昭和が色濃く残るむつ市の飲み屋街が面白い〜GW東北ツー3日目
ツーリング3日目は下北半島です!下北半島は過去何回か行ったことがあるので、だいたい雰囲気は分かっているのですが、それでもツーリングライダーとしては、本州最北端の大間崎に行きたかったのです!
この日は天候も悪かったので風景への感動はイマイチ薄かったのですが、その代わりに宿泊したむつ市にある、昭和の香りが色濃く残る飲み屋街がとても印象的でした。
■ツーリング日:2019年4月30日
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GW3日目ツーリングコース
とにかく大間崎を目指す日です。天気が悪くなる予報だったので、雨が降らないうちに下北半島で回ったことがない所を見て回るようにしました。
雨が降りはじめるまでは良かったのですが、雨が降ってからは、林道は道が悪くなってきたので引き返し、通ろうと思っていた道は行き止まりで引き返し、時間がなくなり同じ道を戻ってきてしまいました。
■グリーンのラインが三日目(ポイントのマッピングは正確ではありません)
広がる大地がすごかった、ラムサール条約湿地帯・仏沼
看板が道に出ているのですが、下北半島の観光地としてはメジャーではないからか、ほとんどの方が通過してしまうところだと思います。
私も仏沼に住む鳥にはあまり興味はないのですが、とにかく広い大地を見ることが出来たので立ち寄って良かったと思いました。
仏沼とその周辺の水田までの見渡す限りの平原はなかなかのスケール。
農道の砂利道もひたすらの一本道で、広いエリアをビッグオフローダーで走る爽快感を堪能できました。実際走っている動画で広さを感じていただければと思います。
橋につながれた船
橋の上を通りすぎる車やバイクからは見えない、橋の下に係留された船です。橋にロープでつながれて流されないようにしてありますね。ゲームでいえばマップ上に見えないお宝を探しあてた感じで、こういう風景見つけるとちょっと嬉しくなります。
高瀬川を見ながら休憩
湖に見えたのですが、地図を見ると川のようです。河口近くなので幅が広いんですね。コンビニでの休憩もいいのですが、こういうところでぼーっとひとりで休憩しているのが案外好きなのです。
鳥取砂丘より広い猿ヶ森砂丘
鳥取より30倍も広い猿ヶ森砂丘の端っこに立ち寄ってみました。砂浜は潮の流れで砂が堆積して出来上がり、砂丘は砂が風によって運ばれるて出来上がるそうです。ココだけ見たら普通に砂浜にしか見えませんが・・・。
この砂丘のほとんどが防衛省の敷地になっていて、北に歩いて行くと柵が現れて中に入ることは出来ません。時間があれば奥まで行ってみたかったのですけどね。この砂丘のもう一つの楽しみである鳴き砂を楽しみ、猿ヶ森砂丘を後にしました。
砂丘湖 荒沼に立ち寄る
猿ヶ森砂丘には大小さまざまな砂丘湖が近くにあります。砂丘湖とは風が砂の起伏をつくりそこに水が流れ込んで出来た沼なのですが、その一つの荒沼に立ち寄って見ました。
たどり着いて沼を見渡して思ったのは、以前ツーリングしたオーストラリアのフレーザー島の湖に雰囲気が似ていることでした。
砂の島フレーザー島で見た湖も砂丘湖だからでしょうか。
下の写真はオーストラリアのフレーザー島の湖です。水の色は違うけれど、なんとなく雰囲気にていませんか?
脇道ダート
下北半島も幹線道路の脇に気になる道がいくつも出現します。
いちいち入っていたら時間が全然足りないので素通りするのですが、入りやすそうなところに一つ入ってみました。
幹線道路からほんの50mくらいのところです。ちょっと脇道にはいると別世界ですね。
猿ヶ森小中学校 跡地
ヒバ埋没林へ向かう道にあったこの地区の小中学校の跡地です。
今は避難場所になっているだけのようですが、小さな村ですが立派な小中学校があったのですね。
道路沿いからも小中学校の校舎は見れるのですが、せっかくなので校庭に歩いて入ってみました。
一番多かった時で何人くらい生徒がいたんでしょうね。廃墟のようになっているのが少し寂しい感じがしました。
ヒバ埋没林
見てみたかったヒバ埋没林へも行ってみました。駐車場にバイクを止めてトレイルを歩いて行きます。
海から砂が打ち上げられ、立ち枯れたヒバが飛砂に埋まってしまったのがヒバ埋没林です。簡単にいえば、砂地に立ち枯れたヒバがある・・・みたいな。
立ち枯れのヒバの写真撮ったんですが、データが破損して開けません・・・。行った証拠写真のみ・・・。
立ち枯れの木の雰囲気が好きなので行って良かったと思いますが、一般的には観光の優先度は低めですかね。
足場のかかった灯台が残念だった尻屋崎
行く前から分かってはいたのですが、灯台に足場がかけられ工事中なので今一歩な感じでした。以前行った時は馬がたくさん海岸にいて驚いたのですが、観光用の馬しか見れずちょっと物足りなかったかな。
雨でも感動!大畑桜ロード
桜の季節に走る大畑桜ロードはなかなか良かったです。やはり初めて見るものは新鮮で感動が濃いですね!
途中で雨が降ってきて少しせつなくなってしまいましたが、全長8km以上続く桜並木の下を走るのはとても気持ちがよかったです!走行動画でもお楽しみください。
雨の佐藤ヶ平林道〜易国間林道は悪天候+雪路面で引き返し
雨が降っていたので悩んだのですが、大畑から少しだけ林道へ入ってみることにしました。だめそうなら引き返すつもりでしたが、佐藤ヶ平林道はフラットなので普通に走れてしまいました。
そのまま易国間林道にはいり標高を上げていくと雪が出始めました。雪も凍っておらず轍もあるので、何カ所かあった雪はクリアしました。
雨が降らなければ抜けれたのでしょうが、雨がひどくなってきて雪がある部分の路面がドロドロになってきてしまい、もし一人で進んでコケたら辛そうな状況になってしまいました。
この辺でやめておこうの判断で路面が分かっている方へUターンしました。んー残念。
本州最北端の大間崎
今日の目的地に到着!ここだけは雨が降っていませんでした!いくつかお土産を買って退散!来たことだけで大満足です。
県道284号線あすなろライン通交止め
大間崎から少し南下し、あすなろラインを目指しました。路面が大丈夫そうなら途中から湯ノ川林道でむつの町に抜ける予定でした。
しかし県道284号線あすなろラインに到着すると、「この先通り抜け出来ません」の気になる看板が!この看板は本当に抜けれない雰囲気です。
林道入口まで行ければ行ければ抜けれるかもしれない?と思いながら進んでみることにしました。戻るのは覚悟の上です。
しばらく進むと通交止めのゲートがあり、予想通り抜けれませんでした。後で調べると冬季通交止めでもあるのですが、舗装工事で2021年まで通交止めらしい・・。
次来るときは全線舗装路なのは残念ですが、生活する人にとってはラクに走行できて時間も短縮できるので便利になりますね。
かなり昔ですが、下北半島は国道338号線がダートだったのでびっくりした記憶があります。
下の写真は1990年の国道338号線。ワインディングの未舗装路でとにかく時間がかかったので、オンロードバイクでは走るのを敬遠する人が多かった道路です。
話しがそれました。通交止めでは仕方ないので県道46号線でむつの町へ向かおうかと思いましたが、雨で峠越えをしても面白くないので、海岸沿いの同じ道でむつの町へ向かうことにしました。
ここは昭和?むつの町の飲み屋街
雨の中を走りむつ市のビジネスホテルにチェックイン。お腹が減ったのでホテルでお店の地図をもらいお散歩しました。
地図をもとに歩き始めますが、飲み屋街が今日一番の衝撃です。この昭和の雰囲気がこれだけ規模で残っているとは。
昭和の香りが残っていた東京の武蔵小山のりゅえるも再開発で消えてしまいました。
ここが再開発されるのかは分かりませんが、この雰囲気が残っているうちに、この手の飲み屋が好きな友人と一緒に飲んでみたいですね。
飲み目当てでむつ市に来てもいいのでは?と思ったくらいです。
夕食は、めし処 大夢の下北ジオパーク塩ラーメン
ごはんはホテルの近所にあった中華料理屋さんの大夢さんにはいりました。メニューはいろいろありましたが下北ジオパーク塩ラーメンというのに惹かれ注文。
ホタテ、生のりに加え、イカも入っている。メニューの説明書きには、津軽海峡の100%天然塩を使っているらしく、とにかく下北産にこだわっていました。
味もこれが大当たりで、ものすごい好み。磯の出汁がでたスープはもちろん、細麺がよくスープに絡んで美味しかった!次回行ったらまたリピートしたいです。
宿泊はバイク駐輪場があって安心のホテルニューグリーン
公式に屋根付き駐輪場をうたっているだけあって、バイク置き場はしっかりしていました。
ホテルのタイプは非常にオーソドックスなビジネスホテルなので、どんな人でも安心して泊まれるかなと思います。
天候が今一歩でしたが、むつの町の飲み屋街とラーメンでなんだか満たされました!
明日は予定していたルートは天気が微妙なので、なるべく雨が降らない地域を走りたいと思います。
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只今ウインで見てますが問題なく見れてます
やはり、ブラウザなどでブロック状態になってるんですかね?