タンクの錆び取りを実施!〜XR100をビッグタンクに1
北米ツーリング時のXR100Rの特徴は、なんと言ってもビッグタンク。あのときのビッグタンク仕様になんとか戻したい!
まずは、タンクの錆を取るところから始めましょうか。
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XR100Rのビッグタンクはジェベル125のタンクを改造
XR100Rにはもちろんビッグタンク設定もなく、社外品もありませんでしたので、大きさがちょうど良さそうなジェベル125のタンクを使っています。
もちろんジェベル125のタンクをそのままではつけられないので、へこませたり、留め具をつけたりして装着しています。
ジェベル125のタンクは13リッターのガソリンが入るのd、予備のタンクを持つことなく600kmを超える航続も可能となりました。
コーティング剥がしに失敗し錆び落としにも失敗、しかし錆びで状況が好転!
特注のタンクなので新しいタンクは買えませんし、いまさら特注する意味もないので、今のタンクの錆び取りをすることにしました。
実は以前、XR100Rを動くように整備したときにタンクさび取りをしたことがあります。
しかし、中にあったコーティング材を取りきれなかったため失敗。コーティングが剥がれない部分が多くあり、錆取りを諦めた経緯があります。
そのためビッグタンクを諦めノーマルタンクを付けたたのですが、何年かたって見るとサビが進行したためかコーティング材が浮いていました!
錆びのおかげできれいにコーティングのカスまでとれたのです!
錆の状態
見えない底部が一番ひどいですが、見えているところはこんな感じです。錆び落としすればなんとかなるかな?
フューエルコックとキャップ部分のフタを作る
錆取り液を入れて、タンクを逆さまにしても漏れないように、木とゴムとビスでフタを作りました。
錆取り剤は花咲かGを使用
花咲かGが家にあったので、花咲かGでやってみます。錆取り剤としては定番ですね。
コックにさきほどのフタを取り付け、花咲かGを希釈してタンクに注入。満タンにした後、ひっくり返せるようにキャップも付けておきました。
錆びたガソリンキャップは液を小さい容器に入れて浸しておきました。
たまにひっくり返しながら放置
ひっくり返しても漏れなくてホッ。それなりに希釈しちゃったんで、結局5日くらい放置したかな。たまにひっくり返しておきました。
そしてタンクの中の錆び取り剤を出し、水洗いしてヒートガンで乾燥しましたが、タンクの中をじっくり観察してみると底の方に錆びがまだのこっています・・・。
ギリの希釈でやったので、時間をかなり長めにやったけどダメでした。希釈しすぎだったかも・・・。
追加で別のさび取り剤を入れ、上や横にも液を回しながら様子をみると、1〜2時間ですっかり錆もとれました。
洗って乾燥しとりあえず自分的には満足できる状態になりましたので、いったんこれでOKとしました。
コーティング材はいったんなしで
通常であれば再びサビが出ないようにコーティング剤を使用しますが、以前のコーティング材はコーティング材の下地がサビてダメになりました。
コーティング剤は剥がせないほどのものだったので、失敗するとタンクをダメにしてしまいます・・・。
失敗する未来しか見えない!!
もうちょっとよく調べて薬剤を検討して施工するか、信頼出来そうな所があればプロにお願いしなおしたいので、いったんこのまま使うことにしました。
いちおうリン酸塩被膜を出来ているので、しばらくは大丈夫かなと。
タンクの錆、BEFORE AFTER
サビ取り前は赤錆だらけでした。
サビ取り後は、タンクの中も入り口の部分と同じような状態できれいです。タンクにフタをして逆さまにもしたので、穴の手前までしっかり錆が落ちてます〜。
タンクキャップ、BEFORE AFTER
液に一瞬つけてしまいましたが、サビ取り前。こっちも錆ひどかったです。
サビ取り後。こちらはかなり綺麗になりましたね。
タンクもキャップも錆はほとんどなくなりましたが、念の為マグネット付きのガソリンフィルターは付けようかと思います。
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