そんなのアリ?国際ナンバープレートがダブリ番号 !
私は海外へ2度ほど自分のバイクをJAFのカルネを使って送ったことがあります。
その際に国際ナンバープレートとJマークを装着するのですが、原付の方の番号が海外を旅した友達の番号同じ番号で発行されました!
なんでそんなことになったのか?管轄の違いと番号の管理体制によるものでしたが、面白い出来事でしたのでその小話を書きたいと思います。
<スポンサーリンク>
海外を走るためのカルネと国際ナンバープレート
海外に自分のバイクを持って行ってツーリングする時、「カルネ」という書類を使ってバイクを持ち込むことになります。
カルネはバイクや車の一時輸入許可証みたいなもので、最後に国外へ持ち出すことを条件に免税で持って行く事が出来るのです。
日本から愛車で国外を走るためには、JAFでカルネを作り国際ナンバープレートとJマークを装着します。
下のものが国際ナンバープレートです。
そのバイクに装着する国際ナンバープレートの番号ですが、基本的には現在ついているナンバーと同じものの英語表記のもになります。(125ccを超えるバイク陸運局管轄のバイクに関して)
たとえば 「横浜 と 1318」だと、「KNY TO 1318」 という具合に。KNYは神奈川横浜の略で、横浜ナンバーであることの記号です。
国際ナンバーの番号は陸運局で発効しますが、陸運局が管理している車検証と同じ番号になるのです。しかし原付の場合は違うんです・・・。
原付の国際ナンバープレートの番号
陸運局の管轄ではない原付・原付二種のナンバーも陸運局で申請します。
つまり日本のナンバーは市町村などで管理しているのに、陸運局が国際ナンバーを発効することになります。
管轄がちがうため、陸運局がナンバー情報を持たない車両の場合は地域の陸運局のルールで決まります。
JAFの人の話では申請順の通し番号にする事が多いとのことでした。
しかし私が陸運局から最初にいただいた番号は、自動二輪車や自動車が車両と同じというルールにあわせて、区を英語表記にして発効されました!
番号はぶっちゃけ何でもいいわけですが、文字が長過ぎて問題となりました。
JAFで紹介されたナンバープレートの製作業者から文字が多すぎて作れません!と言われてしまったのです(笑)
結局、JAFと陸運局で話しをしていただいたのですが、原付・原付二種の場合は通し番号でやっていることが多いと伝えたそうで、最終的に「KNY 1」という登録番号になりました。
なんと友達と同じ番号だった!
この「KNY1」という番号、オーストラリアを原付二種で同じ番号で走ってきた人を知っておりました!なんとダブリ番号です!
ちゃんと国際ナンバーの登録番号が管理されていなかったのでしょう。
紙の時代ということや申請も少なかったので仕方ないと思いますが、同じ番号になってしまったのです!
彼はもう帰国していますし、この番号を付けて走っていないので問題はまったく起きませんでしたが、あまりのお粗末さに大爆笑!
同じ番号を持っていたK氏に連絡を取り、同じ番号の国際ナンバーをつけ2台で記念写真となりました。※国際ナンバーで日本を走ることは出来ないので、道路は走ってはいませんよ。
「KNY1」という番号は偽物くさい
この「KNY1」というナンバー、なんだか嘘くさく見えませんか?
この嘘くささのおかげで、普通に走っているだけで何度も警察に停められ、「このナンバーは偽物だ!」とまで言われる始末!
友達も同じように警察に何度も停められたとのことで、同じ苦労を話があり良い思い出になりました。
国際ナンバープレートを付けて走った、海外ツーリングの日記
このナンバーで旅した時のリンクを貼っておきます。もしツーリング日記に興味があるようでしたら、是非ご覧ください。
「KNY1」の国際ナンバーで旅した時の日記
北米縦断 原付二種の旅日記・ダイジェスト版(1998年)
→https://tripoo-net.com/motorcycle/japan/25041/
「KNY TO 1318」の国際ナンバーでタンデムで旅した時の日記がこちら。
カナダ横断タンデムツーリング・ダイジェスト版(2000年)
→https://tripoo-net.com/motorcycle/japan/29271/
海外ツーリングを実現した憧れの人達が語る本!
海外ツーリングに憧れた人が雑誌などで見たことがある人達18人のライダー達の体験などを読むことが出来る本です。
超有名人だけでなく海外ツーリングに興味を持っていた人たちなら知っているという人までが関わっているのが面白いです!
ツーリングで海外を目指した人や実現させた人なら読んでみたい本の一冊でしょう!(古本になります)
<次の記事へ> 新横浜のラウンドアバウトという環状交差点へ行ってみた
<前の記事へ> アウトライダー休刊で感じたこと
コメントはありません