)が開通しました。
「大熊川トラス橋」は、単径間鋼床版ダブルデッキトラス橋としては、なんと日本最長!
条件がいろいろついているので日本一感は少ないですが、鶴見川サイクリングコースにも日本一がありました。
歩行者や自転車だけが通れる「大竹橋」
大熊川トラス橋がとても目立つ存在になってしまいましたが、こちらの「大竹橋」が昔から鶴見川サイクリングコースに架かる橋でした。
鶴見川の支流の大熊川に架かりますが、鶴見川サイクリングコース専用の橋なので歩行者や自転車だけが通れる橋です。こちらの橋は1970年(昭和45年)1月竣工。
小机地域の物産や地誌が鎮めてある「小机大橋」
オレンジの橋桁が鮮やかなのが、1982年(昭和57年)に作られた「小机大橋」です。第三京浜の港北ICから新横浜へと続く道になります。
橋に貼ってあるプレートによると、小机大橋の橋台は中空式で、その中には小机地域の物産や地誌が鎮めてあると書かれていました。
第三京浜が通る「第三京浜鶴見川橋梁」
東京と横浜を結ぶ第三京浜の橋が「第三京浜鶴見川橋梁」です。1964年(昭和39年)に竣工。
鶴見川沿いに出来た物流施設「DPL新横浜1」
第三京浜鶴見川橋梁と川向橋の間に立てている建物です、「イトーヨーカドー・ネットスーパー」「大和ハウスグループ」「DPL新横浜1」のロゴがあります。
この建物は、DPLは大和ハウスのマルチテナント型物流施設とのことで、6フロアあるそう。そのうちの3フロアがいトーヨーカドーネットスーパーになるようです。
完成は2022年3月の予定なのでもうすぐですね。このあたりは農地でしたが、景観が一変しました。ネット時代になって、このあたりも物流施設が増えてきていますね。
上麻生道路の旧道だった「川向橋」
1986年(昭和61年)3月に竣工した川向橋は、県道12号線の上麻生道路の旧道が通っていました。
パイパス的な道が出来ているため、車の通りは少ないくのどかな雰囲気が漂う場所です。
斜めになっている「新川向橋」
県道12号・上麻生線が通る新川向橋は、1977年(昭和52年)竣工の橋です。内陸部から海へとつながっている道で多くの車が通っています。
特徴的なのは斜めに坂になってかかっていること。もう見慣れてしまいましたが、初めて見たら印象的かもしれませんね。
鶴見川・中流部の風景
新川向橋の上流川から見た鶴見川の風景です。川幅はまだありますが、下流部と比べるとだいぶ細くなりましたね。
鴨居駅からららぽーとへと続く「鴨池橋」
鴨池橋は鴨池人道橋とも呼ばれる橋で、自転車や歩行者しか通れない橋で、JR鴨居駅前から、ららぽーと横浜へと続いています。
このあたりは元々工業地帯でもあったので、ららぽーと横浜にも多くの会社があり、通勤時間帯は多くの人が利用する橋です。
1990年(平成2年)竣工の橋で、街灯のデザインが独特です。
美しいアーチ橋「鴨池大橋」
鴨池橋の少し上流にあるのが鴨池大橋です。車の場合はこの橋を使って対岸へ渡ることになります。
この橋は2003年(平成15年)年に竣工した橋で、アーチ橋になっており、鶴見川には「鶴見川橋」と「鴨池大橋」のアーチ橋があります。
どちらの橋もとても美しく、鶴見川沿いでは1・2を争う美しさだと個人的には思っています。
トラス構造の「鴨居水道橋」
鴨池大橋の上流側には1971年(昭和46年)5月竣工の「鴨居水道橋」があります。トラス構造のいかにもな姿がなかなかいいですね。
鶴見川と恩田川の合流地点にある「落合橋」
2000年5月に作られた落合橋は、県道45号線・丸子茅ヶ崎線と鶴見川が交わる所にあります。この橋のすぐ上流で鶴見川と恩田川が合流しています。
またすぐ橋の横には下水処理場があります。今ではとても綺麗な水を流していますが、かつては川に泡が多くみられた場所でもありました。
落合橋で鶴見川は一気に細く
落合橋と千代橋区間の鶴見川サイクリングコースの風景です。ららぽーとのあたりもそうでしたが、このあたりも工業地帯のため小さな会社なども多いエリアです。
また、鶴見川と恩田川が分かれ、川が一気に細くなる場所でもあります。
いろいろな橋が架かっている「千代橋」
千代橋が見えてきました。手前に見えている青い部分は千代人道橋ですが、一般的にこの橋まるっと千代橋と呼ばれています。
まずは独立して手前側にある千代人道橋。歩行者のみの橋になります。こちらの人道橋は1984年(昭和59年)3月竣工なので、千代橋の交通量が増えて危険になったため歩道が増設された感じでしょうか。
千代橋と人道橋の間には、NTT東日本のケーブルが通っている橋があります。
そして車道があるのが千代橋です。1969年(昭和44年)竣工。脇には水管が設置されていますね。
4つの橋が架かる川和の橋脚地帯
港北ニュータウンが開発され、地下鉄グリーンラインが通って大きく変わったエリアが川和です。シンプルな道路だったものが4つも橋が架かる状態に・・・。
もうかつての姿も思い出せないですが田んぼエリアの方からまっすぐに伸びていて橋も一本でしたが、工事によってグニャグニャになっていき、訳分からない状態を経て今の状態になりました・・・。
さて、橋はというと、左から「精進橋(下流側)」「市営地下鉄グリーンライン橋梁(名称不明)」「精進橋)」です。
そして、その少し上流に見えるのが「川和北八朔橋」です。
精進橋(下流側)
まず一番手前にある茶色い橋が精進橋(下流側)です。2010年(平成22年)3月竣工。川和町から中山方面への橋になっており一方通行です。
市営地下鉄グリーンライン橋梁
そしていかにも鉄道橋っぽいのが、市営地下鉄グリーンラインの鶴見川の橋梁。橋自体は綺麗な形なのですが、他の橋に挟まれてなんだか窮屈そうですね。
そして上流側から見た「精進橋」。2005年(平成17年)9月竣工。橋についている銘板を見ると、こちらには「(上流側)」とついていません。
ちなみに精進橋の下には、東京電力のケーブルなどが通っていました。
川和北八朔橋
2011年(平成23年)5月に竣工した橋。中山から港北ニュータウンへの一本道から住宅街を通らずに北八朔超方面へと抜けるために作られたんでしょうか?
将来的には道を整備してうまくつなげる計画もありそうな雰囲気もありますね。わかりませんが。
思ったよりもこの川和の橋で時間がかかりタイムアップ。ここで夕方になりました。川和のあたりはもう変わりすぎて昔を思い出せないほどでした。ここから上流はまた今度!
過去の「鶴見川・橋巡りサイクリング」はこちらで見れます
鶴見川流域の生き物の事がよく分かる!
鶴見川流域に住む、魚、鳥、昆虫などがイラストと簡単な文で紹介されています。
また鶴見川流域の地図上に、どのあたりでどの生き物が生息しているかも書かれており、鶴見川の生き物がとても身近に感じられます。
生き物の詳細までは書かれていませんが、鶴見川を徒歩や自転車で散歩したときにとても楽しくなると思います!
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